ホテルキアオラリゾート(旧星野リゾート)&スパ・タヒチ・ランギロア【子連れ宿泊体験】
💓イアオラナ、マーウルウル、マリンスポーツ歴40年、子連れ海外旅行をこよなく愛するイルカパパです。
5才と8才の子供を連れて個人手配タヒチ家族旅行に行ってきました。
タヒチ滞在6日目、楽しかったボラボラ島にお別れを告げて、いよいよ世界のダイバーの憧れ、ランギロア島へ移動します。今日は我が家がランギロアでお世話になった星野リゾートを中心にランギロアでの子連れ滞在の様子を紹介します。最後まで見てね〜、マーウルウル。
👦星のリゾート・キアオラ・ランギロアは運営委託契約の終了に伴い2019年6月1日から「ホテルキアオラリゾート&スパ」に名称が変更になりました。
ホテルキアオラ(旧星野リゾート・キアオラ)のビーチデュプレックスバンガロー(子連れ可、4人可)宿泊体験
ホテル・キア・オラリゾート&スパは、1973年ツアモツ諸島初の国際級リゾートホテルとして営業をスタートした老舗。現在でも、ランギロア島で唯一水上コテージをもつ5つ星ホテルだ。
2015年4月、日本の星野リゾートが現地企業からホテルの運営を受託し「星野リゾートキアオラ」として生まれ変った。日本国内からだけでなく、欧米からの観光客も取り組む狙いで、施設を大幅にリニューアルしている。
🐬2019年5月末に運営委託契約が終了し「星野リゾート・キアオラ・ランギロア」から「ホテルキアオラリゾート&スパ」に名称が変更になりました。
ホテルは空港からティプタパスに向って5kmほどの場所にあり、敷地はラグーンに面して東西に長く、美しいプライベートビーチを持つ。
空港からは送迎ルトラックで6、7分程度。またダイビング/スノーケリングポイントがある、ティプタパスやアクアリウムへは、ホテルの桟橋からボートで5~6分。
敷地内に日本人が経営するダイビングショップ「TOP DIVE Rangiroa」がある。(私たちが訪れたときは旧ホテルキアオラです)
客室
客室はすべて独立した1軒家のコテージで、ヤシの茅葺き屋根とウッドテラスが景観にマッチしている。コテージは4タイプ。水上バンガロー/74.5平米、定員3名、プールヴィラ/184平米、定員3名、ビーチデュプレックスバンガロー/73平米、*定員私たちが泊まったときは4名、ビーチバンガロー/61平米、定員3名、
ビーチデュプレックスバンガローとビーチバンガローには、海に面したテラスにジャグジーがある。
ビーチデュプレックスバンガローのフロアーマップ
室内には、セーフティーボックス、インターネット回線、ヘアードライヤー、エアコン、シーリングファン、コーヒーメーカー、ミニバー、電話が備え付けられている。ホテルの電圧は220ボルト、60ヘルツ。またバスルームアメニティは、シャンプー、コンディショナー、ソープ、ボディローション、シャワーキャップ。
水上バンガローには4人で1部屋に泊まれないので、今回はベッドルームが2つあるビーチデュプレックスバンガローを予約した。予約時に部屋のリクエストができるので、レセプションを背にして左手、敷地の一番奥の18号室をリクエストしたのだが、すぐとなりが一般の民家で、ちょっとリゾートっぽくない雰囲気だった。ただしティプタパスへ歩いていくには便利。 あと2棟のビーチデラックスバンガローは、水上バンガローの桟橋のたもとにある、8、9号室だった。(私たちが泊まったときの情報で現在は変っているか確認できていません)
レストラン
ホテルのメインダイニングはプールに面したティ・ライロア。ガラスの壁がスライドしてオープンエアーになる。朝食は7:00-10:00でビュッフェスタイル、昼食は12:00-14:00、夕食は18:30-21:00でアラカルトメニュー。毎週水曜、日曜の夜はバーベキュービュッフェで、タヒチアンダンスショーがおこなわれる。また桟橋の横には水上バー、ミキミキがあリ、タヒチビールであるヒナノビールやトロピカルドリンクを楽しめる。
