【完全保存版】エベレスト街道トレッキングの持ち物リスト!初心者〜中級者が絶対準備すべき装備を徹底解説

2026年1月8日

ツアー会社から無料で貸し出された青いダッフルバッグにトレッキング中の着替えや持ち物を入れる。そしてポーターが運んでくれる
ツアー会社から無料で貸し出された青いダッフルバッグにトレッキング中の着替えや持ち物を入れる。そしてポーターが運んでくれる

ナマステ!64歳で登山初心者にも関わらず標高5364mのエベレスト・ベースキャンプ(EBC)に登りました。EBCを目指すヒマラヤエベレストトレッキングは想像以上に過酷でしたが、これまでの人生で見たこともない絶景の連続で達成感は最高でした。

「ヒマラヤトレッキング、何を持っていけばいいの?」「どれくらい寒いの?」

そんな不安を抱えているあなたへ。今回は、エベレスト街道トレッキング(EBC)に必要な装備を網羅した決定版リストを公開します。

カトマンズでのレンタル情報や、経験者だからこそ知る「意外と役立つアイテム」も紹介しますので、パッキングの参考にしてください!

それでは夢と冒険の旅へヒアーウィーゴー!

⚖️ 大前提:荷物の重量制限を知ろう

空港での荷物のセキュリティチェックと重量計測
空港での荷物のセキュリティチェックと重量計測

まず、荷造りを始める前に「重量の壁」を理解しておく必要があります。

  1. ルクラ便の制限: 預け荷物 + 機内持ち込みで 合計15kg程度 が一般的です。これを超えると追加料金がかかります。追加料金は1kgにつき100ルピーでした。
  2. ポーターへ預ける荷物: ガイド・ポーターを雇う場合、メインの荷物(ダッフルバッグ)はポーターが運びます。上限は12〜13kgを目安にしましょう。
  3. 自分で背負う荷物(デイパック): 水、貴重品、防寒着など。5〜6kgに抑えるのが体力を温存するコツです。

🥾 1. 必須装備(三種の神器+α)

トレッキングシューズはコロンビアのアウトレットで購入。ザックはカトマンズの登山用品店でノースフェイスの格安品(約1800円)を買いました
トレッキングシューズはコロンビアのアウトレットで購入。ザックはカトマンズの登山用品店でノースフェイスの格安品(約1800円)を買いました

これがないと始まりません。お金をかけるべき最重要アイテムです。

アイテムポイント・選び方
トレッキングシューズミドルカット以上推奨。瓦礫や岩場が多いため、足首の保護が必須。防水透湿素材(ゴアテックスなど)はマストです。買ったら出発までに必ず履き慣らしておきましょう。
バックパック30L〜40L程度。自分で背負う行動用です。腰ベルトがしっかりしたものを選びましょう。ザックカバー(レインカバー)も忘れずに。カトマンズの登山ショップで「THE NORTH FACE」ザック40L約1800円で買いました。
ダッフルバッグポーターに預ける用。80L〜100L。カトマンズで「THE NORTH FACE」のロゴ入り(本物・偽物問わず)が安く買えます。ソフトケースが基本です。私たちは旅行会社が無料で貸してくれました。
寝袋(シュラフ)ロッジの夜は極寒です。**「-15℃〜-20℃対応」**の冬用ダウンシュラフが必要です。※カトマンズで安価にレンタル可能(1日100〜200円程度)なので、買う必要はありません!これも旅行会社が無料で貸してくれました。

🧥 2. ウェア(レイヤリングが命!)

標高5000メートル付近。オレンジのレインウェアはワークマンで買いました
標高5000メートル付近。オレンジのレインウェアはワークマンで買いました

標高が低い場所はTシャツでも暑く、標高5,000m付近や夜間は氷点下になります。「脱ぎ着」で体温調整できる重ね着(レイヤリング)を意識してください。

① ベースレイヤー(肌着)

標高4000m付近。日差しが暑いでの半袖Tシャツでもオッケー!露店で買ったネックレス。
標高4000m付近。日差しが暑いでの半袖Tシャツでもオッケー!露店で買ったネックレス。
  • メリノウール製が最強: 汗冷えしにくく、数日着続けても臭いません。速乾性のある化学繊維でもOKですが、綿(コットン)は絶対NGです(汗が乾かず低体温症の原因になります)。
  • 枚数: 上下2〜3セットあれば十分。

② ミドルレイヤー(中間着)

中間着はモンベルのシャツ。汗をかいても体が冷えない優れもの。軽くてめっちゃ着心地がいい。
中間着はモンベルのシャツ。汗をかいても体が冷えない優れもの。軽くてめっちゃ着心地がいい。
  • フリース: 通気性と保温性のバランスが良いもの。
  • 薄手のダウン: インナーダウンとして使えるもの。

モンベルの製品が最強でした!

