メナド・ブナケンのダイビングスノーケリングポイント/シラデンピア
シラデンピアはシラデン島の南西沖にあるダイビング/スノーケリングポイント。
対岸のブナケン島との間にあるチャンネルに面しており、
潮通しがよく珊瑚礁の状態が素晴らしい。
プールでこどもたちと少し遊んだあと、その人気ポイントに行ってみた。
シラデン島の集落
シラデンリゾートからビーチ沿いに南に歩いていくと、
シラデン島の集落が現れる。
集落の住民は約300人くらいで全員がクリスチャンという。
おもに漁業で生計をたてている人々だ。
ビーチ沿いには簡易なダイビングロッジやレストランもある。
シラデン島の集落から海へ向かって伸びる桟橋 / 浅瀬には緑色の草が生えている / サンゴの大敵オニヒトデ
シラデン島の桟橋
集落の南西の浜から、
ブナケン島とのチャンネルへ向けて
古びた桟橋が伸びている。
この桟橋先端付近で、
潮流が分岐しており
桟橋の北側では北向きの流れ、
南側では南向きの流れがある。
シラデンピアでのシュノーケリング
わたしは桟橋の手前80メートルくらいのビーチからエントリーした。
そのまま沖へ向かって泳いで行く。
ビーチから近い浅瀬には一面緑の海藻が茂っていて、
ゆらゆら揺れるさまは、
草原の上を飛んでいるような気分だ。
この草はジュゴンの好物で、
このあたりでしばしば野生のジュゴンが目撃されている。
さらに沖に向かって泳ぐと
珊瑚礁がちらほら現れてくる。
そしてリーフエッジからドロップオフにかけては
素晴らしい状態の珊瑚礁を観察できる。
シラデンピアのリーフエッジは落ち込み方がゆるやかで、
スノーケリングでもリーフエッジ上に広がる珊瑚礁をじゅうぶんに鑑賞できる。
シラデン島の珊瑚礁
シラデンピアは、
今回の旅行中スノーケリングをした海洋公園内のポイントの中では、
ダントツに珊瑚礁の状態がいいポイントだった。
これは1998年(世界の珊瑚礁が壊滅駅な被害を受けた年)以前、
どこでも当たり前のように見かけた
(当たり前すぎてそのありがたさに気づかなかった)
あの素晴らしい状態の珊瑚礁に近い。
サンゴの種類も豊富だ。
ただし魚は種類も数も少ない。
桟橋の先端からリーフ沿いに
80~100メートル北上したあたりの珊瑚礁が一番素晴らしい。
途中に潮の流れが分岐する場所があるので気をつけよう。
この日の透明度は6メートルくらい。
行き方の注意点
シラデンピアはスノーケリングツアーでも訪れる人気の場所。
しかしシラデンリゾートに滞在していれば
歩いて簡単に来れるので、
ボートツアーに参加したときは別の場所をリクエストしよう。
午後からたっぷりある時間で、
リゾートから歩いて来て勝手に潜ればお金もかからない。