知ってびっくり!カウアイ島ドライブ事情〜レンタカーの借り方・注意点
🚘カウアイ島には他のハワイの島と違って公共の交通機関がほぼありません。ですからアクティブにあっちやこっちに出かけて行動したければ子連れ旅行者にとってレンタカーは必須アイテムです。
🍍aloha〜☆イルカパパです。
2001年にカウアイ島にタイムシェアーのリゾートコンドを購入し、毎年子連れで旅行しています。日本人にはまだまだ馴染みの薄いカウアイ島というマイナーなハワイの島のディープな情報を発信しています。
今回のブログでは海外でレンタカーを運転するの自信がない方、抵抗がある方に、カウアイ島のドライブ事情を紹介します、うっきっき〜。
カウアイ島のレンタカー運転はこんなに簡単
1.迷う程道路がない
カウアイ島では道に迷う心配がありません。島の海岸線に沿って伸びる道路は1本だけ。あとはそこから枝のように分岐している道が少しあるだけです。信号のある交差点も島全体でも数えるほどしかありません。
2.交通量が少ない
カウアイ島の面積はおよそ1430平方キロメートル。これは四国の香川県の面積より2割ほど小さい程度です。その香川県の人口はおよそ100万人、これに対してカウアイ島の人口はたったの6万人です。
これだけでカウアイ島の交通量がどれほど少ないかおわかりになるでしょう。車の交通量が少ないだけでなく、道路を歩いている人や自転車、バイクなども見かけることはまずありません(暑いので、また徒歩や自転車で行けるような町がない)。つまり他の車との接触事故の心配や渋滞のストレスがほとんどないのです。
3.日本の免許で運転できる?
はい。できます。
ええ~~だってハワイってアメリカ合衆国でしょう。
でも日本の運転免許証だけでレンタカーを借りて運転することができます。国際運転免許証を取る必要はありません。
・右ハンドル左側通行が不安
こればっかりは慣れるしかありません。
ポイントは別に説明します。
4.英語の問題
ガンバって下さい!
何事もチャレンジです。
レンタカーの予約は日本で出来ますし今はスマホの翻訳機能がありますから便利ですね。
公共/団体ツアーバスでの子連れの移動が大変な理由
- 子供が車内で泣く、さわぐ
- 自由にトイレに行けない
- げろを吐く
- ノドが乾く
- 物を落とす
- 前の席のイスを蹴る
- 寝ると起きない、起こすとぐずる
- 他の乗客への気苦労
- 観光や買い物スポットでみんなが降りるとき降りたがらない
- ホテルの部屋に忘れ物をしても取りに帰れない
- 時間に縛られる
- 持ち物に制限がある
ふーー大変ですね。我が家も子供が小さかった頃は本当に苦労しました。でもハワイでレンタカーを借りると上記のような苦労やストレスとは
おさらばです。
ハワイで子連れ旅行者がレンタカーを借りるメリット
- 自分たちのペースで行動できる
- たくさんの荷物を運べる
- 他人に気苦労する必要がない
- 忘れ物をしても取りに帰れる
- ハワイの住人になった気分に浸れる
当然ですがレンタカーで行動する場合、ツアーバス/公共バスと違って、集合時間や出発時間がありません。ですから部屋を出る直前に子供がトイレに行きたいと言っても(よくあります)時間を気にする必要がありません。
また持ち物を厳選しなくても自分の車ですからとりあえず必要そうな物を積んでおけます。
それから移動の途中で子供がトイレに行きたくなればどこでも車を止めてトイレに行けますし、お腹が減ればレストランに寄って食べることができます。
レンタカーはまさに子連れ旅行者にとって最強のアイテムです。
この記事を参照してね↓
でもハワイのような海外で車を運転するのはやっぱり不安だという方。我が家が2001年から通い続けた子連れカウアイ島旅行で経験したレンタカードライブのノウハウ、ポイントと注意点、交通ルール、疑問、活用術などをご紹介するので参照して下さい。
子連れカウアイ島レンタカードライブの最強テクニック
右ハンドル左側通行で気をつけるポイント
交通量が少ないカウアイ島ではいくつかのポイントを押さえてけば、それほど神経質にならなくても大丈夫です。下に気をつけるべき主なポイントをあげます。
- 駐車場内
- 駐車場から道路に出るとき
- 交差点で曲がるとき
- 一歩通行の道路から両方通行の道路に進入するとき(特に左折して進入する時。ホノルルやワイキキにはこのような危険ポイントがありますがカウアイ島にはないと思います。たぶん)
- ワイパーとウィンカーの間違い(恥ずかしい)
なれない左側通行が難しいと感じるのは、道路に出るときや曲がるときです。前の車に付いて行けばいいので、交通量の多い道路は逆に心配いりません。その意味において車があまり走ってないカウアイはやや不利です。頑張ってください。
ハワイ/カウアイ島独自の交通ルール/習慣
スクールバスの追い越し禁止
スクールバスが停車してる横を側面通過すると罰金の対処になります。
スクールバスが停車しているということはこどもたちが飛び出してくるかもしれないということ。こどもの安全を守るための日本にはない交通規則です。
身体障害者用駐車スペース
