【ハワイで子連れサイクリング体験記】ワイキキからサンディビーチ

2019年1月11日

ワイキキビーチで自転車に乗る次男

🤗alohaー☆イルカパパです。

ハワイにタイムシェアーのリゾートコンドを購入し子連れで毎年通っています。今日は、ワイキキで自転車をレンタルしりゅうと2人でサンディビーチまでサイクリングをした様子を紹介します。

ワイキキからサンディビーチへのサイクリングコース

コース概要

  • スタート地点:ワイキキ・モアナサーフライダー前
  • ゴール:サンディビーチ
  • 距離:片道およそ19km
  • 上り坂:1)カピオラニ公園からダイヤモンドヘッド展望台までおよそ600mの上り坂。2)ココマリーナ前からハナウマ湾入り口までおよそ500mの上り坂。
  • 自転車レンタル料金:1日15ドル

サンディビーチとは

50m以上の幅広ビーチが約1km続く美しいビーチ。海は遠浅で沖にリーフがないため夏場は巨大な波が絶え間なく押し寄せる、オアフ島最高のボディボードパラダイス。*冬場は波が小さくなります。また遠浅の海のためサーフィンやウィンドサーフィンには向いていません。

サンディビーチはハワイ州立公園なので、更衣室、シャワー、トレイ、駐車場は無料です。ビーチのまわりにはお店はおろか民家の1軒もありません。そもそもココマリーナからサンディビーチまでの間は、お店もホテルもレストランもありません。

コース上にある主なショッピングモール・観光スポット(ワイキキに近い順)

カハラモール

高級住宅街カハラにあるショッピング&エンターテイメント複合施設。個性豊かなブティックや、オーガニックフードを扱うスーパー、映画館、フードコートなど120のお店が集積する。

  • 住所:4211 Waialae Ave. Honolulu
  • TEL : 808-732-7736
  • 営業時間:月〜土曜日 10:00-21:00 日曜日 10:00-18:00(年末年始や店舗ごとに異なります)
  • 休業日:イースター、感謝祭、クリスマス(店舗ごとに異なります)
  • 公式サイト:https://www.hawaii-arukikata.com/adv/kahala_mall.html

アイナハイナショッピングセンター

以前はチャッキーチーズが入店していたのでよく子連れで通ったのですが現在は撤退しています。パンケーキのジャックスやシェイブアイスのアンクルクレズ、ピザのPIEOLOGY、マクドナルド、スタバなどが入店してる小規模なショッグモールです。

・ダックアイランド

公園の池に浮かぶ島に100羽以上のアヒルが暮らしています。手前の緑の芝の広場でそこに立っていると島からぞろぞろとアヒルたちが出てきて池を泳いで渡り、こちら側に上陸してきます。その様子が子供だけでなく大人にもハッピーで楽しい場所です。餌やりは自由、見学も無料、入場料はありません。

ハワイカイタウンセンター

敷地の奥まったところにコストコがあるウォータフロントの複合商業施設。オフィスや病院、ホテル、ダイビングショップのほか、ドラッグストア、食品スーパー、ロイズレストラン、アウトバックステーキハウス、コアパンケーキ、バーガーキング、スターバックス、タコデルマー、パンダエクスプレスなどが入店する。また道路の海側にはマウナルアベイビーチパークがある。

ココマリーナショピングセンター

マリンスポーツが体験できるアクティビティショップ、映画館、地ビールの「コナ・ブリューイング・カンパニー」、朝食が人気の「モエナ・カフェ」、ハワイアンバーガーの「テディーズビガーバーガー」などロコ御用達のお店が集まるウォーターフロントのショッピングモール。ここから先はサンディビーチに着いてもお店は1軒もないので、ここで休憩&飲み物、食料の調達をしましょう。

