子連れにおすすめの世界遺産ランキング第4位~マチュピチュ・ペルー

2019年3月24日

子連れにおすすめの世界遺産ランキング第4位~マチュピチュ・ペルー

世界遺産マチュピチュ

正式名称:マチュピチュの歴史保護区

国:ペルー共和国

遺産種別/登録年:複合遺産/1983

登録基準:文化遺産として最高レベルの(i)/人類の創造的才能を表す傑作。尚かつ自然遺産として最高レベルの(vii)/類例を見ない自然美および美的要素をもつ優れた自然現象、あるいは地域

おすすめの年齢:小学校高学年以上

治安:遺跡やマチュピチュ村ではあまり心配いりません

病気:注意する病気は、ウィルス性腸炎、食中毒、高山病、日射病、熱中症

こんな世界遺産

アメリカの探検家ハイラム・ビンガムが、1911年7月24日に「発見」した、インカ帝国の失われた空中都市。アンデス山脈の奥深く、アマゾン川源流となる標高2430mのウルバンバ渓谷の険しい尾根の上に作られた遺跡です。15世紀のインカの都市の遺構がそのまま残っていて、当時にタイムスリップしたような感覚で遺跡の中を歩き回れるところが、子連れ旅行者にとってポイントが高いと思います。

遺跡の中には市民の住居跡や畑、見張り小屋、太陽の神殿、太陽門、日時計、王宮、仕官の住居、競技場、水道、などが残されています。急斜面の傾斜に作られた都市遺跡なので、観光はアップダウンの繰り返しですが、子供にはそれが探検気分を盛り上げる大きな効果となっています。ただし転倒による怪我などには十分注意して下さい。

これだけ機能の充実した大規模な都市になぜ突然誰も住まなくなったのか、大きな謎です。しかしそれもまた事前に親子で調べ謎の解明をしながら実際に現地を歩くとより「旅育」効果を高めてくれるでしょう。

マチュピチュ子連れ観光の見所

世界遺産マチュピチュ

インカ道

インカ帝国の首都だったクスコから帝国の隅々まではりめぐらされた道。インカ道を歩いてマチュピチュへ向かうツアーは大人気です。

インカ道は専門のガイド同行でないと入れない上、外国人観光客の入場が制限されているため、もし参加するなら相当早い時期に申し込まないと定員オーバーになります。ツアーはマチュピチュまでの歩く距離によってカテゴリー分けされており、最短で半日、長いものでは1週間程度になります。宿泊が伴うツアーではテントを張ってキャンプをしながらインカ道を歩いてマチュピチュへ向かいます。気温が高く晴天率も高い、年末年始に参加するのがいいでしょう。おすすめです!

ワイナピチュ

上の写真にあるマチュピチュの背後にそびえる尖った山。このワイナピチュにも登ることができます。1日200人の入場制限がありますが、ロープやハーネスなど特殊な登山用器材は必要なく、歩いて登ることができます。

山頂付近にはマチュピチュと同じような遺跡や畑があり、山の裏側には月の神殿があります。頂上のからの眺めは生涯忘れられないくらい感動的です。

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太陽門

インカ道からマチュピチュへの入り口にある門。ここからのマチュピチュの景色も感動的です。

マチュピチュ

行き方

クスコからマチュピチュ村まで電車でおよそ3時間。マチュピチュ村から遺跡の入り口までバスでおよそ40分。インカ道を歩いて行くツアー(1日〜2泊3日)もあります。

クスコへは首都のリマから飛行機で行くのが一般的です。またナスカから長距離バスの便もあります。

リマへは、日本からアトランタやヒューストンなど北米の都市を経由します。

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子連れにおすすめの世界遺産

  1. 第1位~ンゴロンゴロ・タンザニア
  2. 第2位~エルサレム・イスラエル
  3. 第3位~ドロミテ・イタリア
  4. 第4位~マチュピチュ・ペルー
  5. 第5位~イースター島・チリ共和国
  6. 第6位~ナスカの地上絵・ペルー
  7. 第7位~ガラパゴス・エクアドル
  8. 第8位~ギザのピラミッド・エジプト
  9. 第9位~ウルル・オーストラリア
  10. 第10位~アレッチ氷河・スイス
  11. 第11位~セーヌ河岸/フランス
  12. 第12位~メテオラ・ギリシャ

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