【絶景夕日・夜景アテネ3大丘を1日で制覇】リカヴィトスの丘、フィロパポスの丘、アクロポリスの丘子連れ登頂
💓ども、ヤサス、子連れ海外旅行をこよなく愛するイルカパパです。
小2、小5の子連れで個人手配のちょっとよくばりなギリシャ家族旅行を楽しみました。
アテネ滞在2日目は午前中アクロポリスの丘で観光し、アテネゲートホテルで小休憩、そのあとゼウス神殿、パナシナイコスタイジアムを見学して、コロナキ広場のタベルナでランチをしました。ここまで地下鉄やバスは使わず全部徒歩でまわってきました。
昼食後にリカヴィトスの丘に登り、夕方はフィロパポスの丘に登ります、これで午前中登ったアクロポリスの丘を含めアテネ3大丘をすべて1日で制覇することになります、うひゃぁ〜。
リカヴィトスの丘
シンタグマ広場の北東部にそびえるリカヴィトスの丘は、アテネ3大丘の中で一番高い丘、そしてアテネで一番高い丘だ。
標高は273m。これはハワイのダイヤモンドヘッド(標高232m)より高いぞ、おお~~。そして世界遺産アクロポリスの丘のおよそ倍の高さ。だからリカヴィトスの丘の頂上からはあのパルテノン神殿を見下ろすこともできます、わおぉ〜。
アテネ市内に「お立ち台」のように単独でそびえるリカヴィトスの丘の頂上からはぐるっと360度アテネの街並みを一望でき、その素晴らしい眺めはも~~圧巻。晴れていればピレウス港やエーゲ海まで望むことができちゃうぞー、ピース。
絶景夜景スポット
リカヴィトスの丘は70階建てのビルに相当する高さだけど、その頂上には地中海料理レストラン・カフェ「オリゾンテス・リカヴィトス」があってオープンテラスのテーブル席からはアテネ市全域、エーゲ海まで360度のパノラマビューで楽しむことができます、おお〜〜。
特に夕日、夜景の絶景スポットとして大人気。アテネの街はパリやプラハのように歴史的建造物が立ち並ぶわけじゃないから昼間は見応えがないけど、夜景は別。ギリシャの人口の3分の1が集まる大都会だけあって格子状に同じような高さ建物が並んできらきら輝く夜の眺めは大きな宝石箱を上から覗くようでうっとりするほど美しいよ、ああ。
まあさすがに夜は小さな子連れで行くのはちょっとハードルが高いけどそのドラマチックな景色は一見の価値あり。ケーブルカーで頂上まで、タクシーで頂上付近までさくっと登ることができます。それから行くときはレストランの料金が高いことは覚悟してね。
👦丘の頂上からアクロポリスの丘方面の写真を撮る場合、朝、夕以外の時間帯は逆光になります。
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地中海料理レストランオリゾンテス・リカヴィトス」の公式サイト:http://www.orizonteslycabettus.gr
リカヴィトスの丘の地図
頂上には19世紀に建造された聖ゲオルギオス教会の礼拝堂と鐘楼があって内部を見学できますぞ、うほ。
リカヴィトスの丘への行き方
リカヴィトスの丘に登る方法は次の3通り。
- 途中まで徒歩で登ってケーブルカー(ケーブルカー乗り場の標高は約178m)
- 頂上まで徒歩(ケーブルカー乗り場から残りの高さ100m)
- 頂上付近までタクシー
まずはケーブルカーの料金などについて紹介しまっせ、ほい。*2020年6月現在
リガヴィトスの丘ケーブルカー | |
営業時間 | 午前8時30分から翌朝の2時半 |
運行間隔 | 30分 |
乗車時間 | 3分 |
乗車料金 | 大人7.50ユーロ こども4ユーロ 3才以下無料 |
公式サイト | https://www.lycabettushill.com |
リカヴィトスケーブルカー乗り場に一番近い地下鉄駅はエバンゲリスモス駅(コロナキ広場の近く)です。エバンゲリスモス駅からケーブルカー乗り場までの距離はおよそ700m、徒歩12分ですよん。
地下鉄エバンゲリスモス駅からリカヴィトスケーブルカー乗り場への徒歩ルート
またアテネの中心シンタグマ広場からケーブルカー乗り場まではおよそ1.2km、徒歩約19分です。
シンタグマ広場からリカヴィトスケーブルカー乗り場への徒歩ルート
徒歩で登るプチトレッキング
リカヴィトスの丘はケーブルカーでも登れるけど、歩いて登るトレイルも整備されています。世界一多くの登山客が訪れる東京・八王子の高尾山の標高599mのおよそ半部の高さ。