・ハナウマベイ自然保護区の入り口

ハナウマ湾の入り口の看板の前で自転車に乗る次男。

ココマリーナから坂道をおよそ600m登ったコース右手にハナウマ湾への入り口があります。ハナウマ湾の駐車場は朝早く到着しないと満杯になりますが自転車ならその心配はいりません。サンディビーチとセットで訪れてもいいでしょう。

  • ハナウマ湾の入場料:7.5ドル(12歳以下は無料)
  • 開場時間:夏季 6:00~19:00、冬季 6:00~18:00
  • 定休日:火曜日、クリスマス、元日

ハナウマ湾のサンゴ礁について

かっては波打ち際まで美しいサンゴ礁が輝いていたハナウマ湾ですが、現在は大勢の観光客が押しよせ、サンゴを踏み荒らしたり、日焼け止めオイル(現在は使用禁止)により海水汚染、さらに地球温暖化の影響によりほとんどが死滅しました。

しかし沖に出ればわずかに復活しようとしているサンゴ礁をみることができます。色とりどりのトロピカルフィッシュやウミガメなども観察できます。自然保護の大切を子供と考えることのできる子連れにおすすめの観光スポットです。

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・ラナイ展望台

ハナウマ湾の入り口から先は海の絶景を眺めながらの快適な下りコースになります。そして一番景色の良い場所にあるのがラナイ展望台です。晴れた日にはラナイ島やモロカイ島を見ることができます。また冬場は近くの海でザトウクジラを見るチャンスもあります。

・ハロナ潮吹き穴

長い年月をかけて溶岩と波の侵食によって出来た穴に、潮の満ち干や波のうねりで海水が流れ込むと、地上に見事な潮を吹き上げます。これがハロナ潮吹き姉です。吹き上げる潮の高さは最大で10 メートルになることもあります。またラッキーならハワイアンモンクシールやウミガメ、 ザトウクジラを見れるかもしれません。さらに潮吹き穴のすぐ近くにハロナコーブという隠れたビーチがあります。ここはアカデミー賞受賞映画「地上より永遠に」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」の撮影ロケが行われた場所です。

ここからゴールのサンディビーチまでは300m足らずの距離です。

自転車を借りる

ワイキキのレンタサイクルショップで自転車を借りる手続きをするママと次男
ワイキキのレンタサイクルショップ

目が覚めてカーテンを明けると今日も快晴です!あ~~気持いいね。絶好のサイクリング日和。今日はレンタサイクルを借りて、ハナウマ湾の先にあるサンディビーチまで行く予定です。

出かける前に、ホテルの1FにあるABCマートでカリフォルニアロールやらピリ辛マヨロールやらスパムおにぎりやらを買い込んで部屋のテラスでいただきます。安上がりだけど海を眺めながらリッチな気分になれる朝食です。

それから昨日見つけたレンタサイクルのショップへGO!

ワイキキのレンタサイクルショップ

「チェイスハワイレンタル」では自転車の他ハーレーのバイクの貸し出しもおこなっていますホテルから歩いてショプへ行くと昨日のおじさんがちょうど出勤してきたところでした。ナイスタイミング。

おはようございます!

自転車を選んで、サドルの高さを調整してもらって、書類にサインしてクレジットカードで支払って、準備完了。自転車は昨日来た時だいたい目星をつけてあったから、手続きはちゃっちゃっと終わりました。子供用の自転車もあります。料金は1日借りて1台15ドルです。

夕方6時くらいまでやってるからそれまでには戻って来て欲しいと言われました。大丈夫、そんなに遅くなりません。今夜はハワイに住んでるママの友達家族と夕食だから早めに帰ってきます。それから何かあったときの連絡先をもらって、いよいよ出発です。

ママは1人で買い物したり街をぶらつきたいので今日は別行動。というかこんな暑い中そんなに遠くまで自転車で行くのはいや!ということです。

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目指すのはとりあえずオアフ島東端のサンディービーチ。巨大な波があとから後から押し寄せる最高に楽しいビーチです。サンディビーチで遊んでさらに時間があったらその先のマカプウビーチへも行って見よう。そしてまださらに時間があったら東海岸のラニカイビーチまで足を伸ばしてみよう。楽しみだね。

チェイスハワイレンタルのホームページ(日本語)

私たちが借りたオレンジ色の自転車

レンタルした自転車はビーチクルーザー。乗りやすいけど遠出には全然向いていないことが返すときに判明

子連れサイクリングに出発!