ショップ
ショップはレセプション棟のフロントデスクとなりにあり、タヒチ特産の黒真珠を使ったオリジナルジュエリーを扱っている。また絵はがき、切手、Tシャツ、水着、パレオ、虫よけ、日焼け止め、フィルム、電池、みやげ物などを販売している。
アクティビティ
アクティビティデスクはレセプション棟フロントデスク向かい側にある。
無料アクティビティ
- テニス
- スノーケリング
- アウトリガーカヌー
- ビーチバレー
- ゲームサロン(ボードゲーム、ビリヤード、大型TV、DVD等)
- 黒真珠養殖場見学
有料アクティビティ
- ブルーラグーンピクニック 10,400CFP 9:00~16:00
- リーフアイランドピクニック 10,400CFP 9:00~16:00
- ピンクサンドビーチピクニック12,400CFP 9:00~16:00
- ドリフトスノーケリング 大人4500CFP 子供2250CFP
- ドルフィンウォッチング 4500CFP
- グラスボトムボート 3000CFP
- ラグーンフィッシング 8500CFP/1時間
- ディプシーフィッシング 32,000/1時間
- ぶどう園ツアーとワイン試飲6000CFP/半日 9600CFP/1日
- ボディマッサージ 6000CFP~
- フェーシャル&ボディトリートメント
- 自転車 900CFP/4時間 1500CFP/8時間
- スキューバダイビング
*最新のアクティビティは直接ホテルにご確認ください。
ホテルの地図
ホテルの公式サイト:https://www.hotelkiaora.com
まるでブルーラグーンに浮かぶ豪華客船!星野リゾートのインフニティプール
キア・オラのプールは決して大きくない。こどもたちが好きなウォータースライダーもないし、水が流れたり、波が出たりもしない。もちろん半魚人や怪人も出てこない。でも、なぜかとっても居心地がいい。プールは海の上にせり出していて、エッジから流れ落ちる水がまるで空に吸い込まれていくよう。
そのインフィニティエッジの海にせり出してる先っぽで、ふちにもたれて海を眺めていると、豪華客船で船旅をしているような気分になる。ってないでしょー!豪華客船に乗ったことなんかー。
もっと身近なたとえでいうと、絶景露天風呂ですか。水も、ちょっとぬるめのお湯という感じでこれがまた「いい湯加減」。いつまでも水につかっていたくなる、開放感ばつぐんのプールだ。
プールはレストラン・ティライロアのウッドテラスに面した場所にあり、バーミキミキもすぐとなり。ちょっと冷たいカクテルでも、っていうときにも便利だ。プールの一番手前にジャグジーがあり、ジャグジーの向かいに、プールカウンターがある。ここでタオルや、アウトリガーカヌーのオールを借りることができる。そしてカウンターの左手奥には、シャワーとトイレがある。
タヒチ語で「大きな空」を意味する世界最大級の環状珊瑚礁・ランギロア
世界有数のダイビングスポットを擁するランギロアは、珊瑚礁が真珠のネックレスのようにサークル状に連なった環状珊瑚礁=環礁の島だ。
その大きさが半端じゃない。
環礁の周囲は1周約220km!
こんな大きなネックレス、よほどの巨人じゃないと似合いませんね。
環礁に囲まれた内側の海=ラグーンの広さもケタ違い。ランギロアのラグーンの面積は、東京23区に匹敵する広さ。環礁の一方に立って内側を見ても、向かい側の環礁は影も形も見えない。まさに果てしなく広がるブルーラグーン、の形容がぴったりだ。
ランギロア環礁の地図
さらに、ランギロア環礁では、その陸地にも注目したい。巨大なラグーンを取り囲む環状の陸地は、頼りないくらい極細のヒモのよう。海抜1m、両側とも海、の細い陸地がどこまでも続く。その人口はおよそ2300人。世界でもユニークなその島に立つと、いったいどんな気分を味わえるのだろう?