そもそも先に紹介したケーブルカーで登る方法だけど、ケーブルカー乗り場が178mの高さです。ケーブルカーで登るって言ってもそこまでは歩かなくちゃいけません。そしてケーブルカーの乗り場から頂上までの標高差(残りの高さ)は約100mです。つまりケーブルカー乗り場まで登ったらもう半分以上登っているんですよ、うはは。当時メタボの私は、ケーブルカー乗り場と同じ高さにあるトレイルの入り口から頂上までおよそ12分、子供たちはおよそ5分でした。
それからこの丘に登ること、それ自体も子連れ旅行者には貴重な体験です。親子でひーひー言いながら汗をかいて登った頂上で、世界遺産アクロポリスを見下ろす、絶景を眺める、エーゲ海から吹いてくる気持ちいい風に吹かれる、その爽快さ、その感動体験を親子で共有することは子供の自尊感情や自己肯定感を育み、夢を見る力の強い子を育てるでしょう。
そして家族にとっても一生忘れられない思い出になります。それこそ旅育の真の目的ではないでしょうか。
ケーブルカーの乗車賃が片道でも往復でも同じなので行きはケーブルカー、下りの帰りはハイキング、でもいいかも。
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名前の由来
古代ギリシャ神話によればリカヴィトスの丘は、女神アテナがアクロポリスを建設中に手で運んでいた岩をうっかりひょっこり落っことしてしまい、その岩のかたまりが現在のリカヴィトスの丘になった、ということです。
手で運べるサイズの岩が標高273mおリカヴィトスの丘って女神アテナはどんだけ大きかったんでしょう。
そうそうアテナがうっかり岩を落としたのはカラスが悪い知らせを持ってきたからということで、それ以来カラスは呪われて黒くなったらしい、ふむふむ。そして「リカヴィトス」の名前の由来はアテナともカラスとも関係のないなぜか「狼が歩いた場所」です、、、いたんですかね、狼。
リカヴィトスの丘子連れ登頂記
頂上へはケーブルカーやタクシー(頂上の手前)でも行くことが出来るが、せっかくだからわたしたちは徒歩で登ることにした。
何てったって、旅行中の運動不足解消になるし、親子でいっしょに汗を流しながらゴールめざせば、感動体験を家族で共有することができる。まさに一石二鳥!
子連れ海外旅行では、旅育の観点からも感動体験を共有できるアクティビティに、どんどんチャレンジしてよう、うはは。
コロナキ広場のタベルナで食事が終わったら、いざ出発じゃ。
コロナキ一帯では、東西の通りは平坦だが、南北の通りは全部坂道になっている。その坂道のほとんどが階段。このあたりはリカヴィトスの丘の南麓なので、すべての坂道がリカヴィトスの丘へと続いている。
どの階段でもいいから、とにかく上を目指して登ろう。
途中、おしゃれな鞄屋さんや靴のショップがあるが、この時間帯はどこもシエスタでお休み中。ママ、ざんね~~ん、あひゃぁ〜。
せめてウィンドーショッピングをしながらぶらぶら登っていたら、階段を一番上まで登り切ってしまった。
階段を登り切ったところは広場になってて、その向こう側にケーブルカーの駅が見える。
ケーブルカーの料金はリカヴィトスの丘の頂上まで往復7.5ユーロ(片道のみはない)。運行間隔は30分ごと。ケーブルカーはトンネルの中を進むので景色は見れない。
広場の一番手前にはカフェがある。そこを左に曲がって道なりに200mくらい進むと、頂上へのトレイルの出発点があった。トレイルの出発点も、こりゃまた階段なのでわかりやすい。
「じゃあオレ先行くねーー」と軽やかやステップで階段を駆け上るこどもたち。
「ちょっと待ってーー。パパを置いていかないでよ~~」
登り始めて最初のうちは木陰があり、トレイルの脇にはベンチなんかも置いてあるので、疲れたら休憩もできる。
でもそのうちだんだん木が少なくなり、アロエのような丈の低い植物が目につき始める。
リカヴィトスの丘の全体写真を見たらわかるが、丘の上部は岩肌になっているので、きっと大きな木は生えないのだろう。
その一方で強烈な日差しが降り注ぐが、風が吹いているのであまり暑さは感じない。
さらに登っていくと、まわりの木はすっかりなくなり、雑草とアロエばかりになる。さえぎるものがなくなったため、コワイくらい視界が開けて、ものすごい景色が足元に広がる。
ひゃぁぁ~~!