サイクルショップの前でママと分かれてペダルを踏み込みます。まずカラカウア大通りに出てビーチ沿いの舗道を走ります。途中までは昨日次男といっしょに走ったダイヤモンドヘッド1周ジョギングと同じルートです。

プリンスクヒオ像を前を過ぎて、夕べきれいな夕焼けを見たクヒオビーチの桟橋前を過ぎて、カピオラニ公園に入ります。カピオラニ公園では車道と自転車専用道が分かれていて走り易いです。自転車専用道ですから歩行者もいません。ワイキキ水族館前を過ぎてカピオラに公園の東端まであっと言う間。ジョギングと比べて自転車はやっぱり速いね~~。

カピオラニ公園をサイクリングする

カピオラニ公園内には自転車専用レーンがあります

カピオラニ公園を抜けたら左折して、最初の信号を右折します。この道がダイヤモンドヘッドロードです。ここから長い上り坂が始まります。昨日のジョギングでもこの坂は大変でしたが、自転車も大変です。それにここまでずーっと木陰がありましたが、上り坂には木陰がありません。かんかん照りの日差しを浴びながら長い上り坂を漕ぐと頭がぼ~っとしてきます。

でも大丈夫。東日本大震災のあと10何年ぶりに自転車を引っ張り出して来て乗ってみたらとても楽しかった。それでこどもの試合やサッカーの練習などに出かける時は極力自転車を使うようにしてきました。ガソリン代の節約にもなりますし、健康にも環境にも良くていいことだらけ!

そういうわけで普段から相当自転車に乗ってるため、これくらいの坂はへっちゃらなのです。でもリュウは自転車で鍛えているわたしより、ずっと先を登っています。そのうち姿が見えなくなりました。おお~~待ってプリーズ。わたしも負けずにペダルを踏むと、リュウの姿が見えなくなったあたりがどうやら坂のピークでした。

そこはオアフ島の最南端でハワイの海の素晴らしい眺望が広がっています。ダイヤモンドヘッド南麓の高台からコバルトブルーの海原が眼下広がります。

うぁ~~、すごい景色!

昨日もここを通って感激しましたが、美しい景色は何度も見ても美しいです。

ダイヤモンドヘッド展望台を自転車で通り過ぎる

ダイヤモンドヘッド展望台

ダイヤモンドヘッド展望台から先は一気に坂を下っていきます。

うはははは~~これは気持いいぃぃ~~!

海とヤシの木と青い空。

風を切って走る自転車。

長い登り坂の後に待っていた快適な下り坂

ジョギングとはまた違う爽快感を全身に受け止めながら、わたしたちを乗せた自転車はダイヤモンドヘッッドの西麓に広がるカハラの住宅街に突入しました。

カハラ住宅街を自転車で走る

カハラの住宅街に突入します

高級住宅街カハラを自転車で進む

カハラはハワイきっての超高級住宅街です。道の両側の舗道には青々とまぶしい芝とハイビスカスとヤシの並木が連なり、その舗道の奥には家が見えないほど広い庭が広がっています。プールやテニスコートのある庭もあります。ため息がもれるほど美しく品のいい住宅街です。

海辺の道なりにその住宅街を東へ東へ進みました。しばらく走っているとやがて何やらホテルのエントランスのような場所に出ました。行き止まりみたいです。入り口の前で道はぐるっと1周しており、そこから先へは行けません。

「あれ?道がなくなった」

いったいどういうことでしょうか。建物を見ると「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」と書かれています。

