【ブダペストの地下鉄】料金・チケットの種類・買い方・乗り方を旅行者目線でスパッと解説
ども、ヨーナポト、ブダペストひとり旅中のイルカパパです。
今日はブダペストの地下鉄を紹介します。ブダペストには4つの地下鉄の路線があってチケットのタイプによってはバスやトラムに乗り継ぐこともオッケー。
でもチケットの種類が多くて初めての旅行者には「どれを買ったら一番お得なの?」か分かりづらい。
そこで今日は旅行者目線でブダペスト地下鉄のチケットの種類、料金、買い方や観光におすすめお移動手段などをレクチャーします、わおー。
これを読めば初めてのブダペストもへっちゃらさー。
地下鉄チケットの種類と料金(2020年5月)
ブダペストの地下鉄はBKKブダペスト交通センターが運営していて、バスやトラムなどの他の公共交通機関との共通乗車券もあります。ここでは旅行者が利用しやすいチケットを抜粋しました。
1.シングルチケット 350HUF
トラムからバス、地下鉄からトラム、などの乗り換えができないだけなく、トラムから別の路線のトラム、バスから別の路線のバスへの乗り換えもできません。1回乗ったら降りるだけ、あちゃー。
中断や逆戻りもできません。って中断???どっかの駅で長〜く滞在したりすることかな?
ただし1号線から3号線など地下鉄同士の乗り換えは可能。
制限時間は使用開始(バリデイド)から80分、夜間は120分です。
バリデイトとは?チケットの使用開始時刻を打刻することでチケットを「有効化」する作業です。車内検札などでこの作業をしていないチケットを持っていたら不正乗車とみなされ高い罰金を請求されるので、乗車する前に駅に設置してある打刻機で「バリデイト」するのを忘れないで下さい。
2.トランスファーチケット 530HUF
1回だけ乗り換えが可能なチケット。トラムー地下鉄、トラムートラム、バスートラム、などの乗り換えが可能だよ。地下鉄同士の乗り換えが何回できるかは未確認です、でも制限時間内で逆戻りしなければ何回でもできそう。
制限時間は使用開始(バリデイト)から1回目は100分、乗り換えた後の2回目は80分、夜間はどちらも120分です。
3.回数券10枚綴り 3000HUF
シングルチケット10枚綴り。何人かで使うときにはいいかも。でも料金的にはこの後説明する24時間乗り放題チケットの方が得かな。
ルールはシングルチケットと同じです。
4.24時間乗り放題チケット 1650HUF
ブダペスト交通センターが運行する地下鉄4路線、バス220系統、トロリーバス13系統、路面電車25系統が
乗り放題
になるチケット。
乗り換えも逆戻りも「中断」も制限なし。さらに地下鉄やバスに乗車するたびにチケットを買う手間やバリデイトのし忘れリスクとも無縁、むははは。
日本円にすると600円くらいの料金も魅力的、うは。
ブダペスト交通センターの公式サイト:https://bkk.hu/en/news/
5.24時間乗り放題グループチケット 3300HUF
24時間乗り放題チケットを最大5名まで使えるチケット。
グループ全員の同一行動が必要だけど、ブダペストの地下鉄やバスには子供料金がありませんから、人数の多い子連れ旅行者、家族連れ旅行者には
ものすごいお得感があるぞ。
6.もっと長い乗り放題チケット
48時間、72時間、96時間、120時間、1週間、15日、1ヶ月、、などがあります。でも乗り放題でグループチケットがあるのは24時間だけです。
チケットの買い方
地下鉄の乗車券は地下鉄駅にある券売窓口、ニューススタンド、カスタマーサービスセンター、自動券売機、などで購入できます。
購入にはクレジットカード(Visa 、Master)と現金が使用できます。
窓口では英語が通じにくいことがあるので自動券売機で買うのがいちばん便利かな。
ただし観光客がたくさんいる駅や券売機の台数が少ない駅(さらにはその両方が揃ってしまった駅)ではチケットを買うのにかなり時間がかかることがあります。
地下鉄の乗り方
ホームの入り口で日本なら改札があるところに写真のような「打刻機」があります。チケット挿入口に乗車券を入れ、奥まで差し込んで「ガチッ」という音がしたら引き出します。
これは「バリデイト」と言ってチケットの使用開始時刻を印刷することでチケットを「有効化」する作業です。車内検札などでもしこの作業をしていないチケットを持っていたら不正乗車とみなされ高い罰金を請求されるので忘れないで下さい。
ヨーロッパの地下鉄や鉄道、バスなどに広く普及しているシステムなので、慣れておくと他のヨーロッパの国へ旅行した時もスムーズに行動できますよ。
おすすめの移動手段
ここまで書いてなんですがブダペストの観光の見所は狭い範囲に集中しているので
徒歩で十分だと思います。
実際私はブダペストの王道観光スポットを1日で全部見て回りましたが、地下鉄を利用したのは1回だけ。後はずべて自分の足で歩いて回りました。
1回だけ乗った地下鉄もこのあとで紹介しますが「ブダペストの世界遺産なので乗ってみた」という理由です。
そもそも王宮の丘やゲッレールトの丘には地下鉄では行けないし、そう考えるとますます徒歩で回るのが一番効率的だと思います。徒歩は料金が安い(というよりただ)のもいうまでもない、しかも徒歩は自分の脂肪を燃焼して進むわけだけだから地球環境保護にも生活習慣病予防にも有効な手段っちゅーわけさ、あっはっは。
地下鉄やバスでは行けないところが多いので、
タクシーもありですね。
ブダペストのタクシーは3kmで大体460円程度と日本と比べたらかなり安いです。
複数行動で頭割できるならますますタクシー利用に軍配が上がります。
ブダペストの地下鉄のまとめ
ブダペストの地下鉄はチケットの種類がいろいろあってややこしく感じるかもしれませんが、子連れで人数の多い家族旅行者には5人まで利用できる24時間乗り放題のグループチケットがおすすめ。
日本円で1200円くらいだから5人で使えば1人当たり240円とちょーお得になります、うは。
ひとり旅の人も1回1回券売機に並んでチケットを買う手間を考えたら24時間乗り放題チケットがいいかな。
でも、ブダペストの観光の見所はコンパクトにまとまっているから全部徒歩で回れなくもない。タクシー料金も日本の半額くらいの感覚なので基本徒歩で回って、どーしてもっちゅー時はタクシーに乗る、というのがおすすめです。
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それではまたお会いしましょう、良いご旅行を!
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