交通
タヒチ島の北東350kmに位置するランギロアは、意外と交通の便がいい。パペーテからは週に20便前後の定期便があり、所用時間はプロペラ機で約55分。ボラボラ島からも毎日1~2便のフライトがある。
タヒチ旅行の際、他の島と組み合わせる場合にも計画を立てやすい。一方、島内にはバスなどの公共交通機関はない。空港正面の波止場に水上タクシーが止まっていて、ティプタパスやアバトルへ運んでくれるが、一般的には宿泊先の送迎サービスを利用する。
われわれが宿泊した星野リゾートキアオラには、レンタカー、レンタバイク、レンタサイクルのサービスがあった。ただし5人乗りのレンタカーは1台のみで、あとは全て2人用。家族でレンタカーを利用する予定があるなら、早めに予約するほうがいいだろう。
気候その他
山のないツアモツ諸島にあるランギロアは、気候の面でもソシエテ諸島と異なることが多い。例えば一般的にタヒチでは11月~3月が雨期とされるが、ランギロアでは雨が降ってもスコール程度、長雨が続くことは稀らしい。ダイビングのベストシーズンもその時期と重なる。
宿泊施設はリゾートホテルの他、ペンションが20数軒ある。また空港があるモトゥにはレストランやスーパーもある。島民の大半は空港があるモトゥと、パスの対岸のティプタ村があるモトゥに暮らしている。
ちなみにランギロアという名前は、タヒチ語で「大きな空」を意味するライロアという言葉が語源らしい。
ランギロア空港に到着
ランギロア空港は、環礁の北側にある長さ10km、幅およそ100m~200mのモツ(小島)のほぼ中央にあるとても素朴な空港だ。ボラボラ島からランギロア島までの飛行時間は約1時間10分。我々の乗った飛行機のシート配列は2ー2で、進行方向左側の席に座ったが、北へ向けて離陸したのでボラボラ島ではオテマヌ山は見えなかった。またランギロア上空でも、ブルーラグーンが見えたのは右側の座席だった。あー残念。
ランギロア空港に着陸し飛行機から降りると、滑走路を歩いて空港の建物へ向かう。ターンテーブルはなく、ロビーで待っていると、小型のトラクターのようなものに牽引されたカートで荷物が運ばれてきた。
空港内には、小さなバーとお土産物等を売っている売店がある。
空港があるモツには村が2つあり、西端のアバトルー村と東端のティプタ村がそれだ。
ちなみに、ランギロア空港とパペーテ間にも直行便が飛んでいてそちらの所要時間はおよそ60分。
カートから私たちの荷物を取り出して、建物の出口へ向かうと、ホテルの送迎バス(ルトラック)が迎えに来ていた。私たちを含め数名の乗客を乗せ、送迎バスはゆっくりと動き始める。空港を出るとすぐバスの車窓から目が醒めるような鮮やかなランギロアブルーにきらめくラグーンが見えてきた。ボラボラ島で散々奇麗な海を見たはずなのに、思わず息を飲み込んだ。
そして空港を出て10分ほど、私たちが泊まるホテルキアオラに到着したのだった。
ランギロア空港の地図
ランギロアのタヒチアンダンスディナーショー
われわれがキアオラ・ランギロアに到着したのは、日曜日、っていうことは夕食はバーベキュービュッフェか?今日は、あんあまりおなかすいてないんですけど。でもビュッフェのときはアラカルトメニューはないらしい。
パスタを1皿だけちょこっと、なんてわけにはいかないのだ。で、ビュッフェの料金は大人5500CFP、こども2250CFP。じゃあ、4人分でいきなり2万円近く消えていくっちゅうことー(泣)。
ダンシングボーイと呼ばれて