ショッピングモールやビーチパークなどで便利な場所はたいていハンディキャップ専用の駐車スペースです。
チャイルドシート
チャイルドシート規制は日本とは異なるかもしれません。またハワイのチャイルドシート規制は毎年のように変わるので最新情報をチェックして下さい。
- 新生児~1歳で体重が約9kg未満の乳児:後部座席に装着した後ろ向きチャイルドシートに着座。
- 1歳~3歳の幼児:後部座席に装着したチャイルドシートに着座。
- 4~7歳までの子供:後部座席に装着した「ブースターシート」(腰掛け部分だけのシート)に着座。(年齢が4歳以上8歳未満であっても、身長が4フィート9インチ(約 144.8cm)以上でかつ体重が40ポンド(約18kg)以上の場合は、ブースターシートの着用義務が免除されます)
- 18才未満の子供は後部座席でもシートベルトを着用します。
- 12未満の子供は助手席には座れません。
バレーパーキング
ホテルやレストランへ車で行くときエントランスの前で車を乗り捨てるあのかっこいいやつです。駐車場に車を止めてこどもと荷物を持ってうろうろするのは危険です。それをさけるためにもぜひハワイではバレーパーキングを試してみて下さい。
未舗装道路
カウアイ島では山奥などへ行くと未舗装の道路があります。未舗装道路での事故、故障はレンタカーの保険の対象外ですので注意して下さい。4WDを借りれば問題ありません。
セルフ式ガソリンスタンド
ガソリンスタンドはセルフ式です。
10年くらい前は日本でセルフ式は珍しかったのでハワイで給油する時どうすればいいかとまどいましたが、今は日本でも珍しくないのでやり方を知らない人はほぼいないでしょう。
チャイルドシートを借りるか?
ハワイでレンタカーといっしょにチャイルドシートを借りるととても高く着きます。レンタカー会社にもよりますが一番安いバジェットで1日5ドル、他社では1日7~12ドルくらいします。もしこどもが2人いて1週間の滞在予定ならチャイルドシートのレンタル代だけで1万円以上する計算になります。2000年代前半は1ドル130円くらいの円安だったのでさらに痛かった。
で、我が家はいつも日本からチャイルドシート/ブースターを持参していました。
チャイルドシートをハワイまで持って行くのに邪魔にならないコツは以下のようにすることです。
- 成田空港まで自家用車で行く。この時チャイルドシートは使用しています。
- 成田でチャイルドシートをはずし荷物として預けます。または機内の座席に装着します。
- ハワイについたらすぐ空港でレンタカーを借りチャイルドシートを装着します。
帰国時は逆の手順です。
このとき大きなポイントになるのが「空港の出発ターミナルで自家用車の受け渡しが出来る業者を選ぶ」ことです。成田にしても関空や福岡でも空港の駐車場業者はたくさんあります。
大別すると自社の駐車場から空港ターミナルまでバスで送迎、か空港ターミナルでの自家用車の受け渡しです。空港ターミナルでの受け渡しならチャイルドシートや他の荷物を持って移動するこがほとんどないので負担にはなりません。
一方空港ターミナル渡しは業者にとって負担になるため料金的に割高なケースが多いといえます。ただ丹念に探せば駐車場からバス送迎の業者と変わらない料金でターミナル受け渡しをしている業者もある(と思います)ので頑張って探してみて下さい。ちなみに我が家は成田空港ではいつもジョーイパーキングさんを利用しています。12日以上の旅行ならわたしが調べた限りでは一番安い業者さんです。しかも空港ターミナル渡し。
日本で買ったチャイルドシートをハワイに持って行くとき注意すべきは、そのチャイルドシートがアメリカの安全基準(FMVSS 213<米国連邦自動車安全基準>を満たしてるかどうかです。
これから日本でチャイルドシートを購入する予定がある方は、値段やデザインだけでなくそこもチェックしましょう。
またハワイについて現地でチャイルドシートを購入する方法もあります。30ドルくらいで購入できますので、3~4日以上滞在するのであればもとが取れる計算です。ただしこの場合、空港からすぐ家族全員でレンタカーに乗り込むことは出来ません。
カウアイ島レンタカー快適活用術
ハワイ旅行を10倍(くらい)楽しめるおすすめのハワイ/カウアイ島快適ドライブ術をこっそり教えちゃいます。
オープンカーを借りる
せっかくですから。ハワイの海辺をルーフ全開にして走る、それだけで失神してしうほど快適です(笑)。満天の星空のナイトドライブも最高ですよ。
ちなみにバジェットレンタカーではオープンカーは1日9500円くらいです。日本ではトヨタのヴィッツが1日7000円ですかね。
わたしはオープンカーのドライブは、ハワイ/カウアイ島で最高のアクティビティの一つだと思います。他の予算を削ってもやるべき!です。
成田空港の駐車場
これはさっき書きましたね。関空や福岡など他の空港でも同じです。自家用車で空港へ行きターミナル渡しの駐車場業者を利用する、です。
FMカウアイ
24時間ハワイの音楽を流しています。
レンタカーの予約方法カウアイ島
