驚愕の地球パワー!岩山の内部を落下するトリュンメルバッハの滝
バスでトリュンメルバッハの滝へ
ラウンターブルネンのツーリストインフォーメーション前から出発する
午前9時発のバスに乗車する。
ラウターブルネンからのバスはスイスパスで無料。
9時27分にトリュンメルバッハのバス停に到着した。
乗車時間はおよそ7分。
トリュンメルバッハの滝
バスを降りて「滝はどこだろう」ときょろきょろ探したが見つからない。
それもそのはず、トリュンメルバッハの滝は、
今わたしたちの目の前にある、
この高さ300mの断崖絶壁の
岩の中を流れ落ちているのだ。
ええぇ~、なんですとー!!
ユングフラウの山々の10の氷河から溶け出した水が、
岩を削り地中にこんなものすごい滝を作り出した。
まさに大自然の脅威。
氷河が動いてU字谷ができた、
なんて言っても実感がわかないが、
コレを見れば一目瞭然。
トリュンメルバッハの滝は、
地球のパワーを肌で感じることのできる、
驚愕のこども自然教室だ。
トンネル内の階段
バス停から遊歩道を5分ほど歩くと入り口のゲートに着く。
ここで入場料(大人CHF11、子供6才以上CHF4)を払い
さらに進むとエレベーター乗場がある。
岩をくり抜いて作ったエレベーターで、
第6滝まで上り、
そこからトンネル内の階段で
一番上の滝まで歩いて登る。
地中に彫られた階段のすぐ横を
猛烈な勢いで流れ落ちるトリュンメルバッハの滝。
そのすさまじい轟音とエネルギーに誰もが寡黙になる。
いや、滝の音が大き過ぎてしゃべっても何も聞こえませんからー。
トリュンメルバッハの10の滝
一番上の滝まで登ったらちょと休憩して、
今度は今来た道を引き返す。
昨日の筋肉痛で、
も~下りがつらいこと。
さっきエレベーターを降りた第6滝から下にも4つの滝がある。
帰りにエレベーターを使わず歩いて降りれば、
トリュンメルバッハにある10の滝を
全部見ることができるのだ。
滝の音がすごくて何も聞こえないよ~
10の滝を見学しながら下まで降りたら、
ゲートを出て遊歩道を歩きバス停へむかう。
滝の爆音がまだ耳の奥に残っている感じだ。
これからバスでいったんラウターブルネンまで戻り、
そこからロープウェイでミューレンを目指す計画だ。
バス停までの帰り道
氷河が削ったU字谷の底に広がる封歩道を歩く。
朝から続く霧雨をまとった緑の芝が瑞々しい。
ゲートからバス停に戻る途中にある土産物店。
土産物店で売られていた顔人形。
バス停の前のカフェ。
背後には氷河が削った 切り立った岩肌が迫る。
カフェのテラスで雨宿りする人たち。
カフェの店内はオシャレで落ちついた雰囲気。公衆トイレもある。
渡したちは10時32分のバスに乗ってラウターブルネンに引き返した。