【クアラルンプール国際空港で子連れ乗り継ぎ】市内へのアクセス
🛬子連れで東京からプーケットへ向かう途中、クアラルンプール国際空港で乗り継ぎをしました
💕サワディークラッ!イルカパパです。
小2と小5の子連れ家族4人でプーケットに向かう途中、乗り継ぎでクアラルンプール国際空港に到着しました。今日はクアラルンプール空港での子連れ乗り継ぎの様子や市内へのアクセス方法などを紹介します。
2つのターミナル
クアラルンプール国際空港には「KLIA」と LCC専用「KLIA2」という2つのターミナルがあるんだねー。ターミナル間は1.5km離れているので移動には電車かバス、タクシーを利用する。
- KLIA:主要エアラインが発着(マレーシア航空、ANA、JALなど) 開業1998年
- KLIA2:LCC専用ターミナル(エアアジア、ジェットスターなど) 開業2014年
クアラルンプール空港で乗り継ぎをする場合はどちらのターミナルを利用するのか事前にチェックしておこう。これ大事、うん。
それからKLIA・KLIA2ともに、それぞれメインピアとサテライトピアに分かれていて、どちらもメインピアは近距離、国内線が発着、サテライトピアは長距離路線が発着するぞ。入出国審査場や税関、バゲージクレームなどはすべてメインピアにありますでござる。
エアロトレイン
間違って「ア」を抜かして発音しないでね。大変なことになるぜ。
KLIAでは、メインピアとサテライトピアの移動に無料のエアロトレインを利用する。赤いポップなデザインの無人運行の電車で、1〜3分間隔でメインピアとサテライトピアの間をシャトル運行しているよ。
KLIA2ではメイン〜サテライトピア間の移動は徒歩だよ。とほほほ。
「KLIA」「KLIA2」間の移動
JALでクアラルンプールまで来てLCCのエアアジアに乗り継いでプーケットへ行く、ようなケースだね。2つのターミナルは1.5km離れているので、無料シャトルバスか電車、タクシーを利用するのが一般的じゃ。
MAHBシャトルバス
- KLIA-KLIA2間の国際線乗継客用無料バス
- 国際線乗継便を利用する旅客のみ利用が可能
電車
- KLIAエクスプレス
- 所用時間:およそ5分
- 料金:RM2(子供RM1)
タクシー
- 所用時間:およそ5分
- 料金:RM10〜60(車のサイズや深夜割増などによって異なる)
KLIA2のショッピング事情
2014年5月にオープンしたKLIA2には、ゲートウェイという24時間営業の巨大ショッピングモールが隣接していて、長い乗り継ぎ時間でもたいくつせずにむしろあっとい間に時間が過ぎちゃうぞ。
テナントにはマレーシアではお馴染みのスーパーマーケット「ジャヤ・グロッサー」や、ブランド店、カフェ、レストラン、フードコート、リラクゼーション施設が軒を連ねる。
*ゲートウェイに行くためには一旦入国審査をして外に出る必要があります
またKLIA2には「キュイジーヌ・バイ・ラサ」というマレーシア料理をはじめ世界各国の料理が楽しめるグルメスポットがあるよ。東南アジアの屋台街をイメージしたフードコートには、飛行機を眺めながら食事が楽しめるテラス席もある。ひゃぁ〜〜。
さらにクアラルンプール空港の敷地内には「MOP(三井アウトレットパーク)」もあるぞ。日本でお馴染みのブランドからマレーシア国内ブランドまで120店舗以上のおしゃれなショップが並んでいる。無料シャトルバスは8:20~24:00の間およそ20分間隔で運行しているから便利だね。ブイ!乗車時間は10分じゃ。
3時間から利用可能なカプセルホテルやマレーシア大手LCCエア・アジアの系列「チューンホテル」もある。
クアラルンプール国際空港公式サイト:http://www.klia.com.my
空港からクアラルンプール市内へのアクセス
1)KLIAエクスプレス
クアラルンプール国際空港(KLIA)〜クアラルンプール・セントラル駅をノンストップで結ぶ特急列車。「KLIA Ekspres」の表示に従い、エレベーターで1階のKLIA エクスプレス専用プラットホームへ降り電車に乗る。空港駅から乗る場合、チケットを購入せず乗車し、KLセントラル駅にて支払う事も可能。出発時にマレーシア航空を利用する場合は、KLセントラル駅でのチェックインが可能(出発2時間前まで)。
- 料金:片道 大人RM55 子供RM25
- 所要時間:30分
- 運行時間:午前5時~深夜12時(国際線の最終便到着まで)15分間隔で運行
2)KLIAトランジット
クアラルンプール国際空港(KLIA)から、途中Salak Tinggi, Putrajaya&Cyberjaya, Bandar Tasik Selatanの3駅に停車する電車。KLIAでの乗り場は、到着階Aゲート側の端の2階。
