イソラ・ベッラ〜タオルミーナのビーチへの行き方、入場料、駐車場、ホテル
イソラ・ベッラ
カーポタオルミーナは、映画「グランブルー」の中で、エンゾがパスタを美味しそうに食べてたレストランがあるホテル。その正面玄関を通りすぎ少し先のトンネルを抜けると、いきなり目の醒めるようなきれいな入り江があらわれた。
「おお、イソラ・ベッラ！」
ふたつの岬にはさまれた静かな入り江に浮かぶ小さな島。入り江の水は、この世のものとは思えぬくらい透き通っていて、本当に島が「浮いて」見えるほど。
泳いでいる人の水着まで透けて見える！なわけないって。
ご存知の方も多いと思うが、この入り江こそ、映画の中で素潜り世界選手権が開催された会場だ。そしてグランブルーのファンでなくとも、タオルミーナを子連れで訪れたら絶対にはずしてはいけないスポットだ。
駐車場からイソラ・ベッラを見下ろす／透き通るようなきれいな水
イソラ・ベッラの駐車場
タオルミーナの中心部からイソラ・ベッラへ徒歩で行くには少々距離がある。我が家のように子連れ旅行者はレンタカーで移動するのがいいだろう。ということでいったんタオルミーナの駐車場に戻って車でビーチへ向かった。
イソラ・ベッラを見下ろすところまで運転して来たら、道路のわきちょうど駐車場があった。そして何故かぴったりちょうど1台分開いていた。料金は1日10ユーロ。ってええぇ～そんなにするの～。見るとこの道路の山側にみなんさん路上駐車してる。う～ん、でも駐車違反で捕まったらレンタカーだから面倒だし、ここは観念してお金を払って駐車場に止めようか。
「そんなにお金払う価値あるの？」
イソラ・ベッラに興味がないママは文句ぶーぶー。
車を止めておじさんにお金払い、海のほうへ歩きだす。7～8分でイソラ・ベッラに着いたけど、ビーチのすぐ前にも有料駐車場がありました。料金はわたしたちが止めた遠い駐車場と同じ10ユーロ。え、普通遠いほうは安いでしょう、しかもこっちのほうがたくさん開いてました。なんかものすごく損した気分。
それにそもそもタオルミーナの駐車場に車を止めたまま、ロープウェイで来るという方法もあった。ロープウェイの料金は町とビーチの往復で大人3ユーロ。子ども料金がいくらか不明だが、駐車場に10ユーロもかかるなら（それもビーチから遠い！）どっこいどっこいか少し安いくらいだったかもしれない。それにロープウェイからのタオルミーナやイソラ・ベッラのビーチの眺めも楽しめたはず。う〜〜んすんでしまったことはどうしようもないが、今後はもっと行動計画に慎重にならなければいけませんね。
イソラ・ベッラを眺めながら食事が楽しめる素敵なレストラン
イソラ・ベッラのレストラン
駐車場から鉄道の線路をくぐったら、いきなりレストランの入り口。ここはタオルミーナでも子連れ旅行者に人気のホテル「HOTEL LA PLAGE」のレストランで、海に面して左手奥に客室棟が建っている。目の前がイソラ・ベッラという絶好のロケーションのホテルだ。
「このホテルなら毎日イソラ・ベッラで泳げるじゃん」
「だから？」
イソラ・ベッラに興味のないママは相変わらず機嫌が悪い。
10ユーロの駐車場にお怒りなうえ、近いほうも同じ値段だったというのが堪えがたい屈辱だったみたい。
ここでビーチへの入場料を払う
そのうえ入場料がかかる！
さらにママの怒りにボーボーと火を注ぐことが。ここからビーチに降りるのに、入場料として1人1ユーロかかるらしい。なにぃ～！。ついにママの怒りが爆発。料金を徴収するアルバイトのお兄さんが、もうびびっちゃって可愛そう。
子連れでビーチでの～～んびり
ビーチではお金を払った分、パラソルやビーチベッドが使える。このへんのシステムはシチリア島東海岸のフォンテーヌビーチのときと同じだね。
波打ち際のベッドに横になって、パラソルのひさしから見えるイソラ・ベッラの眺めもたま格別。こどもたちはさっそく海に飛び込んではしゃいでいた。そうそう日本に帰ったら、1度みんなで映画見ようね。この海が思いっきり写ってる「グランブルー」を。
イソラ・ベッラの海中の画像。子ども達も夢中になって潜る
行き方
タオルミーナからの行き方は、メッシーナ門近くのロープウェイでマッツァーロ海岸へ行き、そこから歩く。あるいはメッシーナ門前広場からバスに乗って約10分。ホテルカーポタオルミーナからだと徒歩で20分弱。
トイレはレストランのを借りれる。レストランはシーフード中心。サンドイッチやパニーノ、ピザなどの軽食もありテイクアウトしてビーチで食べることもできる。
HOTEL LA PLAGEのホームページはコチラ
