海の見えるシーフードレストラン・バッバ・ガンプ・シュリンプでディナー
🏝アロハー⭐︎ハワイ大好きなイルカパパです。
ハワイにタイムシェアーのリゾートコンドを購入し子連れで毎年通っています。
ワイキキから散歩がてら歩いてアラモアナセンターに到着した私たちは、ママの友達、Lumiちゃん夫妻と合流しました。Lumiちゃんはどうしてもハワイに住みたくて、結婚相談所でハワイの人と結婚したのです。
BUBBA GUMP SHRIMP
- 場所 : アラモアナセンター内 (アッパーレベル4F)1450 Ala Moana Blvd Suite 3253, Honolulu, HI 96814 |
- 電話(808) 949-4867
- 営業時間日~木:10時30分~24時,金土: 10時30分~25時
- 公式ホームページ
今日はママの大学時代の友達Lumiちゃんと彼女の旦那と夕食をします。待ち合わせ場所はアラモアナショッピングセンター2階の白木屋とメーシーズの間にあるスタバの前。わたしたちが到着するともう2人は待っていました。
「ハロー!」
「や~~久しぶり、なつかしい!」
ママとLumiちゃんが抱き合って再会を喜びます。
ママたちはアメリカの大学に留学しているときのお友達だそうです。この、「だそうです」があとでちょっとした痛い目に会うことになるのですが、このときはまだ気づきもしませんでした。
Lumiちゃんの旦那さんはポール。
「やあ、ポールはじめまして」
ポールは恰幅のいい体格をしていますがアメリカ人にしては、大きいほうではありません。もうハワイに39年も住んでいるというわりには色白で、どこかカナダ国境の、そうモンタナとかノースダコタあたりの寒い町にいそうな感じのアメリカ人です。
わたしたちはアラモアナセンターの外にあるポールのおすすめという日本食レストランへ向かいました。ところがお店の外まですごい行列です。まさかわたしたちが来ると知って大勢の人が集まったわけではありませんよね?そんなわけねぇ~だろー。
お店の人に聞くと30~40分くらいは待つとのこと。
仕方ない、どこか他のお店にしようということで、わたしがババ・ガンプ・シュリンプはどうかな?と提案すると「オープンした頃はあそこもものすごい行列だったからまだ行ったことはない」とのこと。
じゃあ、試しに行ってみて並んでいたら考えようということになりました。
バッバ・ガンプ・シュリンプはトム・ハンクス主演アカデミー賞受賞映画「フォレストガンプ」をモチーフにしたシーフードレストランです。1996年に映画の舞台となったカリフォルニア/モントレーに1号店がオープンし現在全米各地に20店舗あまりが展開しています。日本には東京・後楽園、豊洲と大阪・ユニバーサルスタジオ内にお店があります。
アラモアナセンターの4階に上がると海側の一郭にバッバ・ガンプ・シュリンプが見えてきました。入り口のスタッフに席はあいていますかと聞くと「海側の席はいっぱいですが中の席ならすぐご案内できます」とのこと。
カクテルがやばい
待たずに入れるならそれで十分です、ということですぐにOKの返事をしました。
店内は、80年代のアメリカの漁師町を再現したような内装でなつかしい空気が漂っています。映画の世界観がよく表現された雰囲気です。窓の向こうに夕暮れの海やヨットハーバーが見えるのも旅情をかきたてています。
メニューは店名にもある海老を中心としたシーフード料理がメインで、日本人の口にもあっていると思います。わたしたちはガーリックシュリンプやシーフードフライの盛り合わせ、ガーリックパスタなどを次々にオーダーしました。
それと海老料理と並ぶここの人気メニューがカクテルです。写真付きのカクテルメニューは目移りしてしまうくらいどれも美味しそう♪さんざん悩んだ末ピナコラーダベースにグァバやイチゴがたっぷり入った「ラヴァーフロー」や「ラズベリーレモネード」などここでしか頼めないオリジナルカクテルをオーダーしました。
乾杯して一口飲むとその濃厚なのどごしに一瞬強烈なパンチをくらったように頭が真っ白になります。これを飲むためだけにこのお店に来てもぜんぜんオッケーという感じです。
記憶がやばい
美味しいカクテルと料理に話しがはずんでいるとLumiちゃんから爆弾発言がありました。
昔Lumiちゃんは、東京のわたしたちの家に来たことがあるとのこと。
それも1週間くらい泊めてもらったと言うのです。
ええ~~なんですって!ぜんぜん覚えていません。それが事実だとするさっき会ったとき
「初めまして!」
なんて元気よく言っちゃったおれってアホですか?
結婚する前アメリカから日本に帰ってきて職探しをしている間、うちに泊まっていたと言います。
う~~ん。
2001年だったと言うのですが。。。では長男も次男もいましたよね。
「そう、リュウちゃんはまだ小さな赤ちゃんでした」
驚いたことにわたしが覚えていないのは、百歩譲ってありとしても、ママが全然覚えてないってどーゆーこと?!
あんたの友達でしょ、しっかりしてちょー。
男はあわれ
Lumiちゃんはそのときのことをよく覚えていて、わたしが夕食にパスタを料理したとか、何か日本のテレビドラマを熱心に見ていたとか、いろいろ話してくれます。
へーそうなんだと聞きながら懸命に記憶をたどっていました。
「ところでポールとはどこで知り合ったの?」
あまり記憶のない話題ではまずいと思ったのかママが話しを別のほうへ振りました。
ママ、ナイスぷれー!
するとLumiちゃんは「どうしてもハワイに住みたかったんです」と言いました。
それで結婚相談所にそのリクエストを出したそうなのです。
するとハワイに住んでいるアメリカ人男性で、Lumiちゃんのリクエスト通りの人でしかも「日本人女性」と結婚したがっている男性候補が何人かいて、その中の1人がポールだったということらしいです。
へっ、ポールって「その中の1人」ですか?
おまけにハワイに住めるなら相手は誰でもよかったみたいなLumiちゃんの言い方。
なんかあわれやの~~ポール。
それを聞いてママがキャーキャー言いながら「そんなシステムがあるならわたしにも教えて!わたしもカリフォルニアに住みたい!カリフォルニアに住んでるアメリカ人と結婚したい!」と真剣な顔つきで発言します。
うお、俺ってポールよりあわれやーー!
でもポールはLumiちゃんと結婚したことに大満足の様子。ポールもよく聞いてみるとバツイチで前の奥さんとの間に娘が2人いるとのこと。娘さんたちは何才かと聞くともうとっくに成人していて、1人はアナハイムのディズーランド、もう1人はサンヂエゴの刑務所で働いてるらしい。それにしてもディズニーと刑務所なんて考えても出てこない組み合わせですねー。
そんなこんなで話しは盛り上がり、いつしか窓の外のヨットハーバーの灯りが、ゆらゆらと月の海に浮んでいました。
明日はいよいよカウアイ島へ出発です。