神が降臨した奇跡の料理 驚愕のバターミルクバナナパンケーキ

2019年2月12日

今日は、生涯忘れる事のできない日となった。

ここインドネシア、メナド・シラデン島で、

わたしたちは

神が降臨した奇跡の料理

「バナナパンケーキ」と出会ったのだ。

 

朝レストランに行っていつものようにテーブルにつくと、

スタッフが朝食用のメニューを渡してくれる。

昨日の朝食はビュッフェだったが、

今朝はアラカルトメニューから選ぶようだ。

 

奇跡のバナナパンケーキ

 

奇跡のバナナパンケーキ

 

いくらゲストがわたしたちだけになったとは言え、

朝食くらいはビュッフェがいいのに思っていたのだが

数分後わたしたちは

一瞬でもそう思ったことを

穴があったら入りたい

と悔やむほど、

反省するのだった。

 

プールサイドのレストランで朝食をいただく

 

メニューを見ながらオムレツやソーセージ、

クロワッサンなどをつらつらオーダーしていたら、

ページの片隅に

「バナナパンケーキ」

という文字が

控えめに載っているのを見つけた。

 

「ん?これはどういう料理だろう」

「バナナパンケーキって、そのまんまじゃないの?」とママ。

「試しにオーダーしてみようか」

「残さずたべれるんだったらいいよ」

「わかった、大丈夫。じゃあの~、このバナナパンケーキというのも1皿下さい」

 

注文して、待つことしばし。

運ばれてきたのは、

生地にバナナのスライスをぬり込んで

そのまま焼き上げたパンケーキだった。

 

バナナパンケーキ

                              朝食メニューは白い表紙 / これがその驚愕のバナナパンケーキです

 

 

ひゃぁ~~、こういうものだったんですね。

見るからにふわふわで柔らかそうで、

もちっと焼き上がっている。

 

これは期待できそうですよーー。

一切れ口にほうばる。

 

だっ!!なんだこれは?!

 

南国のバナナの力強い香りと甘さが、

バターミルクパンケーキの濃厚な生地と複雑に絡まり、

ジャコビニ流星群の閃光のごとく

脳内神経を高速でかけめぐる。

 

これはもうウマいとウマくないとか、

そんな俗世の言葉では表現しようがない、

崇高な芸術のレベルに昇華した

味の輪廻だ。

 

そこにメイプルシロップなんか、

たらりんこんとかけちゃった日にゃぁ、

 

アンタ窒息しますよ

 

この一品は、もしかしたら異次元からの挑戦状かもしれない。

 

断言しよう。

 

これは食べないほうがいい。

こんな危険な料理を食べてしまったら、

人類は滅亡するだろう

とジュセリーノも夢で見たと見ないとか、

ってなんじゃそりゃぁぁ~!

 

で、これあと2皿追加で下さい。

 

食べるのかーー!

 

レストランのすぐ先の海は今日も穏やか。

ブナケン島との間のチャンネルをイルカも喜んで跳ねていた。

 

いただきま~す

       いただきま~す★