【子連れ海外旅行の達人が選ぶ】子どもと見たら感動100倍!世界の絶景夕日スポットランキング後半〜6位から10位まで
🤗ども、チャオ、スパシーバ、も〜〜涙が出るほど感動的な世界の絶景夕日スポットランキングの後半、6位から10位をどどーっと一気に公開しちゃうぞ。
あなたはどの夕日が気に入るかな?
【世界の絶景夕日ランキング第6位】セイシェルの夕日/恋人海岸ラディーグ島
名曲を口ずさみながら
夕日というのは、それを見る場所が自宅から遠ければ遠いほど、美しく見えるのかもしれません。日本からシンガポールで乗り継いでセイシェル空港に到着、そこから国内線でプララン島、さらにフェリーに乗換えてやっと到着したラディーグ島は、わたしの自宅からそりゃ~遠い。
何の調査だったか忘れましたが、セイシェルを訪れた動機を尋ねられた日本人観光客の6割が、松田聖子さんの「セイシェルの夕日」を聴いて行ってみたくなった、と答えています。
その歌の場面がセイシェルのどの島のどのビーチ(セイシェルには島もビーチもたくさんあります、おお〜〜)なのか?そこを探すのが、今回のミッションで一番やっかいな問題でした。
わたしは様々な証言や歌詞から推測した状況証拠から、その場所をラディーグ島西海岸のビーチ、アンス・スール・ダルジャン/恋人海岸と断定、夕暮れ時に自転車に乗って、そこを訪れたのです。やるねー。
そして、ちょうど向かいのプララン島とクーザン島の間あたりの水平線に沈んむ夕日を眺めながら、名曲「セイシェルの夕日」を口ずさむのでした。
恋人海岸アンススールダンルジャン/ラディーグ島への行き方
インド洋に浮かぶセイシェルへは、日本からクアラルンプール、香港、ドバイ、などを経由して行くのが一般的。(アジアからの乗り継ぎ便は、経由地が上記都市の他シンガポール、バンコクなどを含めたびたび変更になります。計画されるときはご自身で最新情報をご確認下さい)
首都マヘからはフェリーかヴィクトリア空港からの定期フライトでプララン島へ行き、そこからフェリーでラディーグ島へ渡ります。
絶景夕日スポット、アンススールダルジャンへは、島内エクスカーションツアーか、レンタサイクルで行くのが一般的です。徒歩だと港から片道40分程度かかるぞ。 でもすごく感動的な場所なので是非行ってみてね〜〜。
参考記事:最後の楽園セイシェル子連れ旅行記
【世界の絶景夕日ランキング第7位】モンサンミッシェルの夕日/フランス
海に浮かぶ奇跡の修道院
モンサンミッシェルは8世紀に建設が始まった修道院。15mもの潮位差があるフランス北部ノルマンディーのマロ湾にある。満潮時には海に浮かぶ「西洋の奇跡」と称えられ1979年にユネスコの世界遺産に登録されているんだ。
何より美しいのは英仏海峡の海に夕日が沈むとき。自然の岩島と人工の建造物が一体となった荘厳な姿が茜色に染まった空と海に浮かび上がる。誰も愛をささやかずにはいられなくなる瞬間だ、オ〜ジュテーム。
見るなら満潮時
モンサンミッシェルの夕日を見るのは実は難しい。ほとんどの観光客はパリからに日帰りツアーでここを訪れるのだが、夏は夕日が見れるのは午後9時を過ぎてから。日帰りのツアーはそれよりだいぶ早い時間にモンサンミッシェルを撤収する。
また冬季は日没時間が早いのだが、身を切るような海風が絶えず吹きすさび、よほど鍛えていかないと夕日が沈むのを長い時間鑑賞することはできないだろう。
さらにベストなシーンを見たければ満潮時に照準を合わせる必要がある。
モンサンミッシェルへの行き方
パリから日帰りツアーを始め近隣の村々をめぐる各種ツアーが催行されている。
個人で行く場合はパリ、モンパルナス駅からTGVでレンヌへ。レンヌ駅前のバスセンターからモンサンミッシェル行きの直通バスが運行されている。
ホテルは修道インじゃなくって修道院がある島の中と、島から約2km離れた対岸のリゾートエリアにたくさんある。どっちのエリアを選ぶかはあなたの次第、って都市伝説じゃねーよ。
↓この記事を参照してね👍
【世界の絶景夕日ランキング第8位】エアーズロックの夕日〜オーストラリア
地下のほうがすごい
世界最大級の一枚岩、ウルル(エアーズロック)。地上に出ている部分の高さ348メートルですが、地下に埋まっている部分はなんと6000メートルもあるという、あひゃぁ〜〜、腰が抜けるほど驚いたわ。
原住民アボリジニーの言い伝えでは、「創造」の時代、祖先や動物が通った道が大陸の中心であるこの岩山で交わり、創造を終えた祖先たちはこの場所に引きこもったと言う。
「ウルル」の意味はアボリジニーの言葉で「日陰の場所」。なんか天の岩戸とかぶってませんか~。
