え?片道切符だけ?不安いっぱい期待いっぱいでラディーグ島行きフェリーに乗船

2019年1月20日

ラディーグ島行きフェリー

ホテルのスタッフとお別れのあいさつ。とってもフレンドリーなホテル・スタッフでした

ボナプレミジ!マリンスポーツ歴40年のイルカパパです☆今回は「インド洋の真珠」「地上最後の楽園」と讃えられるセイシェル共和国に2人の子供(小3、年長)を連れ家族4人で旅行をしてきました。

セイシェル旅行滞在3日目。今日はプララン島にお別れしラディーグへ移動する日です。ホテルラルシペルをシェックアウトしたあと、クレオール社の送迎バスでサンタン湾のフェリー乗り場へ向かいます。それからフェリーに乗船しラディーフ島へ向けて出航します。

セイシェル子連れ旅行のスケジュール

  • 1日目 モルジブからシンガポールで乗り換えてセイシェルヘ ヴァレドメ自然保護区 プララン島
  • 2日目 3島クルーズツアーに参加 プララン島
  • 3日目 ラディーグ島へ移動 サンセットクルーズ ラディーグ島
  • 4日目 午前中ココ島クルーズ 午後ホテルのプール&ビーチ ラディーグ島
  • 5日目 アンスココトレッキングツアー 島の北海岸へサイクリング ラディーグ島
  • 6日目 午前中ホテルのプール&ビーチ 午後移動
  • 7日目 シンガポールで乗り継いで帰国

チェックアウト

「今日でお別れですね」「みなさんがいらっしゃらなくなると寂しくなります」

朝食の時、レストランのスタッフから声をかけられた。

フロントロビーで清算する時も、マネージャーがこどもたちと握手をしながら「寂しいです」と言ってくれる。

このホテルはとっても居心地がよかったし、食事も美味しかった。

そして何よりセイシェルの人の暖かさに心を打たれた。こんな素敵なところな、らもう少し長くいたかったね。

クレオール社の送迎バスは、時間通り朝9時にフロント前にやってきた。

バスに乗り込もうとした時、最後にマネージャーが「ぜひまたいらして下さい」と手を振る。

わたしたちも走りだしたバスの窓から、手を振りかえす。バスがホテルの敷地を出そうになったとき、わたしたちの部屋が見えて、おもわず目頭が熱くなった

フェリー乗り場へ行く送迎バスが到着したラディーグ島行きのフェリーが出る波止場

サンタン湾のフェリー乗り場。桟橋と港の建物

サンタン湾のフェリー乗り場

森の中を抜けると、やがて左手にサンタン湾が見えきた。湾は東にむいて開いているため、朝のこの時間、景色をじっくり眺めるにはかなり眩い。

それでも目を細めてよく見ると、きらきら光るサンタン湾の出口の先に、ラウンド島と、そのさらに後方にラディーグ島が見えている。

ああ、今から船に乗ってあそこへ行くんだな。

やがてバスは、湾に突き出た防波堤のようなコンクリートの道を海の先まで走り、先端にある建物の前で止まった。どうやらここがフェリー乗り場のようだ。

バスを降りると、まだ朝9時すぎだというのに、じりじりと肌を焦すような日差しが突き刺さってくる。

風はない。

とりあえず小さな建物のわずかばかりの日陰に避難すると、乗船手続きを終えたクレオール社のエレンが戻ってきて、わたしにチケットを渡す。

ラディーグ島への片道切符だ。

「帰りのチケットは?」と聞くと、帰りのチケットは必要ないと言う。

ラディーグ島へ行った人は必ずこの船で帰ってくるので、

行ったことが帰りのチケットの証明

なのだそうだ。

ええぇ~、それ本当ですかー?

国によって習慣や考えかたが違うことはまあよくあることだが、チケットなしで帰りの船に乗れるなんて

いいね~そのいい加減さ、好きです。

待合室とチケット売り場

チケット売り場と待合室

フェリーに乗船

船の出航時刻は午前10時。ホテルからここまで10分もかからなかったから、乗船までまだだいぶ時間がある。

波止場に立ってラディーグ島のほうを見ていたら、遠くの海上に船らしきものが見えた。よーく見ると少しずつではあるが、それはこちらへ向ってきているようだ。そうか、あの船は、ラディーグ島を出航してこちらにむかっているんだ。ここに着いたら人と荷物を降ろし、また新しい人と荷物を積んでラディーグ島へ引き返すのだろう。

つまりラディーグ島とプララン島との間をピストン輸送しているということ。

船はだんだん大きくなり、やがて乗船している人たちの表情まで識別できるよになる。そしてとうとう桟橋に着くと、大勢の人が荷物を持ってぞろぞろ降りて来た。ほとんどが旅行者だ。

こんな時間にラディーグ島から帰ってくるということは、今日の午後のフライトでヨーロッパ方面に帰る人たちなんだろう。

全員が下船すると、今度はわれわれが乗船する番だ。船を降りる人がみなうつむいてどこか暗い雰囲気なのに対し、船に乗る人はみな明るくてハイテンション。

そりゃそうだ、かたやバカンスが終りかけの人と、かたやこれからクライマックスを迎える人なんだから。

荷物はスタッフが載せてくれる。

やがて、船はゆっくり桟橋をはなれ、白い水の尾を引きながら、プララン島を後にした。

さあ、ラディーグ島ではいったいどんなことが待っているかな~。

フェリーが出港した

フェリーに乗り込みラディーグ島へ向けて出航!

プララン島ーラディーク島フェリー運賃

船付き場にある建物には、小さなみやげもの店と、待ち合い室、チケット売り場、トイレ、スナックスタンドがある。

ラディーグ島への運賃は、片道大人24ドル、子供12ドル。

船は1時間に1便、早朝から夜まで運行している。

今回プララン島/ラディーグ島での移動、現地サポートはずべてクレオール社にお願いした。

現地サポートに含まれるのは、

  • プララン空港からホテルへの送迎
  • ホテルから波止場への送迎
  • プララン島~ラディーグ島の往復船代
  • ラディーグ島の港~ラディーグ島のホテルの往復送迎
  • そして帰国日、プララン島の港からプララン空港への送迎。

船内の様子

ラディーグ今へ向かうフェリーの船内

こっちに来てわかったのは、島内移動はタクシーを使い、船は自分でこのチケット売り場で購入すればもっと安くできたということ。しかしプララン島やラディーグ島で、ひんぱんにタクシーがつかまるかよくわからなかったし、この船の運行スケジュールや運賃についても、情報の入手が困難だった。

ちなみにプララン島からラディーグ島を訪れるエクスカーションでも、この定期便の船を使う。

ホテルラルシペルからフェリー乗り場へのルートマップ