モロンダバ空港に到着
さて搭乗手続きも済んで、荷物を預け、手荷物検査も通過して出発待合室に入る。
そして、午前9時20分、モロンダバに向けて離陸。
フライトは順調で大きな揺れもなく、約1時間の飛行で、マダガスカル西海岸の町モロンダバに到着した。
モロンダバ行きの飛行機に乗る / 上空から見たモロンダバ近郊
モロンダバ空港
マダガスカル西海岸は東部地区に比べると雨量が少なく、南へ行くほど乾燥している。童話「星の王子さま」に出てくるバオバブの並木道など、マダガスカルの中で一番有名な景観が広がる場所だ。西海岸第二の町モロンダバは、そのバオバブ並木や、キリンディー森林保護区、世界遺産ツィンギーがあるベマラハ国立公園などへのゲートシティとして、近年多くの観光客を迎えている。モロンバ空港へは、アンタナナリブの他、チュレアール、モロンベ、マンジャとの間にマダガスカル航空がフライトを運行している。
モロンダバに到着。モーレツに暑い! / モロンダバ空港のターミナルビル
飛行機が着陸すると、ここでもタラップから地面に降りて、滑走路を歩いてターミナルビルへ移動する。それにしても暑い!聞いてないぞ!こんな暑さ。高原の町アンタナナリブとはうってかわり、ここはモザンビーク海峡に面した海辺の町。標高が限りなく0に近く、もう暑いのなんのってありゃあしない。特に真冬の日本から来たわたしたちには、いきなりこの暑さはこたえた。
空港の荷物受取所では、リヤカーみたいな手押し車に飛行機から荷物を積み替えて、人が運んでくる。それを細長いテーブルの上にざぁっとぶちまけるのだ。こんな光景も新鮮。こどもたちも驚きながら喜んでいる。
荷物を回収して、建物の外へ出ると、ホテルのワゴン車が待機していた。さあ今日泊まるホテルはどんなとこだろう?自宅を出発して、25時間に及ぶ長旅がようやく一段落しようとしていた。
リヤカーみたいな手押し車に荷物を乗せて運んでくる