チチカカ湖朝の散歩
ペルー子連れ旅行(長男中1、次男小4)滞在8日目。昨日クスコからバスでチチカカ湖にやってき我が家はついにペルーで最後の朝を迎えました。今日は、朝食後、チチカカ湖クルーズに出かけウロス島を訪問する予定です。
チチカカ湖すげー!
チチカカ湖は日本最大の湖、琵琶湖の約12倍の面積を持つ巨大な湖です。しかもそんな大きな湖が富士山の山頂より高い標高3810mの場所にあるのです。もう驚くしかありません。世界ってすげーなと感嘆します。チチカカ湖はまた、湖面の60%がペルー、40%がボリビアと2つの国にまたがっている「国際的」な湖です。定期船が運行する世界最高所の湖でもあります。その定期船ですが、ペルーとボリビアを結ぶ国際線です。すごいことずくめです。
さらにチチカカ湖にはタキーレ島、ルーナ島など41の島があります。そのうちのひとつは「太陽の島」と呼ばれ初代インカ皇帝が降り立った伝説の残る聖なる場所とされています。
そう言えば映画「グランブルー」の冒頭シーンにチチカカ湖を連想させる湖でダイビングする場面がありました。標高3810mの湖でダイビングするって、どういう感覚なんだろうと興味を持って観た覚えがあります。
- 湖の面積:およそ8562平方キロメートル
- 最大水深:285m
余談ですが、チチカカ湖には海を持たない内陸国ボリビアの海軍基地があります。
ペルー子連れ旅行の旅程
<1日目>
- 15:55 成田・新東京国際空港発 コンチネンタル航空6便
- 13:50 ヒューストン国際空港着 着後、入国審査、税関検査など
- 15:55 ヒューストン国際空港発 コンチネンタル航空590便
- 22:29 リマ国際空港着 着後送迎車でホテルへ
シェラトンリマ泊
<2日目>
- 07:00 リマバスセンター発 クルスデルスル社長距離バス
- 13:30 ナスカ着
- 午後 ナスカ空港からセスナ機でナスカ地上絵観光フライト
- 午後 専用車でホテルで移動、チェックイン後ホテルのプールで遊ぶ
- 夕方 古代ナスカのカンタヨ灌漑遺跡見学
- 夕食 ホテルのレストランでビュッフェディナー
カンタヨリゾート&スパ泊
<3日目>
- 午前 ナスカ地上絵見学、マリアライヘ博物館、ミラドール
- 午後 裏ナスカ・エルテラール遺跡見学、ナスカ陶芸博物館
- 昼食 ホテルニドデルコンドル
- 14:40 ナスカバスセンター出発 長距離バスでリマへ
- 21:15 リマ着 着後ホテルへ
- シェラトンリマ泊
<4日目>
- 08:00 リマ空港発 スターペルー航空1181便
- 09:20 クスコ空港着 着後専用車でホテルへ
- 午前 クスコ市内観光
- 昼食 韓国料理店
- 午後 世界遺産クスコ市街地と近郊4大遺跡観光
- 夕食 中華レストラン
- 夜 送迎車でウルバンバへ移動
サンアグスティンウルバンバ泊
<5日目>
- 06:30 送迎車でホテル発 オリャンタイタンボ駅へ移動
- 07:45 オリャンタイタンボ駅発 インカレールビスタドーム号でマチュピチュへ
- 09:53 マチュピチュ駅着
- 午前 世界遺産マチュピチュ遺跡観光
- 午後 ワイナピチュ登山
- 昼食 マチュピチュサンクチュアリーロッジでビュッフェランチ
- 夕方 マチュピチュのサンセット鑑賞
- 夕食 ホテルのレストラン
ディエラヴィバマチュピチュ泊
<6日目>
- 午前 ホテルの部屋でトラベルドクターに診察してもらう
- 15:20 マチュピチュ駅発 ビスタドーム号でオリャンタイタンボへ移動
- 17:28 オリャンタイタンボ駅到着 着後送迎車でクスコへ移動
- 夕食 クスコの日本食レストラン
ホテルミドリ・クスコ泊
<7日目>
- 06:30 専用車でバスターミナルへ
- 07:30 長距離観光バス・アンデスエクスプローラー号でプーノへ
- 終日 ラクチ遺跡、ララヤ峠(標高4335m)、プカラ遺跡などを観光
- 17:00 プーノバスセンター着 着後タクシーでホテルへ
- 夕食 ホテルのレストラン
カサアンディーナプライヴェートコレクションプーノ泊
