セイシェルナンバーワンビーチ/アンスラジオへのアクセス
ボナプレミジ!マリンスポーツ歴40年のイルカパパです☆今回は「インド洋の真珠」「地上最後の楽園」と讃えられるセイシェル共和国に2人の子供(小3、年長)を連れ家族4人で旅行をしてきました。
ヴァレドメ自然保護区を見学したあと、ガイドをしてくれたアルバートにお礼を言って、それから島の西の果てにあるアンスラジオを目指しました。セイシェル・ナンバーワン・ビーチを見るのが楽しみです。
セイシェル子連れ旅行のスケジュール
- 1日目 モルジブからシンガポールで乗り換えてセイシェルヘ ヴァレドメ自然保護区 プララン島
- 2日目 3島クルーズツアーに参加 プララン島
- 3日目 ラディーグ島へ移動 サンセットクルーズ ラディーグ島
- 4日目 午前中ココ島クルーズ 午後ホテルのプール&ビーチ ラディーグ島
- 5日目 アンスココトレッキングツアー 島の北海岸へサイクリング ラディーグ島
- 6日目 午前中ホテルのプール&ビーチ 午後移動
- 7日目 シンガポールで乗り継いで帰国
アンスラジオへ行きます
「ありがとう、すごく楽しくてとても勉強になりました」
ヴァレドメ保護区を案内してくれたガイドのアルバートと握手をしてお別れを言う。
「これからどこへいくの?」
「アンスラジオへ行ってみようと思います」
「それはいい、じゃあ楽しんで来てね、ボクたちもバイバイ」
車を走らせるとミラーの中で手を振るアルバートがだんだん小さくなる。さっきまでのスコールがうそのように止んでいて、ヴァレドメ渓谷の木々の隙間にはままぶしい青空が広がっていた。
プララン島のドライブ
ヴァレドメ渓谷はプララン島でもっとも高い場所にあるため、保護区を出ると長い長い下り坂が続く。太古の昔からほとんど人の手が入っていないうっそうとした森の中を下る道は、いったいこのまま地球の内部まで続いてるんじゃないかと不安になってしまうほどだ。
やがて長い下り坂は終わり、さっき両替をした銀行のある三叉路に突き当たった。三叉路の先は海。ここから島の北海岸をぐるっとまわり西の果てにあるアンスラジオへむかうのだ。
プララン島には島を1周する道路がなく、アンスラジオはまさに今走っているこの道路の終点にある。
島の北海岸にはアンスボルベールと言いう名前のビーチがあって、一応プララン島のメインビーチとされている。簡易地図を見る限りでは、ビーチ沿いを走るこの道路に沿ってホテルやレストラン、ショップが並んでいるはず。しかし走れど走れどいっこうに何も見えてこない。
メインビーチという呼び方に、わたしはプチ・ワイキキのようなちょっとはなやかなリゾート通りを期待していたのだが、まるで無人島のようなうっそうとした森と、反対側には海が続いているだけだ。道を走ってる車はおろか、歩いている人さえ見かけない。
参考記事:子連れでも楽しめるワイキキ・カラカウア大通りのショッピングモール紹介
ヴァレドメ渓谷では熱帯雨林のジャングルの中を、登ったり下ったりかれこれ2時間以上歩いて、けっこうくたくたになった。お店があったら冷たいアイスでも食べようと思ったのに、この様子じゃ何もなさそうだ。残念。
仕方ない、先へ進もう。
参考記事:子連れ旅行者の最強アイテム・海外レンタカーの借り方、返し方、活用テクニック10選
プララン島は複雑な形をしているため、島が小さいわりにはなかなか目的地に着かない。道路は右に回ったり左に回ったり、アップダウンもかなり激しい。そのうち右手の海の向こうにキュリーズ島が見えてきた。かなり近い。泳いでも行けるんじゃないかと思えるくらいの距離だ。
道はそこから細くなり、激しいカーブが連続する山登りコースになる。
あんまり坂が急なので、アクセルをいっぱいに踏んでも、エンジンが苦しそうに唸るだけで、車は少しか前へ進まない。それどころかいつ力つきて後ろ向きに坂を転げ落ちるか、ギリギリの状態だ。
がんばれ、がんばれ、
われわれはハラハラしながら、体の重心を少しでも前方へ動かしながら、心の中でこの小さな日本車を応援していた。
やっとの思いで峠を越えて視界が開けると、森の先に、この世のものとは思えない鮮やかな色にきらめく海が見えた。
ああ~、セイシェルで一番美しいと言われるアンスラジオだ!