夕食ビュッフェの品数は豊富で、肉やシーフードのバーベキューがある。デザートも10品近い。おなかすいてない、というわりにはけっこうたらふく食べちゃったねー。
そうこうしているうちに、リズミカルな音楽が鳴り、ダンスショーが始まった。こどもたちは前のほうで床に座って見ていたのだが、ダンサーのお姉さんに手招きされて、「ああ、あいつら」と思ったときにはもうステージにあがって一緒に踊っていた。楽しそうに。ちくしょー、パパが踊りたかったぞ、そんなきれいなお姉さんと。その後ほかのゲストも次々にステージに呼ばれて、最後はみんなで盆踊り大会みたいな盛り上がりになった。
翌日以降、ホテルのプールやビーチで他のゲストに会うたびに「ダンシングボーイ!」と声をかけらるカイとリュウだった。
レストラン・ティ・ライロア~星野キアオラ・ランギロアのメインダイニング
ボラボラのパールビーチでは、朝食夕食が無料、という特典付きだった。その特典がないキラオラ・ランギロアでは、食事のたびにお金が消えていく悲しさを実感することになる。(実際は食事代は部屋付けにするので、チェックアウトの時に一括清算)
キアオラのレストランはティ・ライロアのみ。隣のテーブルとの間隔がたっぷりあり、空間もゆったりしているので、子連れ家族でもあまり気づかう心配はない。プールに面したテラス側の壁はガラスの引き戸になってて、全開するとオープンエアーになって気持ちがいい。
食事の内容と料金
朝食は食べ放題のビュッフェスタイル。料金は大人2000CFP、子供1000CFP。内容は、クロワッサン、トースト、シリアル、ジャムにヨーグルト、サラダ、フルーツ、ジュース等。朝食の営業時間は朝7時から10時まで。
昼食はアラカルトメニューから。オムレツ(1500CFP)の種類がけっこうあって、フレンチポテトもごっそりついてくるのでボリュームも満足。その他ポアソンクリュもあった。昼食の営業時間は昼12時から午後2時まで。
夕食もアラカルト。ただし毎週日曜、水曜はタヒチアンダンスショーがおこなわれ、そのときはバーベキュービュッフェになる。アラカルトの料理は、ボラボラパールビーチが「パシフィックフレンチ」なら、こちらは「アメリカンフレンチ」。ランギロアハニーなどいい素材を用いてボリュームたっぷりの料理に仕上がっている。子牛のカツレツ・コルドンブルー(2500CFP)がおすすめ。パスタは1500CFP前後、こどもたちの好きなボロネーゼはメニューにはなかったが、お願いしたら作ってくれた。1人前をちゃんと2皿に分けて。
ちなみにボンゴレは意味が通じませんでした。わたしの発音が悪かっただけ?パンが食べ放題なので、4人で2~3品注文すれば、十分おなか一杯になる、ってどれだけ食べたんだよー、パン。それから、昼食時と夕食時はデザートビュッフェ(1000CFP)がある。夕食の営業時間は18:30から21:00。
モツゥの先っぽのティプタパスまで朝の散歩
タヒチ7日目(ランギロア2日目)
翌朝目覚めると、コテージのまえのラグーンが朝日をあびてきらきら光っている。環礁に囲まれたラグーンは波がほとんどなく、水面はまるで鏡のようだ。よーし、ちょっと朝の空気を吸い込んでお散歩しますか~。夕べはこりゃまた食べ過ぎちゃったしね。
われわれの部屋はホテルの敷地のいちばん東端にあるのだが、さらに東の方に、なにやらお店っぽい建物が見えてる、もしかしたら安くて美味しいレストランかもしれない。なんかあそこには町もありそうだし、このままコテージのまえのビーチを歩いて行けばたどり着けるんでしょう。じゃあ、朝の散歩へGO!