サンセット展望台
さてウルルの夕日はエアーズロックリゾートの外、国立公園内にあるサンセット展望台から眺めることができます。サンセット展望台から見て、夕日はウルル越しに沈むのかと思ったら、その逆。ウルルを眺めているわたしたちの背後に沈むのだ。
それは夕日を浴びて刻々と色を変えるウルルを眺めるため。ふふふ、よく考えたもんだ。
もしどうしてもウルル越しに沈む夕日を夕焼け空を眺めたかったら、ウルルの東側にあるサンライズ展望台のほうへ行きましょう。ただしそこから見ると夕日が逆光になってウルルはただの黒い影にしか見えないそうだよ、残念。
不思議な植物が生える暮れなずむ半砂漠の草原の向こうに、時と影を刻みながら色を変えてゆくウルル。こどもたちとその夕景を目の当たりにすれば、家族で一生語り継げる感動を味わう事ができるでしょう。
夕焼け空を吹き抜ける南半球の風が、幸せな時間と過去の記憶を紡ぎながら光の中で舞っていました。
ウルル/サンセット展望台への行き方
サンセットツアーに参加するのが一般的なんだけぢ、このタイプのツアー1人当りの費用がかなり高額だべ。1人2人ならいいだけど、子連れ家族で4人にもなれば、目ん玉が飛び出すほどの金額になるぞ。ひぇ〜〜。
エアーズロックリゾートからサンセット展望台までの距離は片道およそ16km。徒歩で行くのはちょっと時間がかかりすぎるかもしれません。人数が多いときはレンタサイクルやタクシーで行くのがいいかな。またわたしたちのようにキャンピングカー/レンタカーがあれば一番お得。
ただし国立公園への入場料は別途必要じゃ。それからヘリコプターで夕焼けのウルルを上空から眺めるサンセットフライトもあります。エアーズロックリゾート内の旅行会社のカウンターで確認してみてね。
参考記事:キャンピングカーで行くオーストラリア子連れ旅行記(4歳、7歳)・エアーズロック登頂編
【世界の絶景夕日ランキング第9位】マチュピチュの夕日/ペルー
世界遺産マチュピチュ
マチュピチュはペルーにあるインカ帝国の遺跡。標高2940mのマチュピチュ山と、標高2690mのワイナピチュ山を結ぶ急峻な尾根の稜線上に築かれていて、麓からその姿を目にすることはできません。そのため16世紀にインカ帝国を征服したスペイン軍に見つかることなく、アメリカの探検家ハイラム・ビンガムが「発見」するまで(1911年7月24日)、インカ帝国の滅亡からおよそ400年もの間、ジャングルの密林の空中にひっそりと眠っていたのです。
まるで現代にタイムスリップしたようなインカの都市遺跡は、ユネスコの世界遺産(自然、文化の複合)に登録され、世界中から多くの観光客を引きつけています。
チチャ酒
ちなみにマチュピチュは何のために作られたのか、諸説ありますが真相は今もわかっていません。現地を訪れた私の持論は「チチャ酒のブランディング化」ではなかっかというものです。チチャ酒はトウモロコシを発酵させて作ったご当地のお酒。インカ帝国は征服した国や領地のリーダーにチチャ酒を送り、従属関係を強化しました。このときチチャ酒のブランディング化が必要だったというのが私の持論の根拠です。
チチャ酒はどこの畑で獲れたトウモロコシからでも作ることができます。しかし太陽信仰の厚かったインカでは、より太陽に近い場所、より高地で収穫されたトウモロコシから作られたチチャ酒ほどブランド価値が高っかはず。マチュピチュのような高所で収穫されたチチャ酒は、現代のロマネコンティのようなブランドパワーを持っていたと推測できるのです。インカ帝国ではそのブランド力にさらに磨きをかけるため、マチュピチュを神聖な場所と崇め、太陽神殿などを建設し宗教的な儀式を執り行いました。こうして作られた「マチュピチュ産のチチャ酒」はインカ帝国最高級ブランドのチチャ酒として、皇帝から重要な領地を収める豪族に配られていたのではないでしょうか。それがインカ帝国の支配をより強固なものにしていったのだと思います。
マチュピチュへの行き方
マチュピチュへ行くためには、まず日本からペルーへ行かなければなりません。これが遠い!一般的にはアメリカ、カナダの都市を経由して、ペルーの首都リマへ行きます。次にリマからクスコへ移動します。これもよほど時間が余っている人でなければ飛行機です。クスコからは、ペルーレイルの鉄道やバスでマチュピチュ村まで行きます。鉄道の場合の所要時間はおよそ3時間半です。
さらにマチュピチュ駅から遺跡の入口までシャトルバスで30分かかります。本当に遠い!こんなに遠いからこそマチュピチュで夕焼けを目にしたとき脳の中で無意識に「希少性」が意識されその美しさが際立つのです。