「あ、オレあそこ登ろっと」
そのうち平坦な道を歩くのにあきたのか、カイが崖をよじ上りはじめる。
「お~~い、ここだよー」
つづら折りの坂道をさらに登って行くと、空のほうから声がした。
見上げると、リュウが崖の上で手を降っている。そしてその背後には魂が吸い込まれそうな青い空。
「もう頂上に着いたのーー?」
「そうだよー、パパも早く登っておいでーー」
リュウとママは先に登っていて、早々と頂上に到着したようだ。
カイは登頂ペースが一番遅いわたしにつきあってもらっている。でも弟のリュウに先を越されたのがガマンできないのか「も~まだーー?パパのせいでリュウに先を越されちゃったよー」とむくれちゃった。
カイとリュウは幼稚園の時からサッカーをやっているので体力だけは自身あり。今年の夏も、夏休みに入る前から毎週土日は試合だし、この旅行に出発する直前まで、合宿と泊まりがけの遠征試合だった。
カイたちのチームは、毎週日曜日の練習の最後に、お父さんたちと練習試合をすることが恒例となっている。
こどもとサッカーをすることは、お父さんたちのメタボ解消に役立つし、親子のきずながぐっと深まる、素晴らしいはからいだ。
こどもたちが小学校3年生の頃はじまったこの親子サッカー。最初のうちは「パパたちとサッカーができる」とこどもたちは大喜びだった。
でも最近は大人が本気で戦っても手も足も出ない。それなのにお父さんたちは相変わらず「こどもがどうしても試合してくれって言うもんで。いや~困りますよ」とうれしそうにピッチに立つのだ。
もうぜんぜん練習相手にもならないのに、こどもたちは誰1人それを口には出さない、どっち大人なんだか〜、うは。
さあ、最後の階段を登るといよいよ頂上だ。
頂上には広場があってエーゲ海を思わせる白い教会が立っている。
風が気持ちいい。
頂上からはアテネの街を360度さえぎるものなく全部眺めれる。ただし、歩いて登ってくる途中に、同じ景色を見ているので、突然絶景が現れたような感激はない。
それでもアクロポリスから、ゼウス神殿から、午前中行ったポイントを全部パノラマで見ることができるのは楽しい。
こどもたちも「あ、さっき行った場所だ」と興奮しながら眺めている。
ちなみにトレイルの入り口から頂上までの所要時間は、ママとリュウは5分、わたしは12分でした。
夕暮れ時には、ロマンチックなサンセットを眺めようと、大勢の人がこの丘に登ってくるに違いない。
だけど、日中の日差しが強いこの時間帯には、そんな修行僧の荒業ような危険な行為をあえておかす人はほとんどいない。トレイルの上り下りの最中は、誰ともすれ違うことがなかった。
広場にわずかにいる人は、みなケーブルカーでやって来た人たちかな。
リカヴィトスの丘の頂上にはレストランがある。
「オリゾンテスリカヴィトウ」というレストランで、ケーブルカーの頂上駅のすぐそばだ。
室内は冷房が効いていて快適。
一方、外のテラス席はその何倍も広く、イスやテーブルが置いてある。
ここから夕焼けや夜景を眺めながら食事をしたら最高だろうな~。ただしこのレストランは高級の部類に入るので、しっかり財布と相談してから行くようにしよう。
さあ、ひととおり頂上からの景色を眺めたら下山しようーー。
トレイルを下まで降りて、ケーブルカー駅の向かいにある「シェフズプレース」というカフェでひとやすみ。スイカがみずみずしくて甘くてとても美味しそう♪
このカフェは水がタダなのがうれしい。地下にはトイレもあります。
フィロパポスの丘はアテネの絶景夕日スポット
カバのことを英語でぇ~~? 「ヒポポタマス!」
じゃあ、これから登る丘はぁ~~? 「フィロパポス!」いえぇ〜〜い!あはは。
フィロパポスは2世紀始めの頃のローマの執政官。アテネとアテネの人々のために大変尽くした人らしく、丘の頂上には街を見下ろすように、記念碑が建っている。
当時のアテネ市民が彼の功績を讃え建てたものだ。
さて、地図を広げればわかると思うが、アテネにはたくさんの丘がある。そしてどの丘からも素晴らしい眺めを堪能することができる。
中でも先に紹介したリカヴィトスの丘からの眺めは圧巻だ。
しかし夕焼けに関して言えば、一番きれいに見れるのはフィロパポスの丘ではないだろか。
なぜならフィロパポスの丘はアクロポリスのすぐ西側にあり、そこからは夕日を浴びて神々しく輝くパルテノン神殿が、同じ高さに見えるから。*フィロパポスの丘の標高は約147mです。
というわけでせっかく登ったリカヴィトスの丘を降りて、フィロパポスの丘へGO!