潜水艦発見!
ビーチづいたいに歩き始めてすぐ、ダイビングショップ発見。「トップダイブ」ランギロア店だ。ありゃ~、これだったら、ホテルの敷地内にある「ブルードルフィンズ」より近いじゃん。わたしたちの部屋からほんの十数メートル。すでに朝のボートダイブに出発する準備だろうか、数人のスタッフやゲストがいそがしそうに動きまわっている。
そのとなりに「Cafe」の看板がかかった小屋みたいな建物があるのだが、この時間はまだオープンしてないようだ。さらにビーチを進むと、民家の庭先を抜けるような小道が続いている。そのときこどもたちが「パパ、あれなーに?」と指差す。その方向に眼をやると何ならカラフルな黄色い金属のかたまりが、草むらの中に。う~ん、これは修理中みたいな、、もしかして潜水艦かー。いや潜水艦といっても、ロシア海軍のとかじゃなくて、観光用のヤツだろう。ペンキでも塗りかえてるんですかね。
ティプタパス
さらに進む。もう民家の庭先というより、ほとんど人んちの家の中を通ってるっていう感じ。テレビや洗濯機、見えますし。でもあんまり人と会わないなー。みんなどこ行ってるんでしょう。
そしてとうとう先っぽにたどり着いた。えっ?先っぽ?どうやらわれわれはモツゥの端まで来ちゃったらしい。部屋を出て12~3分歩いただけですが。モツゥが切れた先に広がる海はティプタパス。世界最高峰のダイビングポイントがある場所だ。ええー、そんなすごいところにちょいと歩いてこれる不思議。
部屋から見えてた建物はやっぱりレストランだ。まだ営業していないようですが。
それからそのレストランの前に、ティプタパスの向こう岸へ渡る船の桟橋がある。でも期待してた町もお店もありませんでした。
人に尋ねるとこのレストランが開くのは11時頃らしい。まだ3時間近くあるじゃない。そんなに待ってられないからホテルに戻ろうか。
道路沿いに帰ればスーパーがあるらしいのだが、ビーチ沿いより2倍以上距離があるので、またの機会にしとこう。来るときよりかなり気温が上がったやしの木陰の小道を、てくてくホテルまで帰りました。じゃあ朝ごばんどーする?
水上バー・ミキミキでカスクートサンド&カフェオレの朝食パリの街角風
ホテルに戻って、ティ・ライロアの海側にある、バー・ミキミキへ行ってみた。ミキミキは、海上につくられたバーで、室内席とオープンエアーのテラス席がある。室内席は床がガラス張り。
ソファーに腰かけながら、床の下を泳ぐカラフルな熱帯魚を見れる。一方、ウッドバルコニーのテラス席は、横の階段からそのまま海に入って泳ぐことができる。
夕べ食べ過ぎちゃったせいか、散歩してもまだお腹がすかない。これじゃあ朝食ビュッフェをいただくほどの食欲じゃないので、朝食はカスクートサンドにカフェオレと、パリの街角風でいってみましょうかスィブブレ。どこがだー!!
バゲットサンド
カスクートサンドはハム&チーズとか、ツナ、チキンとか、3、4種類のチョイスがある。中身も美味しいけど、外側のバゲットのところが、香ばしくてこりゃまたトレビヤ~ン!バゲットは1本700CFP。そりゃーレストランでビュッフェ食べるより安いけど、4人分と飲み物もオーダーしたらあっという間に4110CFP!う~ん、先が思いやられます。
でもテラス席に座って、こんなきれいな海を眺めながらいただく朝食は、かなりいい。も~いかにもバカンスっていう感じ。
さあ、食べ終わってひと休みしたら、ビーチで遊ぼうか!