ハワイでのレンタカーの予約は日本で出発前におこなうと安くなります。ネットで検索し、よさそうなレンタカー会社(わたしはとにかく料金の安さを重視します)を選んでネットか電話で予約、手配をします。
わたしの経験では以前ハワイではダラーレンタカーが安かった時期がありましたが、ここ6~7年はバジェットがダントツに安いと思います。保険やガソリン代込みのパックにするかどうかは「レンタカーの料金体系と保険について」を参照して下さい。
また円建て払いにするかドル建て払いにするかは為替の方向性で決めます。為替が円高に動いているときは「ドル建て払い」、円安に動いているときは「円建て払い」を選択しましょう。
さらにクレッジトカードによってはもう一段の値引きがありますので必ずしつこく確認して下さい。ネット/電話でレンタカー手配が完了すると予約確認書が届きます。これをプリントアウトしてハワイに持って行きます。
カウアイ島リフェ空港でのレンタカーの借り方
カウアイ/リフエ空港に到着すると手荷物受取り場に面した道路の反対側にレンタカー会社のカウンターがあります。ただここで手続きをしても借りる車はレンタカー会社オフィスの駐車場にありますので、このカウンターでは手続きをせず、バスに乗ってオフィスへ向かった方が早いです。カウンターの裏手がレンタカー会社の空港巡回バス発着場になっています。
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バスにはレンタカー会社のロゴが目立つように表示されていますので自分が予約しているバスに乗ってオフィスに向かって下さい。ホノルル空港ではどのバスに乗っても同じところに着きますが、カウアイ/リフエ空港では会社ごとに微妙にオフィスが離れていますので、必ず自分のレンタカー会社のバスに乗りましょう。
バスは無料ですが荷物が多いときはドライバーさんにチップを渡します。オフィスに着いたらカウンターに行って予約確認書を提示します。レンタカーを借りるときは、予約したときのクレジットカードと日本の運転免許証が必要です。あとは書類の指示されたところにサインをして終了です。
オープンカーについて
今回、我が家が借りたのはオープンカーです。カウアイ島ではオープンカーの運転は何にも勝る楽しいアクティビティだと思います。車の交通量が少なく豊かな自然が残るカウアイ島ではオープンカーのドライブは本当におすすめです。円高の今なら大きな負担ではありませんし、他の予算を削っても毎日乗る車に少しくらい贅沢してもいいのではないでしょうか?
バジェットでは以前はオープンカーはクライスラーのセブリングでしたが、今回はGMのムスタングになっていました。色も選べます。
手動で2カ所のロックをはずしてボタンを押せば、屋根が自動で全開になります。そして後部座席の後ろに収納されます。屋根を閉めるときはボタンを押すだけ。収納された屋根が自動に出てきて車体の上にかぶさります。最後に2カ所のロックを手で絞めて完了です。
やってみるととっても簡単です。
ルーフを全開にしてもエアコンは効くから不思議ですね。カウアイ島は虹が多いのですが、夜のドライブでナイトレインボーなんかと出会っちゃったらラッキーです♪
運転を始める前に
手続きが終了し自分たちの車に乗り込んでもすぐには出発しないで下さい。
車に故障や異常箇所がないかチェックします。
チェックするポイントは以下です。
- ガソリンは満タンか
- ライトのつけ方
- ワイパーは作動するか
- 窓の開け閉め
- ドアミラーの調整方法
- バックギアの入れ方
- トランクの開け方
- ガソリン給油口の開け方
- ガソリン給油口はどちら側にあるか
- エアコンが効くか
- 外観に大きな傷はないか
もし問題があれば遠慮せずにすぐスタッフに告げて問題点を解決するか車を替えてもらいましょう。問題がなければルームミラーやドアミラーを調整し、ゆっくりスタートしましょう。
では、準備がと整ったので空港の駐車場から出ましょう。
カーラジオからはFMカウアイのハワイアンミュージックが流れてきます。
まずむかうのは空港とわたしたちが滞在するコンドミニアムの中間にあるククイグローブショッピングセンターです。ここでランチをいただいて、当面の食料や飲み物を調達します。
高まる胸の鼓動に押されカウアイ島の青い空の下、緑の光の中へオープンカーのアクセルを踏み込みました。
カウアイ島ドライブ事情〜レンタカーの借り方・注意点のまとめ
カウアイ島の素晴らしい大自然を満喫するためにはレンタカーは必須アイテムと言えます。人数も荷物も多い子連れ旅行者にとってレンタカーのメリットは計り知れないほど大きいですよ。
車も人も少ないカウアイ島は海外レンタカードライブ初心者にとって運転しやすい場所ですからこのブログ記事で紹介している注意点やコツを守れば心配いりません。そうはいっても運転は自己責任でお願いします。
この記事があなたの子連れカウアイ島旅行参考になったならとっても嬉しいです。
それでは良いご旅行を!マハロ〜〜。
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