カトマンズ市内観光で絶対に外せない徒歩では行けないおすすめの見どころBest4

ナマステ〜。2024年11月、登山初心者にも関わらず標高5364mのエベレスト・ベースキャンプ(EBC)に登りました。EBCを目指すヒマラヤエベレストトレッキングは想像以上に過酷でしたが、これまでの人生で見たこともない絶景の連続で達成感は最高でした。
今日はECB出発前に登山ガイド会社が連れて行ってくれたカトマンズ市内観光の様子を紹介します。この記事がこれからネパール旅行へ行かれる方の参考になればとっても嬉しいです。
それでは夢と冒険の旅へヒアーウィーゴー!
カトマンズ市内観光ツアーの概要

滞在してるホテルアートのロビーに10時集合。
専用車で
- ネパール最古の仏教寺院「スワヤンブナート寺院」
- ネパールの古都「パタン」
- ヒンドゥー教徒の聖地「パシュパティナート」
- ネパール最大のチベット仏教の仏塔「ボダナート」
をぐるっと巡ります。

途中で昼食を食べて午後5時頃ホテルに戻りました。
参加者は日本から参加している私たち3名と、一緒に明日エベレスト方面へ向かうイギリス人男性とアメリカ人女子大生、そして明日からポカラ方面へトレッキングに出かけるイスラエル人男性2人の計7名です。それにガイドとドライバーが帯同します。
料金はエベレストトレッキングに含まれているとのことで無料でした、うはは。
カトマンズで絶対に外せない、しかも徒歩では簡単に行けない4つの観光地を車でさくっと巡ってくれたので大変ありがたかったです。
スワヤンブナート寺院(モンキーテンプル)

最初に訪れたのはカトマンズ中心部から3kmほど西にある小高い丘の上に建つ「スワヤンブナート寺院」です。

ここは別名「モンキーテンプル」と呼ばれるほど敷地内に野生のお猿さんがたくさんいます。

スワヤンブナート寺院は、カトマンズ盆地が太古の昔、湖だったころからこの丘の上に建っていたという伝説があります。

寺院からはカトマンズの街並みが見渡せてとても眺めの良い場所です。

ネパール最古の仏教寺院とされ、1979年に世界遺産に登録された「カトマンズ盆地」の主要な構成要素の一つでもあります。

寺院の敷地中央には下部が白いドーム状で上部にブッダアイをもつ高さ15mの黄金の仏塔がそびえています。
四方八方へ5色のタルチョが伸びているのが印象的です。

小さな仏塔の奥に聳える黄金の仏塔。

至る所にお猿さんがいます。

お供物を売る露店。

お供物を食べるお猿さん。
古都パタン

次に向かった先は古都パタンです。
パタンは299年にインドの歴史上で絶大な支持を集めたアショーカ王によって作られた古い都です。インドから遠く離れたこんな場所にもアショーカ王が都を作っていたことに驚きです。

1995年の大地震のダメージから修復が進んでいて、都の中心「ダルバール広場」にある王宮や寺院は美しい状態に復元されていました。
このパタンのダルバール広場は、ユネスコ世界遺産に登録されている地域の一部で、数多くの歴史的建造物を見学することができます。

タレジュ寺院は、16世紀にマッラ王朝の統治者によって建立され、タレジュ女神に捧げられた重要なヒンドゥー教寺院です。

王族の守護神として崇拝されており、外観は高い壁に囲まれ、威厳ある雰囲気を醸し出しています。精巧な彫刻や壮麗なネワール建築の美しさを堪能できます。

クリシュナ寺院は、パタン旧王宮広場にある三階建ての石造りの寺院で、ヒンドゥー教の神クリシュナに捧げられています。
1階にはマハーバーラタやラーマーヤナの物語を描いた彫刻が施され、2階にはクリシュナ、3階にはシヴァが祀られています。さらに、最上部のシカラには仏像が祀られており、ヒンドゥー教と仏教が共存するパタンの宗教的多様性を象徴する寺院です。

ヴィシュワナート寺院は、パタン旧王宮広場にあるシヴァ神を祀った小さな寺院です。正面には2頭の石の象が入り口を守るように立っています。シヴァ神の乗り物である雄牛ナンディの像もあり、内部にはシヴァ・リンガが祀られています。

こじんまりした寺院ですが、静かで落ち着いた雰囲気が魅力的な場所です。

スンダリ・チョークは「美しい中庭」という意味で、中央の池や繊細な石の彫刻がフォトジェニックなスポットです。かつては王族のプライベートな空間として使われていました。

ガルーダ像。

ジャガナラヤン寺院。月食の祭り?か何かで多くの女性が赤い服を着て並んでいました。
この寺院は1995年の地震で全壊しましたがみごとに再建されています。

パタン博物館は、旧王宮の一部を改装して作られています。青空が伺えるパティオ(中庭)を囲むれ赤煉瓦造りの建物で、3階まで上がることが可能です。ネパールの芸術や歴史を知ることができる場所で、特に仏教とヒンドゥー教の彫刻や工芸品が豊富に展示されています。
パシュパティナート

パシュパティナート寺院はシヴァ神を祀るヒンズー圏四大寺院のひとつで、ネパール最大のヒンズー寺院です。5世紀に建立された後、歴代マッラ王朝君主によって改修がくり返されて来ましたが、シヴァ神の力の象徴とされるご神体(シヴァリンガ)が発見された数千年前から聖地として信仰を集めていたと考えられています。
寺院の横を流れるバグマティ川は、インドの聖なるガンジス川の支流で、ガンジス川同様、聖浄の力があるとされています。ここで沐浴することで一切の罪は浄化されるため、来世の輪廻転生を思い、ここで荼毘に付されることを強く望む教徒が後を絶ちません。

パシュパティナート寺院は1979年に世界文化遺産に登録されたカトマンズ渓谷の主要な構成要素の一つでもありますが、ヒンズー教徒以外は内部に入ることはできません。その代わり入場料を支払えば、火葬する前にバグマティ川の水で死者の体を清める最後の儀式を見学することができます。

火葬する前の儀式〜火葬はとても賑やかでお祭りのような盛り上がりを見せます。
それもそのはずネパールのヒンドゥー教徒にとってこの川辺で火葬され川に流されることは最大の喜びとのことです。

寺院本塔はパゴダ様式の屋根に金箔、四方の壁には銀箔が施され、至るところに伝統木彫が施されています。本塔の周りには、ヒンズー教、仏教両方に奉献された聖堂や伽藍や僧院等が建てられ、聖地を守るように林立しています。
仏塔ボダナート

カトマンズ市内観光ツアーの最後に訪れたのは仏塔ボダナートです。

ボダナートは、カトマンズにある高さ約36mのネパール最大のチベット仏教の仏塔で、こちらも「カトマンズの渓谷」の一部としてユネスコの世界遺産に登録されています。
世界チベット仏教の中心地であり、中心にはブッダのお骨が埋められているそうです。

到着後、ボダナートを目の名にのぞむレストランで遅めのランチをいただきました。

世界遺産の世界最大のチベット仏塔を眺めながらいただく、本場のネパールカレーはとっても美味しかったです。

靴を脱げば仏塔の台座部分に登れるというので食後、みんなで登って仏塔からの景色を楽しみました。

タルチョーが遅い午後の青空にはためいていました。
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それではまた世界のどこかでお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を!
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