スパッカナポリとプレビシート広場
スパッカナポリ
トリアノンで美味しい本場ナポリのピザを食べたら、子ども達を連れてぶらぶらと町歩きを楽しもう。
まずはトリアノンのそばにある「スパッカナポリ」。世界遺産に登録されているナポリ旧市街地で、「スパッカ」はその発音から日本人にも連想できる「真っ二つに割った」という意味。ウンベルト1世通りの北側にある「トリプナ通り」「ヴィカリアヴェッキア通り」の2つの通りに囲まれたエリアだ。かっては治安の悪い地区として有名だったが、観光客の急増でおしゃれなカフェやお土産店が増えて、治安が改善した。
細い路地にごちゃごちゃとお店が立ち並ぶ様子がいかにもスパッカナポリらしい。夕方を過ぎると、ラッシュアワーの新宿駅のように人でごった返す。
土産物を売る雑貨店。
サンタキアラ教会
マヨルカ焼きのタイルで装飾されたサンタキアラ教会のクラリッセ回廊。入園料は大人5ユーロ、子ども2.5ユーロ。1310年にフランスのアンジュー家によって建設されたゴシックの大教会。ナポリで子連れ旅行者にもおすすめの観光スポット。
プレビシート広場
プレビシート広場とサンフランチェスコディパオラ聖堂。ギリシャ神殿風建物の左右正面に、ブルボン家カルロス3世と、この広場を造ったフェルディナンド1世の騎馬像がある。
名前の由来
「プレビシート」とは市民投票という意味。1860年、シチリア王国からイタリア王国への併合が市民投票によって決められたことに由来する。
ナポリ王宮
プレビシート広場に面して建つナポリ王宮。現在は王宮博物館、国立図書館等として利用されている。