アンスラジオに到着
アンスラジオは旅行雑誌や旅行関係者へのアンケートなどで、しばしば
「世界で一番美しいビーチ」
の称号に輝くビーチ。
ひとつにはこの先にはもう何もないと思わせるような厳しい峠を越えた先に出現するという、位置のドラマ性が、見る人の目と感性を揺さぶるのかもしれない。
もうひとつは、この島に来てずっと気になっていたのだが、セイシェルという島には、地球上で他の場所にはない、
特別な光の屈折率、
みたいなものがあるような気がする。
海がきれいに見えるというのは、結局光が水に反射、あるいは浸透し、どう見えるかにかかってくるのだから、そもそも光の屈折率が、海が美しく見えるように調合されてるとすれば、そりゃ~インチキじゃないかっていうくらい海が美しく見えるアドバンテージを手にしているわけだ。
夕陽がきれいというのもどうやらこの屈折率と関係ありそうだぞ。
それはさておき、わたしの簡易カメラでは残念ながら、とてもその屈折率の違いがわかるような写真は撮れません。
このHPに掲載している写真を見て「へ~これが世界いち美しいビーチ?」と思われるかもしれないが、実際の目で見たビーチはもっともっと美しかったです。
では水着になって、しばしこどもたちと海で遊びましょう~♪とりゃ~~!
1件だけあるビーチサイドカフェ
道路の終点に無料駐車場があり、そこからビーチは目の前。ビーチにはホテルも売店もないが、1件だけ食事ができるカフェが営業している。
カフェの名前は「ボンボンプリューム」。
蛸のカレーやサンドイッチなど軽食、それにソフトドリンク、アルコール各種をいただける。客席は室内と屋外にある。ただしランチタイムが終わると食事が終了し、飲み物だけのサービスになる。
ビーチにはシャワー、トイレ、更衣室はない。
アンスラジオへの行き方
アンスラジオは、プララン島のメインビーチがある北海岸からおよそ7km。島を1周する道路がないため、プララン島空港や南海岸からは、25km前後の距離がある。
プララン島滞在者は、ホテルからの送迎付きガイド付きツアーで訪れるのが一般的。
個人で自力で行く場合は、レンタカー、タクシー、レンタサイクルの3通りの方法がある。
タクシーで来てる人がけっこういた。タクシーで帰る場合、あらかじめ時間を決めて迎えに来てもらうか、携帯で呼び出すか。ちなみにドコモのFOMAは、イースター島でもタンザニアでもアンテナが立っていたのだが、セイシェルではついに一本も立たずじまい。
レンタサイクルは、北海岸から往復15km程度の距離で、アップダウンがある。自動車の通行量は極端に少ないので、サイクリング専用道のように走れるが、日頃から自転車に乗り慣れている親子でないとハード。
参考記事:子連れ海外サイクリング情報
ビーチの駐車場は無料。
マヘ島からはエクスカーションかクルージングツアー参加するのが一般的。どうしても自力で訪れたい人は、マヘ島〜プララン島の飛行機15分、船は1時間を参考に。
空港、港からアンスラジオへの行き方は上記の「プララン島滞在者」のケースを参照シテください。
ヴァレドメ自然保護区からアンスラジオへのドライブルート
アンスラジオで子連れシュノーケリング
ビーチではシュノーケリングを少しやったが、珊瑚はない、サカナもまばら、透明度は5mくらいだった。
そのかわりトップレスのお姉さんが何人かいました。って違うだろ~~。
海の中の様子。魚も珊瑚もまばら。
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