- 料金:KLIA~KLセントラル:大人RM55 子供RM25
- 所要時間:40分
- 運行時間:午前5時から深夜12時40分まで約15〜20分毎で運行。
3)空港タクシー
クアラルンプール国際空港から利用できるタクシーはすべて前払いクーポン制のタクシー。一般のメーター制タクシーは空港から客を乗せてはいけないことになっている(もし客引きにあっても違法なので絶対乗らないように)。
空港タクシーに乗る場合はあらかじめタクシーカウンターで行き先を告げて所定の料金を支払いクーポンを受け取る。タクシーには韓国車やマレーシア国産車(プロトン車)を使用するバジェットタイプから、メルセデスやジャガーのプレミアタイプ、さらに8人乗りのバンタイプまであり、料金はそれぞれ異なる。
空港タクシーのカウンターは次の3個所で、どのカウンターにもAirport Taxiのサインが掲げてあるよ。
- 入国検査と荷物検査が終わって到着階ホールに出る直前
- 到着階ホールの一般コンコース
- 国内線専用到着フロアの一番端
- 料金(目安)バジェット:RM85 プレミア:RM120
- 所要時間(目安)約1時間
またタクシー乗り場には「AUTHORIZED TAXI 」(公認タクシー)のサインがある。
4)高速バス
KLIAとクアラルンプール市内を結ぶ高速バス。いくつかのルートがあり、ルートによって時間と料金が異なる。
- 料金:KLIA~KLセントラル:大人RM12 子供RM6
- 所要時間(目安)1時間以上 運行間隔30分
6)レンタカー
選択肢のひとつとしてはレンタカーもありだけど、おすすめしないよ。マレーシアの1人当たりGDPは2018年で10942ドル。1人当たりGDPが低い国では、自動車保険が未整備、道路の整備状況が遅れている、などレンタカーを安心して利用できる環境が先進国ほど整っていないことが多い。一応、目安は1人当たりGDP1万ドル。マレーシアはぎりぎりこの数値を超えているから利用しても問題はないとは思うけどね。
でも道路が渋滞するし電車の方が安くて早い。どうしてもマレーシアで車を運転してみたいという人じゃなければこの選択肢は無視してよか!
参考記事
クアラルンプール国際空港子連れ乗り継ぎ体験
サテライトピアに到着
成田を出発して、およそ7時間20分。わたしたちを乗せたマレーシア航空89便は、緑の森が海のように広がるクアラルンプール国際空港に着陸した。日本時間は午後5時50分だが、時差があるのでここクアラルンプールでは午後4時50分。予定より15分早い。
クアラルンプール国際空港KLIAには、コンタクトピア、サテライトの2つの建物に搭乗ゲートがある。わたしたちが到着したC-21ゲートは、どうやらサテライトのほうにあるようだ。コンコースを直進し、十字形をしたサテライトの中央部分に出た。ここにはインフォメーションやレストラン、カフェ、ショップ、両替所などがありちょっとした街みたいに賑わっているなー。
まずはインフォメーションで、乗り継ぎフライトのプーケット行きMH790便の搭乗ゲートを確認しよう。
「え~~と、790便は、、Gの6だ。げっ、このサテライトではなくあっちの建物だよ」
それなら早めに向こうに行っておいたほうがいいというママ。サテライトからコンタクトピアへはエアロトレインで移動しなければならない。
「でもここにはたくさんお店やレストランがあるし、向こうのビルに移動したらこんなにお店があるかわからないからここで夕食をすませておこうよ」
わたしたちは出発前にクアラルンプール国際空港の構造を調べてなかっため、自分たちが到着した場所がサテライトなのかどうか、そもそもこの空港にはサテライトとコンタクトピアの2つのゲートがあるなんてぜんぜん知らなかった。さらにKLIA2という別のターミナルがあることも。
だからむこうに移動してもお店があるなんてわからなかったのだ(事前によく調べておこう)。
実際コンタクトピアは、入国審査や税関、荷物受け取り場などがあるメインビルディングとつながっているため、サテライトよりもたくさんのお店がある。が〜〜ん。
KLIAサテライトピアのレストラン
「何を食べようか」
中2階にあるレストランを何軒かチェック。しかしママもこどもたちも、いかにも東南アジア風のエスニックな香りがだめだと言う。なんだー、修行が足りんな、わたしなんかあの濃い香りを嗅ぐと食欲が増すっちゅーのに。しかたないから、面白くないけどバーガーキングにしようか。ま、日本にはあまりないのでぎりぎりセーフか。それにダブルチーズワッパー好きだし。(2019年9月現在、バーガーキングは東京に29店舗、埼玉9店舗、神奈川8店舗、大阪7店舗、千葉4店舗、の計81店舗あります)