どうやらわたしたちは曲がる所を見過ごしたようです。オアフ島を東へ向かう72号線に出る為にはカハラホテルの敷地に入る少し手前を左折しなければいけなかったのです。

「でもカハラホテルが見れてよかったじゃん」

宿泊客でなければよほどのことがない限り、こんな道の行き止まりにあるホテルには来ません。偶然迷ったとはいえホテルの建物が見れてよかったと思います。

カハラモールの近く

そこから今来た道を逆戻りして、ホテルの敷地を出たところまで来ました。まわりはゴルフコースになっています。なるほどカハラの住宅街の庭がいくら広いからってゴルフコースほどではありません。気付かなかったのはあまりにも自転車が楽しかったからですね。

そうはいってもこのロスは時間的にも体力的にもけっこう痛手でした。強烈な日差しは容赦なくわたしたちの体から水分を奪っていきます。それにこんなところでロスしてたら東海岸のカイルアビーチまで行くのが微妙になります。今夜はママの友達家族と夕食をするので、4時までにはワイキキに戻らなくてはなりません。

ロスを取り戻すべくペダルを踏むペースを上げます。72号線に出ると悪いことに強烈な向かい風が吹いていました。もともとオアフ島では地形の関係で、南部では東から西へ強い風が吹きます。この風に逆らいながら強烈な日差しを浴びて自転車を漕ぐのは修行と言えるほど過酷なサイクリングです。

舗道の横にある木陰を見つけては自転車を止め水分補給をします。

昔来たチャッキーチーズはどこへ消えた?

途中72号線の道路沿いに「アイナハイナショッピングセンター」が見えて来ました。

「2004年に来たときはレンタカーでここまで来たんだよ」

「何しに来たの?」

チャッキーチーズだよ、覚えてないの?」

「あー覚えてる、へーこんなとこにあったんだー」

ショッピングセンターの横を走りながらチャッキーチーズを探しましたが見当たりません。看板もお店があった場所の入り口のドアもなくなっています。きっとどこかへ移転したかなくなっちゃんだろーね。そんなことを話しながらこどもと並んでペダルを漕ぎます。

やがてゆるやかなカーブを曲がった先にココヘッドが見えてきました。ここまで向かい風のため思ったより時間がかかってしました。

予定よりかなり遅れているので休憩する時間はありません。でももうノドがからからです。とりあえずこの先のココマリーナショッピングセンターで少しだけ休憩することにしました。

ハワイ名物冷た〜いシェイブアイスを食べる〜ココマリーナ

シェイブアイスを空にかざした写真
シェイブアイス

アイナハイナショッピングセンターを過ぎて長い直線道路を走った先にようやうココヘッドが見えて来ました。ワイキキのホテルを出発してここまで10キロ弱の距離です。

それなのに2時間近くもかかってしまいました。何しろ向かい風が強くて、倍の距離を走ったような疲労感です。

それに日差しが強いのでノドもからから。もうちょっとのところでアジの干物か何かになってしまいそうです~~。

ハワイカイショッピングセンター

ハワイカイショッピングセンターの前を過ぎて右手に広がるココヘッドの海を見ながらさらに直進します。ここあたりはとってもなつかしく、街の様子もよくわかります。

2007年にオアフ島にきたときはココヘッドのふもとにある一戸建ての家(バケーションホーム)を借りました。庭にプールがあってその先がビーチになっているという夢のような一軒家でした。

ダッグアイランドの電話ボックス

ダックアイランドの道の反対側にある電話ボックス

ハワイでは電話ボックスも可愛いらしいですね。この電話ボックスがあるところはマウナウラビーチパークです。ハナウマ湾へ行った事がある人は、行く途中でクリームソーダを海に流し込んだようなきれいな色のビーチを見た記憶があると思います。

それがこのビーチパークです。海とは反対側にはダックアイランドがあります。パンを持って行くと、ラグーンに浮ぶ島からたくさんの鳥たちが泳いで集まってくるのでこどもは大喜びですよ。