マチュピチュの夕焼けインスタ映えスポットへの行き方
マチュピチュで一番の撮影フォトジェニックポイントは見張り小屋です。行き方は、遺跡の入口からトレイルを進み、貯蔵庫に着いたらひたすら登ります。そして上の写真の平らな場所に出たらすぐに見張り小屋が見つかります。見張り小屋の右側がいいか左側がいいかは、その人の好みではないでしょうか?この項の最初の写真は小屋の左側から撮影したものです。一方この下の写真は小屋の右側からのもの。
いずれにしても日中は大勢の観光客で混雑していますので、この場所から写真を撮るのは至難の技です。ところが多くの観光客はクスコから日帰りでマチュピチュを訪れているため、夕方になると写真のようにひっそりと静まりかえるのです。そしてそれはまさにサンセットタイム。
クスコへ帰る最終列車は午後なので、マチュピチュで夕焼けのインスタ映えする写真を撮ろうとするならマチュピチュに1泊しなければなりません。
世界の絶景夕日ランキング第10位ボラボラ島の夕日/タヒチ
神が作った島
ボラボラ島は南太平洋の楽園タヒチ(フランス領ポリネシア)にある、奇跡の造形美を持つ島です。一度でも実物を見た事がある人なら「それは神が作った島」と言われても疑わないでしょう。言葉でその美しさ、いかに奇跡の造形美なのか、を伝えるの難しいのですが、まずはイメージしやすいように記述してみます。
ボラボラ島は、周囲およそ40kmのネックレス状の平らな環礁と、その内側の海に浮かぶ標高727mの火山島で構成されています。外周の環礁、内海、中心の火山島を総称して「ボラボラ島」と呼びます。環礁の内側の海は水深が浅く、鮮やかなターコスブルーの水面がきらめています。
ボラボラ島のリゾートホテルの多くは、外周の環礁に立地しており、そのターコイスブルーにきらめく内海に面しています。そこから内海越しに見えるオテマヌ山の眺めはボラボラ島、いやタヒチ、いやいや地球を代表する景観と言っていいでしょう。
美しい海で1日遊び、日焼けした肌を夕涼みの風が心地よく通り過ぎる時刻に、西の空を茜色に染まる夕景のドラマが紡がれていきます。
どやって夕日を見るか
ボラボラ島の夕焼けの特徴は、夕日が美しいだけでなく、その鑑賞方法の選択肢のバラエティーさにもあります。ハンモックに揺られながら、あるいは静けさを取り戻した白浜の波打ち際で、水上コテージのバルコニーでデッキチェアーにもたれながら、ジャグジーにゆったり浸かりながら、カヤックにぷかぷか漂いながら、ヤシの葉かげ越しに、、
好きな方法、好きな姿勢で、この自然が織りなす壮大なペイントアートを眺めることができます。
それは子連れ旅行において、極上のひとときに違いありません。
参考記事:楽園の扉・タヒチ子連れ旅行記(長男8歳、次男5歳)
タヒチは子連れ赤ちゃん連れにもおすすめの旅行先
タヒチはハネムーナーに人気のディスティネーションですが、実は子連れ旅行者にもとってもおすすめできる場所。リーフに囲まれたビーチには波がほとんどありません。そして「お風呂」感覚で入れる「温かい」海水。きれいなビーチで時間が立つのも忘れて子どもと波と戯れることができます。
タヒチは赤ちゃん連れでも心配不要。高級リゾートですから治安の面でも他の外国と比べてたら格段に安全度が高いと言えます。
子連れ旅行者に人気のアクティビティ
タヒチではビーチやプールでゆったり過ごすことが最大の楽しみですが、3~4才くらいになればシュノーケリングやカヤックに親子でチャレンジする事も可能です。
参考記事:海外子連れシュノーケリング
参考記事:海外子連れカヤック・カヌー
タヒチへの行き方
タヒチへは日本から直行便でおよそ12時間。長時間のフライトですが、乗り換えの必要がないのでらくちんです。不安な方は「赤ちゃん、小さな子どもの長時間フライト機内対策」をご参照ください。
参考記事:【子連れ海外旅行の達人が伝授】赤ちゃん・子連れで機内を無事過ごす無敵のノウハウ11選
世界の絶景夕日ランキングのまとめ
いかがでしたか?
世界には人生観が変わるほどの美しい夕日を見れる場所がたくさんあります。ここでは「こどもと見たら感動100倍」ということで紹介してきましたが、もちろんこども以外、恋人や家族など大切な人と見ても感動100倍!いや1000倍です、うっはっは。
これからも世界を旅してもっとっもと素敵な夕日スポットを見つけたらまたブログで紹介しますね。そのときには是非あなたのおすすめの夕日鑑賞スポットも教えて下さい。
それからランキング1位〜5位も紹介しているので是非見てってね。
それでは良いご旅行を!ボンボヤージュ!