で、あれこれ注文して支払いをしようとするとなんとクレジットカードが使えないという。はっ?、国際空港でしょ、それにファースフードでしょ、いや、ファーストフードだからというのは関係ないと思う。いやいやでもこまったぞ、マレーシアのお金、あまり持ってないよ。
とりあえす1階にある両替所に向かう。どうせ旅行の後半のボルネオで必要だから、少し両替しておこう。
お得な両替方法
ここでアジア通貨のお得な両替方法についてお話しておこう。マレーシアリンギットやタイバーツのようなアジアの通貨は、どこで両替するのが一番お得か?答えは現地の銀行か両替所。それも円の現金から直接両替するのが最もお得です。*ATMクレジットカードキャッシングは東南アジアでは試していません
間違っても成田や関空の両替所や、銀行の店頭で両替しないように。わざわざ米ドルやトラベラーズチェックに替えて持って行く必要もありません。「アジア通貨は現地で両替」の法則にのっとり、クアラルンプール空港の両替所で円からマレーシアリンギットに替えたところ、レートは100円が3.5661リンギットでした。やった〜。
アジア最大の空港
クアラルンプール国際空港は1998年6月30日にオープンした、成田空港の10倍の面積があるアジア最大の空港。で、世界では2番目の規模。ってそんだけ広いのに1位じゃないのー!?上には上があるもんで成田の10倍もあるクアラルンプール国際空港より、さらに広いのがアメリカ/コロラド州にあるデンバー国際空港だ。へ~~びっくりするねー
クアラルンプールの南43kmに位置し、けっこう遠いぞ、現在は4000m滑走路2本で運用されているが、最終的には4本で運用される計画。マレーシア航空、エアアジアのハブ空港。「森の中の空港」のコンセプトの元、黒川紀章氏が設計に携わり、建築工学と人間工学に基づき設計された。本館の施行は大成建設、サテライトは竹中工務店。おお〜オールニッポン!
空港内には乗り継ぎ客の為に、短時間から利用可能なトランジットホテルが完備されている。ターミナルビルの中庭とサテライト中央には「森」と「滝」が配置され、ガラス張りの壁窓からは自然光が差し込み、ゆったりとくつろげる。
なお、この空港の開港により従来の国際空港であったスランゴール州スバン (Subang)のスルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港 は、マレーシアの玄関口の役割を終えた。ご苦労!
空港内施設
ビジネスセンター、チルドレンズルーム、プレイルーム(イスラム教の祈りの部屋、男女別になっている)、マッサージ、レストラン、ショップ、トランジットホテル等
郵便局
- メインビル5階、出発フロアー。
- 営業時間 8:30 am – 5:00 pm, 月~土(日曜祝日は閉館)
クリニック
- 1)メインビルディング3階(バーガーキングの近く)
- 2)サテライトピアC21-C27のゲート近く
- 24時間営業
薬局
- 1)メインビルディング5階出発フロアー
- 2)サテライトピアC21-C27のゲート近く
- 営業時間 6:00~24:00(毎日)
梱包サービス
- 料金 7リンギット/荷物1個につき
- 営業時間
- 4:00 am – 11:00 pm
- メインビルディング5階出発フロア
チルドレンズルームの様子
エアロトレインに乗って
食事と両替が終わったらエアロトレインに乗って、G-6ゲートがあるコンタクトピアへ移動しよう。エアロトレインはサテライトとコンタクトピアをむすぶ無料のシャトル。3両編だったかな?前のトレインが発車してその後1分ほど待って次のが来た。コンタクトピアまでの所要時間は2分。途中空港の全容が見えていい眺め。空港好きの人にはたまらない瞬間だろう。
コンタクトピアに到着したら長いコンコースをひたすらG-4を目指して歩く。なんだ、こっちのほうがたくさんお店や食べるところがあったじゃん、とママがぶつぶつ言うが聞こえないふり。G-6のゲートに着いたらほどなく機内への案内が始まった。グッドタイミング!
さあ、それではわれわれも飛行機に乗り込んで、次はいよいよプーケットだ!ゴー!
この記事があなたの子連れマレーシア旅行の参考になったならとても嬉しいです。
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それではまた世界のどこかでお会いしましょう、良いご旅行を!
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