リカヴィトスの丘からフィロパポスの丘へ移動する途中、シンタグマ広場を通るので、いったんホテルの部屋に戻って休憩。シャツを着替えてから再出発することに。
ホテルを出てプラカ地区を通り、アクロポリスの南側へ回る。そこからディオニシウアレオパギトゥ通りを進むと、フィロパポスの丘へ登るトレイルのスタート地点がある。ちょうどレストラン「ディオニシス」を過ぎた当たりです。
フィロパポスの丘の地図
記念碑がある頂上へのトレイルは、森の中を縫うように登っていく。日没まではまだ時間があるが、もう日差しはすっかりおとなしくなっていて、暑さを感じない。登るにつれ風も出てくるので快適だ。
登りはじめて10分くらいで頂上に着いた。しかし夏のギリシャは日没が遅いので、まだ夕焼けの時間には早過ぎたようだ。
頂上には腰かけるのにちょうどいい大きな岩が転がっている。そこに座って、ゆっくりと暮れていくアテネの街を見おろしながらママとお話しをする。
「大きくなったね、こどもたち」
「ほんと、しっかりしてきた」
「カイなんて足のサイズわたしより大きいんだよ」
その間も、こどもたちは追いかけっこをして遊んでいるが、おいおい、そこらへんの崖には、柵がないから危ないぞ!
ついこの前まで、おむつ変えたり、だだをこねては泣いていたのに、こどもの成長はあっと言う間だ。あの頃の子育ては嵐のような忙しい毎日で、育児ノイローゼになるんじゃないかって心配してた。
でも、どんな嵐の中でも時は過ぎてゆく。
だから「今」という瞬間を、思いっきり楽しまなくっちゃ損だと思う。どんなにつらいことや苦しい事だって、今という時間が過ぎ去ることに比べたら、たいした問題ではないのだ。
こどもが幼かった頃をなつかしんでいる今の状態も、あとで振り返ったら、あの時もっともっと楽しんでおけばよかったと思うだろう。
そんなことを考えながら、ふと気がつけばいつの間に日が影ってきた。
正面を見ると、
おお~~、スゴい!
薔薇色の光に包まれたアテネの夕空に、パルテノン神殿がくっきりと浮びあがっているではないか!
人間が作った神殿に、自然が演出する黄昏の空気が彩りをあたえ、壮麗で美しい調べを奏でる物語のようにきらめく。これは、自然と文明の調和の大切さを伝える、古代ギリシャからのメセージなのか!
夕映えの光線をあびて刻々と表情を変えるパルテノン。まるでギリシャ時代にタイムスリップしたような錯覚に陥りながら、そのそのドラマチックな世界遺産の夕焼けを見ていた。
ところで結局夕焼けが始まったのは午後8時頃から。
先に夕食を食べてそれからゆっくりフィロパポスの丘に登っても十分だった。というかそうしたほうがよかった。じゃないとお腹ぺこぺこの状態でガマンしなければならず、今のわたしたちはも~~空腹の限界!
餓死する前に急いで下山だ。
「早くーー!」
「急げーー!」
「ハラ減ったーー!」
思えば、今日は朝からいっぱい歩いていっぱい丘に登ったね。
アクリポリスの丘(156m)、リカヴィトスの丘(273m)フィロパポスの丘(147m)、と
アテネ3丘を1日で制覇したんだからたいしたもんだ。というか今までの人生でこんなに丘に多く登った日もない。ふっふっふ。
息を切らし丘を下りきったところで見上げた夕空に、鳥のシルエットが横切っていた。
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ビザンティノでディナー
フィロパポスの丘から餓死寸前で下山してきたわたしたち。
今夜のディナーはプラカ地区のどこかのタベルナでいただくことは決めてある。
しかし空腹が極限に達した今の状態で、悠長にお店を選んでいる余裕はない。
もはや理性は完全に失われ、皿でもフォークでも人でも食べかねない。
そうだ、午前中、ここを偵察で歩いた時目をつけていた、あの店に入ろう。
それはプラカ地区の中心、キダシネオン通りにあるタベルナ「ビザンティノ」。
地元の人から観光客まで、いつも大勢の人で混み合っている人気のタベルナだ。味に定評があるうえ、料金は財布に優しい。日本語のメニューがあるのも嬉しい。
キダシネオン通りを歩くと、通りに沿ってイスとテーブルが並べてある。お店の案内表示にも日本語があるので見つけやすい。
案内されてテーブルに着くや、怒濤の勢いでオーダーし、断食僧のように料理が運ばれてくるのをじっと耐えながら待つ。
わたしたちがオーダーしたのは、小エビのコロッケ(と言っても大エビでしたが)、本日のスープ、ポークスブラキ、スパゲティミートソース、それにミネラルウォーター。(合計48、70ユーロ)
お腹が減っていたことを考慮しても、どれもこれもたまらなく美味しい料理だった。ボリュームも満点!