マウナウラビーチパークと海の向こうに見えるココヘッド

マウナウラビーチパークを過ぎて小さな橋を渡るといよいよココヘッドとマウナウラ湾が視界に広がります。逆風に向かって自転車を漕いできたのでもう体中汗まみれ。

このまま橋の上からこのきれいな海に飛び込みたい気分です。

ハワイカイを自転車で走るリュウ

さあ、橋を渡ったらココマリナショッピングセンターはもうすぐです。

ホテルから持ってきた水もなくなってしまったので、ショッピングセンターにあるスーパーで補充しないといけません。それからお楽しみ、シェイブアイスをいただいちゃいましょう~~☆いえぇ~~い!

ココマリーナショピングセンターのヨットハーバー

あんなに晴れていたのに、ココマリーナに到着したら曇ってきました。時々ぱらぱらと雨粒も降ってきます。でもこのあとショッピングセンターを出発するなり、またすぐかんかん照りにもどるんですけどね。

上の写真はショッピングセンターのレストラン街から見たココマリーナです。残念なことにココマリーナショッピングセンターにあったスーパーがなくなっていました。ヤミーコリアンバーベキューとかでランチをしようかとも思ったんですが、あんまり暑過ぎてお腹が減っていません。

時間もだいぶ押しているので、シェイブアイスだけだべて少し休憩したら出発することにしました。シェイブアイスはハワイ名物のかき氷です。ふわふわと粉雪のようなきめの細かいかき氷に、自家製シロップをたっぷりかけるのが特徴です。

室内で冷たいシェイブアイスをスプーンで頬張る次男
シェイブアイスを食べる次男

シロップやトッピングの種類が、「何がど~~なってんおぉ~?」というくらい多いのもシェイブアイスの魅力です。

料金はラージで2.5ドル

シェイブアイスを食べて顔をしかめる次男
これがハワイ名物シェイブアイス

帽子を逆さまにしたようなカラフルな入れ物にシェイブアイスを山盛り乗せてくれます。その上からこれまた甘~いシロップをた~~っぷりかけてくれるから、喉が乾いている時にはたまりません。

わたしはマンゴー、ピナコラーダ、パイナップル、リュウはイチゴ、クリームソーダ、ココナッツの組み合わせでした。

どっちが美味しいかな~~。

さあ、冷たいシェイブアイスを満足いくまでいただいたら、ココヘッド越えの坂道に挑戦だーー!

ココヘッド越え

ココヘッド峠を登る

ココマリーナショッピングセンターを出ると長い上り坂が待っています。ココヘッドを越える峠道です。そしてここから先にはお店も住宅も街もありません。シェイブアイスを食べて休憩していなかったらこの坂道を登るのは大変だっと思います。

でもいくらシェイブアイスでエネルギーを補給したといっても、この坂を最後まで漕いで登りきるのは大変です。わたしたちがレンタルしたビーチクルーザーは、そもそも遠出するための自転車ではありません。*今頃気づいた!

よくこれでこんな遠くまで来たと思います。途中から自転車を降りて押しながら坂道を登りました。振り返るとマウナウラ湾とその向こうにダイヤモンドヘッドがきれいに見えていました。

坂の後ろにダイヤモンドヘドが見える

後ろに見えるのはワイキキとは反対側から見たダイヤモンドヘッド

坂の途中で浮き輪や水中マスクを持った家族連れとすれ違いました。こんな坂道の上にビーチなんてありません。家もお店もありません。いかにも海水浴に来ましたという家族連れはいったいどこから来たのでしょう?

