【ベネチアで子連れにおすすめのホテル】コートヤードマリオットベネチアエアポート子連れ宿泊体験
💓チャオ、ボンジョルノ、イルカパパです。
さてさて日本から15時間のロングフライトを終え、水の都ベネチアに到着した私たちが向かうのは、ベネチア市街地ではなく空港近くにあるエアポートホテル。えっ??
いや、実は、翌朝空港でレンタカーを借りてドロミテへ向かうからです。でも子連れでベネチア観光を予定している家族連れにもこのホテルの利用価値は大いにありますよ。
それは何ですって?まずはホテルの概要からどうぞ。ペルファボーレ、ペスカトーレ。
ホテルの概要
- ロケーション:ベネチア空港から900m
- WiFi:無料
- フィットネス:無料・24時間オープン
- 朝食ビュッフェ:20ユーロ
- 空港シャトルバス:2.5ユーロ
- 駐車場:1日10ユーロ
*我が家が宿泊したときは、駐車場、空港シャトルバスは無料でした
基本データ
- 住所:Via Triestina, 170, 30173 Venezia VE, イタリア
- 電話:+390415416567
- 公式サイト:https://www.marriott.com/hotels/travel/vcecy-courtyard-venice-airport/?scid=bb1a189a-fec3-4d19-a255-54ba596febe2&y_source=1_MjgzMzQ2NS03MTUtbG9jYXRpb24uZ29vZ2xlX3dlYnNpdGVfb3ZlcnJpZGU=
地図
子連れ旅行者にとってのエアポートホテルの利用価値
日本からベネチアへの直行便のフライトはありません。
だから日本からベネチアへ行くときはどこかの都市で乗り継ぎが必要になります。一般的に欧州域内の都市で乗り継ぎをした場合、ベネチア空港に到着するのはだいたい夕方から夜にかけてとなります。
そしてベネチア空港は市内から12kmとそんなに離れていないのに、「海上に浮かぶ島」のため空港から市街地への移動に大変時間がかかります。
参考記事でござる🐒
仮にベネチア空港到着が夕方6時半とします。それから荷物をピックアップして空港を出るのが午後7時。水上バスでサンマルコ広場に到着するのは早くて(すぐ水上バスに乗れた場合)8時半。それから歩いてホテルを探しチェックインして荷物をほどいたり着替えたりすると早いケースでも午後9時前後になります。
それから夕食を食べに行って部屋に戻ると10時を過ぎてしまいます。現地時間で午後10時というのは日本時間で午前4時です。おはよー!日本から飛行機で移動してきた初日は、言ってみれば午前4時までほとんど徹夜で過ごしたような状態です。
これは大人でもきつい、まあ、我慢はできますが、でも子供にとっては大変な試練です。特に旅行の初日からハードなスケジュールで体力を削ってしまうと、旅行中に子供が体調を崩す大きな原因になります。
家族全員が元気で無事に旅行の全行程を満喫するためには、到着初日はなるべく早く寝たほうが良い。
到着初日の就寝時間が遅くなってしまうのは、ベネチアへの直行便がない、空港からのアクセスに時間がかかる、というベネチアならではの要因が絡んでいます。
そこでエアポートホテルの登場です、って前置き長すぎ〜〜。
エアポートホテルなら空港からすぐ。ベネチア到着初日に長旅の疲れをゆっくり癒し、時差による体へのダメージを極力低減することができます。
もしイタリア周遊旅行や欧州周遊旅行を計画している段階なら、ベネチアは周遊の途中で訪問するスケジュールにして下さい。旅行を楽しい内容にすることと同じくらい、家族全員が最後まで健康で元気に旅行を楽しめるように計画を練ることも、スケジュールを管理する親の責任です。
宿泊体験記
さてさて、ベエチア国際空港に到着後、2階にあるホテルシャトルバス発着場で待っていたんですが、いくら待ってもバスが来る気配がありません。
私たち以外ほかの乗客が誰も来ないことも不安をあおります。もしかしたらそもそもここはホテルシャトルバスの発着場じゃないんじゃないか?と疑わしくなってきました。
私たちには急ぐ理由があった
時間は誰にとっても貴重ですが、今の私たちには特別重要な「急がなくてならない理由」があったのです。それはロンドンオリンピックでおこなわれているサッカーの準決勝「日本VSメキシコ戦」を観る事です。
えええーー、それのどこが重要な理由ですか?!とおしかりを受けそうですが、私たちがベネチアに到着したその日(2012年8月7日)の午後6時から、ちょうど日本対メキシコの試合が始まるところだたのです。飛行機が遅れてしまったら観れないかもしれないと半分あきらめていただけに、まさかの早めの到着、すぐバスに乗ってホテルに向かえば、キックオフの午後6時に余裕で間に合います。
この記事は2020年9月に再編集しています
ここベネチアがあるイタリアと、ロンドンオリンピックが行われているイギリスとの間に時差はなし、うははは、つまり同じ時間帯の中でサッカーの試合が観れるっちゅーわけですから、そりゃー「特別な理由」に該当しますよね、ねー。
結局バスはあきらめてタクシーで行きました
しかし来るはずのバスがいつまで待っても来ない。そうこうしているうちにキックオフの時間が刻々と迫ってきます。というか今すぐバスが来ても、ホテルまでの移動時間や、チェックインの手続きを考えたら、もうキックオフには間に合わないかもしれない、ひゃあぁ〜。
「もー無理だ」
そもそもここにバスが来るかどうかもわからないこの状況で、これ以上待っても意味がないと判断しました。せっかく同じヨーロッパの時間帯の中ににて時差を気にせずサッカーの試合が観れる、というメリットを、もうこれ以上1秒も無駄にできません。
りゅうと2人で急いで1階のタクシー乗り場に移動し「マリオットエアポートホテルに行ってねー、サッカーの試合始まってるから急いでプリーズ、ペルファボーレ!」と告げたのでした。
でもなぜかテレビ放映してませんでした
空港から私たちが今夜宿泊する「コートヤードマリオットベネチアエアポートホテル」まで、タクシーに乗ったらほんの2~3分でした。料金はスーツケース込みで15ユーロ。たかっ!