③ アウターレイヤー

アウターレイヤーは黒いマウンテンジャケット。ものすごくあったかいので昼間はほとんど着る機会がなかった
アウターレイヤーは黒いマウンテンジャケット。ものすごくあったかいので昼間はほとんど着る機会がなかった
  • ハードシェル(レインウェア): 風と雨を防ぐための雨具(上下)。ゴアテックス推奨。
  • 厚手のダウンジャケット: ロッジでの滞在時や、早朝の行動時に必須。これもカトマンズでレンタル可能です。

防水、防風、防寒の3つのジャケットが必要と言われましたが、私が買ったモンベルのマウンテンジャケットは防風防寒タイプだったので防水ジャケットと2つですみました。

レインウェアはワークマンで超防水仕様のアウターを購入。

モンベルのマウンテンジャケットは暖かすぎて、日中日差しがあるところでの登りでは着ることはありませんでした。ザックにしまっても小さくなるし驚くほど軽いのでとっても便利です。

一方朝夕はものすごく寒いので重宝しました。日本に帰ってからも愛用しています。東京では半袖のTシャツの上にこれを羽織るだけで十分。電車の中では暑いので脱いでます。

マウンテンジャケットは旅行会社の無料レンタルもありました。

④ パンツ(ズボン)

  • トレッキングパンツ: 伸縮性のあるものを2本程度。
  • ダウンパンツ: 11月〜2月の寒い時期に行くなら、ロッジ用にダウンパンツがあると天国です。

私は薄手のトレッキングパンツ(標高4000m以下)と厚手のパンツの2枚をモンベルで買って持って行きました。薄手のパンツは東京からの飛行機でも来てました。

🧢 3. 小物・アクセサリー(ここが差をつける!)

サングラスとルームキー
サングラスとルームキー

実はウェア以上に重要なのが、末端を保護する小物類です。

  • サングラス: 標高が高い場所の紫外線は強烈です。雪目防止のため必須。
  • 帽子:
    • 日よけ用: つばの広いハットやキャップ。
    • 防寒用:ニット帽(ビーニー)。耳まで隠れるもの。
  • ネックゲイター(バフ): 超重要! エベレスト街道の空気は乾燥しており、喉をやられる「クンブ・コフ(Khumbu Cough)」という咳に悩まされます。マスク代わりになる薄手のものと、防寒用の厚手のものの2枚持ちがおすすめ。
  • 手袋(グローブ):
    • インナー: スマホ操作対応の薄手。
    • アウター: 防風・防寒の厚手グローブ(スキー用でも可)。
  • 靴下: 厚手のトレッキング用ソックス(メリノウール推奨)を3〜4足。

モンベルの登山用靴下は2〜3日洗わなくても臭わないのでおすすめです。

💊 4. 衛生用品・薬・ケアグッズ

山小屋の客室。黒と黄緑色のがツアー会社から無料で借りれた寝袋
山小屋の客室。黒と黄緑色のがツアー会社から無料で借りれた寝袋

高所では水が貴重で、シャワーは数日に1回(有料)浴びられれば良い方です。

  • 日焼け止め・リップクリーム: 驚くほど焼けますし、乾燥で唇が割れます。
  • ウェットティッシュ: 体を拭くための大判タイプとお尻拭き用。
  • トイレットペーパー: ロッジには備え付けがないことが多いです。芯を抜いて潰して持参しましょう。あるいはカトマンズで買っておきましょう。
  • 常備薬:
    • 鎮痛剤(頭痛用)、風邪薬、下痢止め、整腸剤。
    • ダイアモックス(高山病予防薬): ※医師に相談して処方してもらいましょう。
    • 絆創膏・靴擦れ防止パッド。
  • 水の浄化剤 or ボトル: ミネラルウォーターは標高が上がるほど高騰します(1本400円など)。水道水を浄化タブレットで飲めるようにすると節約になります。
  • 袋:洗濯物や下着類、小物などアイテムごとに仕分けする袋があると大変便利です。標高の高い山小屋では室内が暗い上、空気が薄いのでバッグの中を探すのが大変です。
  • ほっかほかカイロ:ロッジはとても寒いの寝る時などに必要です

トイレットペーパーはありません!やむなく標高3800mで買ったのは1ロール約200円でした!