<8日目>
早朝 チチカカ湖半の散歩
- 朝食 ホテルのレストラン
- 午前 チチカカ湖クルーズ、ウロス島観光
- 昼食 プーノ市内のレストラン、食事後送迎車でフリアカ空港へ
- 17:40 フリアカ空港発 ラン・ペルー航空100便
- 19:20 リマ国際空港着、空港内で夕食
- 23:45 リマ国際空港発 591便
- 機内泊
<9日目>
- 06:20 ヒューストン国際空港着
- 10:50 ヒューストン国際空港発 コンチネンタル航空7便
- 機中泊
<10日目>
14:20 成田・新東京国際空港着
朝の散歩
カサアンディーナで向かえるペルー最後の朝。
6時半に目が醒めたのでママとチチカカ湖畔まで散歩することにしました。
ホテルから湖へ伸びる桟橋を通って行けば湖畔にたどり着けます。
ボードウォークの上を歩きます。まわりは湿地帯のようです。
途中で後ろを振り返るとホテルが見えます。空気が乾燥していてとてもひんやりしています。
少し進んだら湖面の水が見えてきました。
水辺に生えているのはトトラという植物で、現地の人はこの藁を使って船や浮き島、家まで造ります。
トトラのまわりで泳ぐ鴨。
写真にはありませんが他にもたくさんの鳥がいました。
桟橋の先端に「浮き島」がありました。
飛び移ってみるとふわふわ揺れてとっても不思議な感覚でした。
湖の向岸に町が見えます。
あの町に住んでる人は毎日こんな素敵な景色を眺めているんですね。
鏡のように澄んでる朝の湖面に白い雲や遠くの山が映っています。
ホテルに戻ってテラスからもう一度チチカカ湖を眺めます。
水面を渡る風が爽やかでとっても気持のいい朝の散歩でした。
カサアンディーナの朝食
チチカカ湖畔の散歩から戻って来たら、子供たちは2人とも起きていて、ケーブルテレビでアメリカのアニメ番組を観ていました。「おはよー」「パパたちどこへ行ってたの?」「天気がいいからチチカカ湖の水辺まで散歩に行ったんだよ」「へー何か動物いた?カバとかカモノハシとか」「ははは、そんなものここにはいないよ、それはアフリカやオーストラリア」どうも子供たちは「散歩」と言えば「動物探し」のことと勘違いしているようです。
確かに今まで行った旅行先では、タンザニアにしろ、マダガスカルやボルネオ、ガラパゴス、それにオーストラリアでも、珍しい野生動物を探しに「散歩」をしました。
だから「散歩」というのは「野生動物探し」と思い込んでいても仕方ないのかもしれません。
「この南米の高地にいるのは、アルパカやビクーニャ。昨日見ただろう?」
「あー見た見た」
「オレエサをあげた」
元気よく答えるところをみると、リュウの体調はずいぶん回復したようです。おでこに手を当ててみましたが、熱も下がっています。よかった。
「お腹減った?」
「うん、けっこう減ってる」
「よし、それじゃあ朝ごはんを食べに行こう!アルパカの肉が食べられるかもしれないぞー」
「えーーホント?おれちょっとやだな」
「あはは、うそうそ、多分ないよ」
久しぶりに家族4人で笑い合いながら、部屋を出て、1階のレストランへ向かいました。
カサアンディーナの朝食は昨夜夕食を食べたのと同じ「Alma」。
昨夜の夕食のときは外が暗くてよくわかりませんでしたが、レストランは瑞々しい緑の芝の庭に面しており、大きなガラス窓からはその庭園越しに雄大なチチカカ湖が眺められます。
まずは新鮮なフルーツジュースや野菜ジュースで喉を潤します。
朝食はビュッフェスタイルなので、焼きたてのパンも取り放題です。
煮込み料理やスープも美味しそう♪
オムレツコーナーでは好みの具材でふんわりオムレツを焼いてくれます。
わたしはトマト、チーズたっぷり、それにマッシュルームで作ってもらいました。
窓側のテーブル席でいただきます。
うん美味しい!
窓の外にはチチカカ湖のレイクビューの景色が広がっています。
朝食が終ったら、ツアー出発まで部屋に戻ってゆっくりします。
カイは窓際のチチカカ湖が良く見える特等席の机でお勉強タイム。
大きな窓から桟橋とチチカカ湖が良く見えるテラス横の特等席。