キダシネオン通りを行く人々を見ながら、あるいは見られながら、街と一帯になった気分で美味しい料理を堪能できる、お勧めのタベルナです、うはっ。
ビザンティーノの公式サイト:http://vyzantinorestaurant.gr/index.php/en/
ビザンティーノの地図
こどもの就寝時間について
ところで今日は夕焼けを見て遅くなってしまったが、我が家では普段の生活で、こどもたちは午後8時に寝ている。(カイは高学年になったので9時に伸ばしたが、5年生になるまでは8時に寝る習慣を守っていた。リュウは2年生なので毎晩8時に寝る)
わたしは子育てで最も大切な基本は、早寝早起きの習慣をつけることだと思う。
寝る子は育つ、と言われているように、睡眠中に成長ホルモンが分泌され、脳細胞や骨、筋肉などがしっかり成長する。健全な身体を作るもっとも重要なポイントが早寝早起きの習慣なのだ。
また、毎日早寝早起きをすることで生活に規則正しいリズムができ、それが健全な精神を養っていく。時間管理の考え方や姿勢が身につく効果もある。
逆に、睡眠不足の状態では、学校の授業や、親の言う事を集中して聴くことが難しくなる。本人もいらいらするし、そんな状態で大切な時間を過ごすのは、せっかく生命を与えてくれた神様に申し訳ない。一瞬一瞬を集中し輝いて生きるためにも、こどもには十分な睡眠が必要なのだ。
さらに睡眠不足による体調不良が運動不足になり、運動不足だから睡眠が浅くなるという悪循環を起こすことになる。
なぜこどもにとって早寝がいいのか?
社会人になって常々思うのだが、ビジネスの世界で成功している人は例外なく、生産性が高い人だ。
生産性が高いとは、限られた時間内にどれだけ多くの、あるいは内容の濃い仕事ができるかということ。
生産性をあげるためのもっとも効果的な方法は「終わりの時間」を決める事。
終わりが決まっていると、それまでになんとか完成させようと集中し、結果的に生産性の高い仕事ができる。
生産性の高い人はパッととりかかって、ずばっと集中し、さっと切り上げる。そして余った時間で、好きなことを楽しむのだ。
毎晩決まった時間に寝る、ということは毎日に「終わりの時間」をつくること。こどもたちはその時間内で、遊びも勉強もサッカーも読書もやるので、自分で規律心を持ち、集中して物事に取りかかるようになる。そして集中力や段取り力、タイムマネジメント能力が知らず知らずのうちに身についてゆくのだ。
さて、美味しい夕食が終わったら、部屋に帰って休むとしよう。今日はたくさん歩いてくたくたになったからきっとぐっすり眠れるぞ。
空では夏の星座の神々や動物たちが、酒を盛りおおいに語り合っていた。
絶景夕日・夜景スポットアテネ3大丘制覇のまとめ
このブログ記事で紹介したアテネ3大丘はそれぞれ特徴があります。
アクロポリスの丘はパルテノン神殿がある世界遺産エリア
リカヴィトスの丘は3大丘で一番高く絶景夜景が見る場所
フィロパポスの丘はアテネで一番のおすすめ夕日スポット
我が家はこの3つの丘を1日ですべて登りきりました。地下鉄やバス、ケーブルカーなどの乗り物には乗らなくてもアテネ3大丘を含む観光スポットは狭い範囲に凝集されているので回る順番とかルートを考えて、休憩を入れながら行動すれば問題ありません。
丘に登るのは子連れにおすすめのアクティビティです。
このブログ記事があなたのギリシャ・アテネ子連れ旅行の参考になったらなら嬉しいです。それではまたお会いしましょう。
良いご旅行を。
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