実はこの坂道の頂上からハナウマ湾に降りる道があります。ハナウマ湾の駐車場は満車になることが多いので、ココマリーナショッピングセンターの駐車場に車を止めて、そこから歩いてハナウマ湾へ行く人がいるのです。

これはけっこう知られた「ウラ技」なんですよ。

ココマリーナからハナウマ湾までは1kmくらいなので歩けない距離ではありません。それにココマリーナの駐車場は無料ですから。

やっとのことで上り坂の頂上に着きました。ここからハナウマ湾へ降りる道が分かれています。入り口の看板のところから右に分かれる道を下って行くと、200メートルくらい先にハナウマ湾の駐車場とビジターセンターがあります。

一方、わたしたちが目指すサンディビーチはこのまま72号線をまっすぐ行った4キロくらい先にあります。ここからサンディビーチまではずっと下り坂なのでさぞ気持いいでしょう。

絶景サイクリング

長い下り坂

下り坂を風を切って飛ばす

頂上から少し進むと青い海原が見えて来ました!

ワイキキとは海の色が違って見えます。

焼け付く日差しの中、長い長い坂道を登ってきたその先で、こんなステキな景色と出会えました!

海の絶景が広がるサイクリングコース
ココヘッドから先は海の絶景が広がるサイクリングコース

ひゅぅーーと風を着る音が耳をかすめます。坂道のこう配が徐々に大きくなってきて自転車のスピードもだんだんあがってきます。そしてスピードが上がるにつれ、海のパノラマもどんどん広がってきます。

うわぁぁ~~!これは気持いいぃ~☆

まるで景色の中を飛んでいるような爽快感です!

青い海原が自転車で走る先に広がる

自転車のスピードはどんどんあがっていきます。

汗をかいたシャツに海風があたります。

そしてついについに、坂のず~っと先に目指すサンディビーチが見えてきました!、

やったー!ビーチに着いたら思いっ切り海に飛び込むぞーー!

ハロナ潮吹き穴

下り坂の途中にビューポイントがありました。ここはハロナ潮吹き穴のビューポイントです。潮吹き穴は、溶岩が急速に冷えて固まったときにできる穴で、そこに波が押し寄せると穴から勢い良く潮が吹き出します。

火山島であるハワイでは何カ所か潮吹き穴があってどこもちょっとした名所になっています。ハロナ潮吹き穴では穴自体より、その目の覚めるような青い海のほうが観光客をとりこにしています。冬ならその海で潮を吹くクジラの群れも観察できます。

潮を吹くクジラと潮を吹く穴。

そして水平線のむこうにはうっすらとラナイ島が見えています。ハロナ潮吹き穴の無料駐車場で少し休んで、いよいよわたしたちは目指すサンディビーチに向かってペダルを漕ぎ出しました。

子連れハワイで一番おすすめのスポット・サンディービーチ

サンディビーチ。広い砂浜と青い空。

サンディービーチへのバスでの行き方

  1. ザ・バス22番でワイキキから乗車。
  2. サンディビーチパークで下車
  • 所要時間:およそ1時間
  • 火曜日は運休
  • サーフボード、ボデイーボードは積めません
  • シャワー、更衣室、トイレ、駐車場 すべて無料
  • レンタカーで行くのがおすすめです。ハワイでは国際免許証は不要。
サンディビーチ

ハロナ潮吹き穴から300メートルほどくだるといよいよサンディビーチが見えてきました。

やったー、ついに目的地に到着です。今日もすごい大波が押し寄せいますね~。いい感じだぞ~~。

ボディボードをする若者

サンディビーチは、我が家がハワイでもっとおすすめする子連れお楽しみスポットです。ハワイでどんな有料のアクティビティに参加しようが、どんな観光名所を訪れようが、サンディービーチより楽しい場所はありません。

こんな楽しい場所がほとんどガイドブックにも載っていなくて日本人に知られていないのは残念なことです。

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サンディビーチで泳ぐりゅう

サンディービーチの魅力

サンディービーチの魅力は広い砂浜と遠浅の海、そして、身長の何倍もある大波が繰り返し何度も何度も押し寄せよせることです。冬はこれほど大きな波は来ませんが夏のサンディビーチは大波のオンパレードです。そして遠浅な地形の影響で波がビーチのすぐ近くでブレクします。

