全日空フランクフルト線〜機内サービスとマイレージの裏技でゲットした航空券

2019年2月2日

全日空フランクフルト線に子連れで搭乗

全日空フランクフルト線

 

今回のヨーロッパ旅行でわたしたちが利用するのは、全日空のフランクフルト線。

夏休みのピーク時だったので機内はほぼ満席。

しかし、驚いたことにこの線を利用する人の約8割は、フランクフルトが旅行の目的地ではないらしい。

 

かくいうわたしたちもフランクフルトは乗り換えだけ。

本当の目的地はチューリップ、いやいやチューリッヒ

 

フランクフルト空港は、スターアライアンスグループの主要メンバーで、

かつヨーロッパ域内に最大級のネットワークを持つルフトハンザ航空の母空港だ。

 

スターアライアンスの航空会社で乗り継ぎたい乗客にとって、

その日のうちにヨーロッパのさまざまな都市へ飛べるフランクフルトは、

ヨーロッパ最強のゲートウェイといえよう。

 

機内食の写真

 

機内サービス

 

離陸予定時刻は午前11:35。

フランクフルトまでの飛行時間は約11時間だ。

 

離陸してシートベルトの着用サインが消え、まず飲みのサービスが始まる。

ジュースやお茶のほか、ワインやビールもOK。

全日空特性のおつまみももらえる。

そのあとおかわりがないか聞きにまわって、それから食事が配られる。

 

全日空はハワイ線などでも同様だが、

国際線でもとても丁寧にお客さんに対応するので、

食事が配られるまでに大変な時間がかかる。

 

搭乗してから2~2時間半後くらいが食事がはじまるだいたいの目安。

もうお腹ペコペコだよ!

 

米系の航空会社だと、

いちいち乗客の言うわがままんて聞いてないし

 

もー投げるように

飲み物でも食事でも配るから、

搭乗してから食事にありつけるまでの時間が短かい。

 

どっちがいいかは、人それぞれですが。

 

こういう事態がわかっていたので、

こどもたちの食事は早く持ってきてもらうように頼んである。

おなかがすいて騒ぎだしたら大変だから。

いや、おなかがすいて騒ぎたいのは

 

わたしもです!

 

今回はメインの食事はビーフカレー、サフランライス添え、か、タラの西京焼きと和風ごはん、のどちらか。

あと到着の2時間くらい前にグラタンとヨーグルトの軽食が配られた。

 

リフォームで無料航空券

 

ところで我が家は、今のマンションに引っ越して来た時、バスルームをリフォームした。

その際、リフォーム会社は全日空の「住んでマイル」の参加企業から選び、

リフォーム代の支払いはショッピングマイルがもらえるクレジットカードで決済した。

その結果こりゃまた思いのほかたくさんマイルがたまったのだ。

 

今回の航空券は、その時たまったマイルでゲットしたもの。

お風呂リフォームして気持ちいいうえに、

ヨーロッパまでの無料航空券4人分もらえるなんて、

なーんか話がうますぎて小心者の私はかえってびくびくしてます。

 

ルフトハンザ航空5000マイルの裏技

 

人がオイシイめに会った話なんて聞いても、

こんちくしょーとくやしいだけでしょうが、

すみません、さらにオイシイはなしは続きます。

 

ヨーロッパまでの必要マイルにあと5000マイル足すと、

スイスとシチリアへも無料で行けるんだって。

ええ~本当かそれ!

 

この「5000マイルの裏技」には、

 

 

全行程中ストップオーバーは2回まで、

という条件と、

日本とヨーロッパの往復には全日空便を使用すること、

という条件がついている。

 

私たちの実際の行程を使って説明すると、

成田→フランクフルト→チューリッヒ

ここで1回目のストップーオー、

そしてスイス旅行。

 

数日後、

チューリッヒ→ミュンヘン→シチリア島、

ここで2回目のストップオーバー、

そしてここからシチリア旅行。

 

最後に

シチリア→ミュンヘン→フランクフルト→成田

ミュンヘンーシチリア間のフライトは週2便しかなく満席でとれなかったため、ミュンヘンーナポリに変更した)

という使い方。

 

フランクフルトで乗り換えするだけなら

(あるいは24時間以内の滞在なら)

ストップオーバーの回数にカウントされない。

 

5000マイルの裏技は、

ルフトハンザのネットワークを活用すればこんな大技に化けるのだ。

 

ちなみにフランクフルトから先の行き先は、

スイスやイタリアじゃなくても、

ルフトハンザで乗り継げるヨーロッパ域内なら、

たいていの場所はOK。

 

機内の様子

         スクリーン前の座席は足もとが広くて快適

 

シート

 

209便のシート配列は3-4-3。

我々はスクリーン前の中央4席を確保した。

ここは足もとが広くて快適だ。11時間のロングフライトもこの席なら苦にならない。

 

各シートにはパーソナルテレビが備えつけられていて、映画はビデオンデマンド。

自宅のテレビでDVDを観るのと同じように、

好きなときにスタートでき、早送りや巻き戻し、一時停止などの操作もできる。

 

今回のフライトでは、「ミッションインポッシブルⅢ」や「ALWAYS ~三丁目の夕焼け」「RV」「男はつらいよ寅次郎知床旅情」などを楽しんだ。

(そんなに観たのかー!)

特に「三丁目の夕焼け」はいけません!

も~オイオイ泣いて、

 

体中の水分が涙になって出てっちゃったー!!

 

って感じ。

ノドからから、ってそんなわけないだろ~。

 

そうこうしているうちに高度が徐々に下がって行く。

どうやらもうすぐ着陸らしい。

大きく旋回する窓の下に、

霧雨に煙るフランクフルトの摩天楼が、

ぼーっとかんすで見えていた。