プララン島のディナ~クレオール料理のレストラン「ラグーリュ」

2019年1月19日

ラグーリュの外見。屋外席が広い店内の様子

レストランラグリュー

レストランの入り口の看板 / ラグーリュの外見。屋外席が広い / まだこの時間お客はいなくてひっそりとした店内

ボナプレミジ!マリンスポーツ歴40年のイルカパパです☆今回は「インド洋の真珠」「地上最後の楽園」と讃えられるセイシェル共和国に2人の子供(小3、年長)を連れ家族4人で旅行をしてきました。

アンスラジオで美しい海を楽しんだあと、プララン島の北海岸沿いにホテルへ戻ります。途中、雰囲気の良いレストランを発見。私も子供たちもお腹ペコペコなので、クレール料理の夕食を食べることにしました。

クレオール料理のレストラン

「も~お腹ぺこぺこだよー」

アンスラジオから北海岸をホテルにむかって走る帰り道、後部座席でこどもたちが騒ぎはじめた。

こどもたちは空腹になるといつも大ゲンカをして収拾がつかなくなる。すでにその危険水域に近づきつつあるようだ。

ちょうどその時、海とは反対側の森の中に、黄昏の光に包まれるレストランがあらわれた。質素なつくりだが、一生懸命やってます、というオーナーの誠意が伝わってきそうな感じのお店だ。

「他に食事できるところなさそうだし、ちょっとのぞいてみようか?」

ビーチ沿いの空き地に車を止め、店内に入ってみると誰もいない。

ラグーリュのクレール料理

フィッシュ&チップス / ハンバーグ / ドリンク

天井のシーリングファンが静かに回っている。

その回転にあわせ、夕暮れ前の太陽光線でできる影が、ゆらゆらと店内を浮遊し、まるで海の中にいるような感覚になる。その時、木製の大きなカウンターの向こうで女の人が顔をあげた。カウンターの下にしゃがみこんで何か作業をしていたようだ。

まだ夕食には早いこんな時間に、セイシェルでは見なれない東洋人のそれも子連れの家族が入ってきたから、かすかに驚いたような表情を見せたが、すぐ穏やかな笑顔になり

「どうぞお好きな席へ」と言った。

「もう、食事できますか?」

「ええ、メニューにあるものなら何でもオーダーできますよ」

ああ~よかった。ヨーロッパ人主体のリゾートでは夕食の時間が遅くて空腹のあまり餓死しそうになることがある。

ヨーロッパではないけどタヒチでも夕食のレストランがお店を開くのは午後7時からというところが多かった。スペインのコスタデルソルなんて、10時くらいからのスタート。今の時刻はまだ夕方の5時すぎだが、こんな時間から食事がいただけるのはありがたい。

一応メニューも見せてもらったが、シーフードからステーキ、ハンバーガー、パスタ、サンドイッチまで、こどもが食べれそうなものも一通りある。

ここは地元のクレオール料理のお店件カフェらしい。値段もお手ごろなので、今夜の夕食はこのお店でいただくことにしよう。

メニューはフランス語と英語の表示。フィッシュアンドチップスやハンバーガー、シーフードシチュー(一応クレオール料理)、それにデザートにアイスクリームを食べて、料金は57ドルだった。支払いはドル、ユーロ、クレジットカードが使用可。

場所はアンスボルベールの西より。日よけ屋根のついた屋外のテーブルで、夕暮れ前の海を渡る風が心地よく吹き抜ける、上品なレストランだった。

風が気持ちいい日よけ屋根付きの屋外席

風が気持ちいい日よけ屋根付きの屋外席 / 料理はまだかな〜/ クレール料理がのっているメニュー

レンタカーの返却

レンタカーは明日の朝10時までに返却、という条件で借りているのだが、明日は朝から島巡りのクルージング&スノーケルツアーに出発する予定になっている。だから今日中にガソリンを満タンにして返却しないといけない。

たしか午前中為替の両替えをした銀行の先に、ガソリンスタンドがあったはず。食事が終わったらとりあえずそっちの方へ行ってみよう。

銀行がある三叉路は、島の東側、サンタン湾に面しており、南北を半島に囲まれた湾の出口の海の先には、ラディーグ島がぼんやり見えている。三叉路を山側に入るとヴァレドメ渓谷、ガソリンスタンドは、三叉路をそのまままっすぐ直進した波止場の手前にあった。

プララン島のガソリンスタンドは、予想に反してとてもきれい。日本にあるガソリンスタンドと変わらないくらいの設備だ。それにセルフではなく、お店の人が給油してくれる、というのも意外だ。

島を半周した程度だったからたいしてガソリンは減っていない。すぐ満タンになり、再び車を走らせてホテルへむかった。

  • ガソリンスタンドの支払いはセイシェルルピーのほか、ユーロ、ドルの現金、クレジットカードが使用できる。
  • レンタカーの返却はホテルの駐車場に戻すだけでOK。キーはフロントに返す。

ラーグリュの地図