ですからサーフィンやウィンドサーサフィンのようにボードの上に立つ波乗りには向いてません。逆にそのことは小さな子供でもボディーボードが気軽にできる魅力となっています。

海が浅いのに波が巨大!そしてその大波が繰り返し繰り返し何度でもやってくる。

きっとサンディービーチで遊んでしまったら他のビーチでは物足りなくなってしまうでしょう。

サンディービーチは、ハワイで一番のおすすめ、というかハワイへ行く目的そのもの、と言っても過言ではありません。

サンディビーチの大きな波

これほどの大波が絶え間なく押し寄せる場所は世界でも稀です。そしてサンディービーチには無料のシャワー、トイレ、更衣室、駐車場まであります。

ビーチの入場料などもありません。

ボディーボードだけ買って持て行けば1日中夢中になって遊べます。

ボディーボードはスーパーやABCマートで5~10ドル程度で売っています。レンタルするより断然安いです。将来ボディボードのプロ選手にするつもりでないならスクールに入れる必要もありません。ボードの上に立つ必要がないので、ボディボードは全く難しくないのです。2〜3回も波に乗れば、子供は勝手に覚えるでしょう。

しいてサンディビーチの難点をあげるとすればビーチが広くて木陰が少ないことでしょうか。それからビーチのまわりにはお店はおろかホテルや一般の民家等もありません。水や食べ物など必要なものは必ず用意して行きましょう。

くだけて真っ白になった波と戯れる子供

わたしたちが自転車でサンディービーチに着いたときは駐車場は満杯でした。

平日の昼間ですよ。いったいどんな人が来てるのですか?!

まあわたしたちは自転車だから駐車場は関係ありませんが。

今日はワイキキからここまでサイクリングで3時間半かかりました。強い向かい風が想定外です。これではサンディビーチで遊んだあとさらにこの先にあるライニカビーチまで行くのはとても無理です。

残念ながら予定を変更しサンディービーチで遊んで帰ることにしました。帰りの体力も残しておかなくてはいけませからね。

サンディビーチの無料シャワー

今回はカウアイ島に移動してからボディーボードを買う予定にしています。(オアフ島からカウアイ島へのフライトでボディボードを持っていたら追加料金がかかるから)

ですから今日はボードはありません。でもこれだけの大波だったらボードがなくても十分楽しめます。リュウはさっそく服を脱いで海に走り込みます。大きな波は50mくらいある広いビーチを駆け上がって駐車場の近くまで白い波の泡を運びます。

そのときあたり一面が真っ白になって、まるで雪原にいるような不思議な感覚になります。そしてその波が引く時の力が強烈で大人でもじっと立っていることが難しいくらいです。

そうかと思うとまたすぐ次の波が襲いかかってきて頭からずぶ濡れになります。

あはははは(▽´ )ツヾ( `▽)☆.。・:*:・゚`☆、。・:*:

自然と腹の底から大笑いがこみ上げてみます。そんなことが延々と続くサンディビーチの昼下がりでした。

「お兄ちゃんも来たかっただろうな」

ふいにリュウがつぶやきました。でもその声は次の大波のくだける音にかき消されて水しぶきといっしょに宙に舞うのでした。

サンディビーチの遠景

追い風に助けられた帰り道

サンディビーチからの帰路は追い風に乗って快適、体力的にも時間的にもずいぶん助けられました。オアフ島南部では東から西へ強い風が吹いています。ですからワイキキからサンディビーチへの行きは強い風に向かって自転車を漕ぐことになりますが、帰りは逆にその追い風に乗れるのです。実際、行きは3時間半かかりましたが、帰りは1時間20分でした。

ダイヤモンドヘッドの南側を回らなければもっと短いルートで行けますが、多少大回りでもわたしたちが通ったルートは海沿いに走るので景色がいいと思います。

このブログ記事があなたの子連れハワイ旅行の参考になったらとっても嬉しいです。

それではまた世界のどこかでお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を!

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