浄化タブレットはカトマンズで500円くらいでした。

ダイアモックスは出発前に日本で処方してもらいました。

🔋 5. 電子機器・ガジェット

  • モバイルバッテリー: ロッジでの充電は有料(1時間数百円〜)です。大容量(10,000mAh〜20,000mAh)を1〜2個持参しましょう。
    • 注意: 低温下ではバッテリーの減りが早いため、夜は寝袋の中に入れて温めて寝てください。
  • ヘッドライト: 早朝出発や、ロッジの停電時に必須。予備電池も。
  • 変換プラグ: ネパールは「Cタイプ」や「B3タイプ」が混在していますが、日本の「Aタイプ」が刺さるマルチコンセントのロッジも増えています。一応マルチ変換プラグがあると安心。

SIMカードはカトマンズ空港で購入するのが安い

📝 6. その他・便利グッズ

  • 日本食: インスタント味噌汁、アルファ米、梅干し、緑茶ティーバッグなどは、高山病で食欲がない時の救世主です。
  • 行動食: チョコレート、ナッツ、エナジーバー。現地でも買えますが、日本からお気に入りを持っていくとメンタルが安定します。
  • 現金(ネパールルピー): ナムチェより上に行くとATMはほぼ使えません。また、クレジットカードは使えません。全日程の食事代+チップ予備費は必ず現金でカトマンズから持っていきましょう。

❌ 持っていかなくて良いもの(置いていくもの)

  • PCやタブレット: 重いだけです。デジタルデトックスしましょう。
  • 過度な着替え: 山では誰も汗の匂いを気にしません。毎日は着替えない前提で、最低限に。
  • ハードスーツケース: トレッキングには向きません。カトマンズのホテルに預けていきましょう。

寒さ対策

朝夕は山小屋の中でも氷点下。山小屋の寒さ対策は何より重要です
朝夕は山小屋の中でも氷点下。山小屋の寒さ対策は何より重要です

私たちがエベレストに登ったのは11月後半です。毎日晴天だったので、日中はポカポカして寒さを感じませんでした。

登り始めや休憩中以外、ダウンジャケットは着ません。登っていると暑くなるのでザックに入れて持ち運びます。軽量でコンパクトなジャケットを選んでください。私が買ったモンベルのマウンテンジャケットは、ものすごく軽くて着やすいのに、めっちゃ暖かくて、防風機能付きです。絶対おすすめです!

標高5364m。風がなければ寒さは感じない。マウンテンジャケットは必要ないのでザックの中。
標高5364m。風がなければ寒さは感じない。マウンテンジャケットは必要ないのでザックの中。

寒さ対策が必要のはロッジです!

ロッジでは食堂以外暖房がありません。標高の高いロッジでは食堂でもめっちゃ寒いです。

夜間、早朝は、ロッジの室内でも氷点下になります。以下の物は必ず持参してください。

  • ほっかほっかカイロ(寝袋に入れるとあったかい)
  • 極暖のヒートテックシャツ・トレーナー・ズボン(就寝用)

📌 まとめ:軽量化こそが高山病予防の第一歩!

装備の準備をしていると、あれもこれもと不安になりますが、「迷ったら置いていく(または現地調達)」くらいの気持ちで軽量化を心がけましょう。荷物が軽ければ、それだけ心肺への負担が減り、高山病のリスクも下がります。

カトマンズのタメル地区には数え切れないほどの登山用品店があり、足りないものは出発直前でもすべて揃います(しかも安く!)。

また行動中より、宿泊先のロッジでの寒さ対策に万全を機しましょう。

しっかり準備をして、快適なヒマラヤの旅を楽しんでください!

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