ホテル到着後、ちゃっちゃっとチェックインの手続きを済ませ、ダッシュで部屋に向かいます。
スーツケースを開けたり、小物(パスポートやホテルバウチャー、ユーロの現金)の確認、整理をしながら、りゅうにテレビをつけてサッカーの試合にチャネルを合わせるように言いました。
ところがテレビのリモコンを持つりゅうから
耳を疑う言葉
が飛び出したのです。
「えーーやってないよ、どのチャンネルもサッカーやってない」
「そんなはずはないだろー、ここはサッカーLOVE、サッカー命、サッカー人生、の情熱の国イタリアだぜ」
例え自国の試合でなくても「日本対メキシコ」ならテレビ放映くらいするだろー、しかもロンドンオリンピックの準決勝ですよ!
私たちは自分の目を疑うしかなかった
「お前の気合いが足りないからチャンネルが合わないんだ」
とりゅうに罵声を浴びせるも、テレビに映し出されるのは、弓を放ったり、馬に乗って何かしている競技みたいなのばかり。
私は自分の目を疑いました。
「おれにはこれがアーチェリーや乗馬に見えて仕方ないんだけど、、、」
「うん、オレも」
「、、、、、」
「現実を直視するしかないよ、パパ」
自国が出ていないからという極めて身勝手な理由で、サッカーの準決勝をテレビ放映しない、という現実。
イタリアともあろものが、見損なったぜペペロンチーニ!
そしてお腹が減った
きれいで快適なホテルのベッドでごろごろしながら、長旅の疲れをほぐしつつ、日本対メキシコ、ロンドンオリンピックサッカー準決勝を観る、という期待も希望も夢も打ち砕かれ、ふと気付くとモーレツにお腹が減っていることに気付きました。
「じゃあ、どこかに食べに行こうか」
部屋を出てフロントを通り過ぎ、ホテルの外に出ます。さっき空港に到着したときよりいくらか日が翳り、風がひんやり心地よく感じます。でもホテル周辺には、ちょっと食べれそうなトラットリア、ピッツェリア、ファーストフード店、など全く見当たりません。少し遠くの角まで歩いてみましたが、やはりお店は皆無。
仕方ないのでホテル内のレストランで今日の夕食をいただくことにしました。
ホテルのレストランで夕食
マリオットホテルのレストランは1階フロントの横にあります。店内は、数組のカップルや家族連れの姿があり、そこそこ賑わっています。
お腹が減ったとはいえ今は日本の時間でいったら午前0時過ぎです。眠気も混じっているし、食べたらすぐ寝ちゃうもんねー作戦を決行するつもりなので、ここはさっとすませることに。
オーダーしたのは、カルボナーラとチーズのピッツァ、それにミネラルウォーター。料金はパスタが13ユーロ、ピッツァが6ユーロ、ミネラルウォーターが3ユーロ、それにサービス料6ユーロが加算され、合計28ユーロ。
けっこうな金額だね。
さあ、じゃあ食べ終わったら、部屋に戻り、明日にそなえてさっさと眠りましょうか。
こうしてベネチア到着初日、我々はサッカーの試合を観ることもなく、ベネチアの市街地に出ることもなく、従ってゴンドラもリアルト橋もサンマルコ広場も見ることなく、ベネチアンマスクを付けた謎の美女を守ってスパイと銃撃戦を展開することもなく、運河で溺れかけた少女を助けたら欧州の歴史ある公国のお姫様でお礼に島をプレゼントされることもななく、午後9時(現地時間)にはすやすやと就寝したのでした。
マリオットホテルのレストランで食べた初日の夕食の写真。
客室内バスルームの写真。
終わりに
🤗「【ベネチアで子連れにおすすめのホテル】コートヤードマリオットベネチアエアポート子連れ宿泊体験」はこれでおしまいです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。このブログ記事があなたの子連れベネチア旅行の参考になったらとっても嬉しいです。
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それでは良いご旅行を!ブォン ヴィアッジョ!
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