営業時間とメニュー
営業時間は朝9時から夜の11時。バゲットサンドは数に限りがあるので、常時置いてあるわけではない。飲み物のオススメは「ピナコラーダ」。パイナップルとココナッツミルクがメインのカクテルジュースだ。
入り口の渡り廊下は魚のエサやり場になっている。エサ用のパンがかごに入っていて、無料でいつでもエサやり放題だぞ~~。
ホテルのビーチで子連れシュノーケリング
子どものシュノーケリングセット
朝食が終ったら、水着に着替えてシュノーケリングだ。部屋の数歩先がもうビーチ。こどものシュノーケリングセットは、
- マスク
- シュノーケル
- ラッシュガード
- アクアシューズ
マスクはリュウにはちょっと大きくてずるずる下がっていたのだが、ネットショップで、幼児用のちょうどいいサイズのを見つけて、旅行出発前に購入した。(コーラルダイブというお店)
シュノーケルは必ずしもつける必要はない。肺活量がまだ小さい子供には、管の中の水を一度に吹き出すのはなかなか難かしい作業だ。シュノーケリング/スキンダイビングは、息継ぎしながらでも十分楽しめる。
ラッシュガードは、すでにいろんなところでふれているので省略しますが、日焼け対策。タヒチでは長袖が必須。
アクアシューズは、足の保護のため。ビーチや海底には小さく砕けたサンゴが転がっている。それでも素足で歩いて足を鍛えるべきだと思うのだが、まあ足を切らないように。念のため。
あわせて読もう🐬
子どものフィンの使用はやめよう
スノーケルセットとして、上記の他に「フィン=足ヒレ」を使用する人もいると思うが、わたしは子供がフィンを使うことには反対。理由は次の3つ。
1つ目は珊瑚礁の保護のため。ベテランのダイバーでも、うっかりフィンで珊瑚を傷つけることがある。泳ぎが完璧でない子供がフィンをつけて珊瑚の海に入ったらどんなことになるか。美しい海を愛するならぜひそのことを理解して欲しい。
2つ目は、こどものうちから楽をさせないために。甘やかせることは、こどものためになりません。
3つ目は、感覚を研ぎすますため。陸上と違って海の中では視覚や聴覚などが制限を受ける。それらに替わって周囲の状況を判断する貴重なセンサーが全身の皮膚だ。プールと違い、海の中では何が起こるかわからない。水温や潮の流れのわずかな変化を感じ取ることはとても重要なことなのだ。
写真BDFは水上コテージの内側、ACEは外側
ランギロアのシュノーケリング
ホテル前のビーチは、かなり遠浅。岸から30mくらい沖で、水深1.5mくらい。しかし残念なことに、その範囲内の珊瑚はほとんど死滅している。水上コテージの外側まで泳いで出ると、少し見ごたえのある珊瑚の根がある。特に48号室の6~7mくらい沖にはそこそこ状態のいい珊瑚の根がある。このあたりは魚影も濃く、ツノダシ、ナンヨウハギ、メガネクロハギ、フエヤッコ、ナンヨウブダイ、ススメダイ、スダレチョウチョウウオ、それにマダラトビエイなど、たくさんのトロピカルフィッシュを見ることができる。
このあたりの水深は3~5m。透明度は6~7mだった。この時期は水温が高く、正確に計ったわけではないが、ぬるめのお風呂に入ってるような感じでとても快適。毎日エサ用のパンを持って、こどもたちとスノーケリングをした。
すでにボラボラ島の旅行記で書いたように、タヒチ旅行の初日に、水中撮影が可能なデジカメをダメにしてしまった。防水の使い捨てカメラでスノーケリングの様子を撮ったのだが、あんまり写りがよくありませんねー。実際はもう少しキレイ!でした。
この記事があなたの子連れタヒチ旅行の参考になったならとても嬉しいです。
それではまたお会いしましょう、良いご旅行を!
このブログの中でひとつでも「いいな」と思ったことがあればSNSなどでシェアして熱い応援ヨロシクお願いします(^^)→それ行け!子連れ海外旅行:https://kidsvacation.net/